基山→十坊山 脊振山系全縦走

2015.10.10(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
35 時間 13
休憩時間
8 時間 27
距離
71.1 km
のぼり / くだり
5461 / 5504 m
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活動詳細

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脊振山系全縦走2days 無謀と知りつつも今回の3連休の前半に挑戦してみました。 旅のスタートは東の原田駅。基山から攻め最終の十坊山を目指すルート。 本縦走敢行の前に未踏だった下記ルートを数回に分けて確認しました。 ・長野峠~羽金山~女岳 ・脊振山~蛤岳~九千部山~基山(3回分割) 後半の水場不足問題は前日三瀬峠に2日目の飲料&食事をデポします。 そこまでは当日朝に購入した品、道中の水場、脊振山頂自販機でなんとかなると思います。 事前確認はおそらく大丈夫。出発します。 【1日目】 6:45頃 原田駅到着。天候は晴れ。気持ちいい登山ができそうです。九州自動車道下のトンネルをくぐり正面に養鶏場に続く登山道らしき道があります。しかしそのルートは蜘蛛の巣地獄&草が頭上くらいまでお生い茂ってるため右折したトコの登山口から登り始めます。 7:54 基山頂到着。道中は水場があり、比較的緩やかな山道。山頂で一等三角点をゲットし、幻想的な光景見ることができました。しばらく堪能したかったですが次なる九千部山へ向かいます。ここからしばらく林道歩きです。 9:47 九千部山の手前にある権現山到着するも見晴らし無し。急な階段を下り大峠経由で九千部山へ向かいます。 10:50 九千部山到着。相変わらず展望が素晴らしいです。そこから見える脊振山までは15kmと遥か遠くに感じますが気合を入れて次なる目的地蛤岳へ進みます。 14:14 石谷山、七曲峠、坂本峠を経て蛤岳到着。山頂直下の急登に苦労しました。山頂の大岩からの展望は木で隠れて見えませんでした。 15:46 脊振山到着。手前のあと1kmの標識からが途方も長く感じました。遠く基山から小さく見えたメロンパンにようやくたどり着けた時は感動でした。しばし余韻に浸りたかったですが強風でとてつもなく寒かったのでジュースを2,3口飲み次なる目的地金山へ出発します。ここから先の自然歩道は草が刈り取られ非常に歩きやすいです。 17:13 鬼ケ鼻岩到着。展望も良い大岩で明るいうちに早めの夕食をとります。金山に到着するときは真っ暗でしょう。 18:50 金山到着。18:00過ぎより山道は暗くなりヘッデンを使用し道を見失わないよう注意して進みました。山頂で本日2つめの一等三角点をゲット。まだ歩けそうなので三瀬峠にデポした食材を回収に向かいます。 20:11 三瀬峠到着。無事デポした物を回収しますが、ポカリ1.5L&500m,茶1L&500m,野菜ジュース900m&菓子パン3つ。多すぎてザックに入りません(汗)。デカブツをザックに押し込み500m以下の小物類をレジ袋に入れザックの腰ベルトにカラビナで固定します。本日の最終目的地を井原山に決め進みます。 21:58 井原山到着。風が強く気温も8℃のためすぐにツェルトを組立て翌日山頂からのご来光を期待し速やかに就寝します。が風が強くシートを叩く音でなかなか眠れません。そんなこんなで一日目が終わります。 【2日目】 1:00頃 相変わらずテントを叩く風の音に眠れずにいると、急な大雨となりました。身の危険を感じ荷物をまとめ雷山避難小屋へ移動します。道中縦走路は胸辺りまで伸びた濡れ熊笹を全身に浴びレインウェア装着もびしょ濡れです。2日目の山行に支障が出そうで心配です。 2:39 雷山到着。避難小屋へ向け山頂から南へ下りますが雨でぬかるんだ坂で2,3度滑って尻餅をついてしまいます。 3:08 避難小屋到着。3連休初日なので縦走を計画され避難小屋で休んでる人いるのではとそ~っと扉を開けましたが誰もいませんでした。中は照明は無いものの雨風をしのげそれは快適。濡れた服を着替えすぐに就寝します。 6:30 起床。寝不足ですが出発に向けて食事、荷物の整理をします。 7:30 羽金山へ向け出発。雷山直下のNTT施設からの急な下り坂は先ほどの雨の影響で滑りやすく慎重に進みます。 10:08 羽金山到着。長野峠からはアップダウンの連続で山頂が近くに見える辺りで一気に登山口付近の標高まで戻されるという鬼畜な仕様。しかもそこからは急登です。山頂では職員の方に写真を撮って頂き、土日祝日は基本工事はしないとの情報を頂きます。荒川峠経由で女岳に向かいますが、道中アップダウンで右足が悲鳴をあげます。伸ばしたり縮めたりすると激痛が走るため、この先ゆっくりと右足に気を配りながら歩くことに専念します。 13:21 女岳到着。こちらも羽金山と同様に峠(荒川峠)からは長いアップダウンの連続です。山頂で20分の食事休憩をとりますが足の痛みはさらに酷くなってました。歩いてる間の緊張or麻痺状態が解けたのか、体が冷えたせいなのか不明ですが、ここから先は休憩は最小限にして乗り切ります。 14:58 浮嶽到着。登山口→山頂は急登ですが女岳に比べて下りが無いためゆっくり登れば問題なしでした。しかし山頂→白木峠へ長く続く下りは右膝の激痛と戦いで意識が飛びそうです。 16:42 最終の頂である十坊山に無事到着です。山頂からの絶景に疲労も少し和らぎます。しかし果てしなく長い道のりでした。 【振り返って】 今回は夜の雨を除き天候にも恵まれ何とか縦走達成できましたが。1泊2日の設定は無謀でした。 自分の力量では夜も歩かねば達成できない工程量で、2泊3日で安全に登るのが正解だったと反省です。後半は死ぬほどしんどかったし。 しかし今回の山行。シロウトなりに真剣に考えて計画・準備し実践したわけで今までに無い達成感・楽しさを味わうことができました。これまで登ってきた山も事前に調べたり計画し新たな発見ができるよう山行を楽しみたいです。

脊振山・金山 JR原田駅スタート
JR原田駅スタート
脊振山・金山 基山スタート地点付近のありがたい水場
基山スタート地点付近のありがたい水場
脊振山・金山 最初の頂&一等三角点(次の一等は金山)
最初の頂&一等三角点(次の一等は金山)
脊振山・金山 幻想的な光景。久留米方面
幻想的な光景。久留米方面
脊振山・金山 宝満山方面
宝満山方面
脊振山・金山 一番奥の脊振山。まずはその手前の九千部山を目指す
一番奥の脊振山。まずはその手前の九千部山を目指す
脊振山・金山 基山~柿ノ原峠は林道。これでも九州自然歩道
基山~柿ノ原峠は林道。これでも九州自然歩道
脊振山・金山 林道から民家を抜け石畳のような道を歩く
林道から民家を抜け石畳のような道を歩く
脊振山・金山 更生施設左の登山口から権現山・九千部山を目指す
更生施設左の登山口から権現山・九千部山を目指す
脊振山・金山 寄ってみたものの眺望なし
寄ってみたものの眺望なし
脊振山・金山 九千部山直下の水場。飲料としては微妙
九千部山直下の水場。飲料としては微妙
脊振山・金山 水場付近で見つけた九州自然歩道マーク。この山系で唯一発見
水場付近で見つけた九州自然歩道マーク。この山系で唯一発見
脊振山・金山 360度景色を見渡せる九千部山
360度景色を見渡せる九千部山
脊振山・金山 九千部展望台から基山を振り返る
九千部展望台から基山を振り返る
脊振山・金山 そして目指す脊振山ドーム
そして目指す脊振山ドーム
脊振山・金山 九千部~石谷山は傾斜も緩やかで気持ちいいコース
九千部~石谷山は傾斜も緩やかで気持ちいいコース
脊振山・金山 眺望なしですがテーブル&ベンチが2組有り
眺望なしですがテーブル&ベンチが2組有り
脊振山・金山 可愛い木
可愛い木
脊振山・金山 遊んでみた
遊んでみた
脊振山・金山 蛤(はまぐり)岳
蛤(はまぐり)岳
脊振山・金山 脊振山にも紅葉が
脊振山にも紅葉が
脊振山・金山 出発して9時間。ようやくメロンパンに会えた
出発して9時間。ようやくメロンパンに会えた
脊振山・金山 次なる目的地。目指す金山方面
次なる目的地。目指す金山方面
脊振山・金山 唐人舞(911m)
唐人舞(911m)
脊振山・金山 脊振山~金山は展望が開けた箇所があり登山道もきれいに草刈されてる
脊振山~金山は展望が開けた箇所があり登山道もきれいに草刈されてる
脊振山・金山 見晴らしがいい鬼ケ鼻岩
見晴らしがいい鬼ケ鼻岩
脊振山・金山 そこからの展望
そこからの展望
脊振山・金山 道中のさりげない頂。これもちゃんとした山。以下随所に挙げます
道中のさりげない頂。これもちゃんとした山。以下随所に挙げます
脊振山・金山 18時を過ぎると山道は真っ暗
18時を過ぎると山道は真っ暗
脊振山・金山 金山(967m)そして本日2つ目の一等三角点
金山(967m)そして本日2つ目の一等三角点
脊振山・金山 金山方面からの福岡
金山方面からの福岡
脊振山・金山 その②
その②
脊振山・金山 その③
その③
脊振山・金山 三瀬峠に到着。デポした品を無事回収
三瀬峠に到着。デポした品を無事回収
脊振山・金山 三瀬峠~新村分岐は初でしたので分割縦走をここで達成
三瀬峠~新村分岐は初でしたので分割縦走をここで達成
脊振山・金山 山頂到着。気温8℃、超強風
山頂到着。気温8℃、超強風
脊振山・金山 風をモロに受け寝れません
風をモロに受け寝れません
脊振山・金山 1:00雨が強く降り出したので避難小屋へ移動
1:00雨が強く降り出したので避難小屋へ移動
脊振山・金山 肩くらいまで伸びた笹をかき分けて進む
肩くらいまで伸びた笹をかき分けて進む
脊振山・金山 こんな時間に到着するとは思ってなかった
こんな時間に到着するとは思ってなかった
脊振山・金山 あと少し
あと少し
脊振山・金山 避難小屋に到着。隣にもう一部屋あり結構広い
避難小屋に到着。隣にもう一部屋あり結構広い
脊振山・金山 お世話になりました
お世話になりました
脊振山・金山 おはようマイホームタウン
おはようマイホームタウン
脊振山・金山 長野峠より。天気が回復してくれてよかった
長野峠より。天気が回復してくれてよかった
脊振山・金山 気になる
気になる
脊振山・金山 羽金山直下の登り。ホントしんどい
羽金山直下の登り。ホントしんどい
脊振山・金山 200mの鉄塔。ここはいつも風が強い
200mの鉄塔。ここはいつも風が強い
脊振山・金山 羽金山から見る雷山、井原山方面
羽金山から見る雷山、井原山方面
脊振山・金山 これから目指す左から女岳、浮岳、十坊山。手前のは河童山
これから目指す左から女岳、浮岳、十坊山。手前のは河童山
脊振山・金山 その河童山から羽金山を見る
その河童山から羽金山を見る
脊振山・金山 その④
その④
脊振山・金山 福岡想山会に感謝
福岡想山会に感謝
脊振山・金山 きれいに植樹?された素敵な光景
きれいに植樹?された素敵な光景
脊振山・金山 荒川峠に到着。脊振で開いてたヤマップを終了し、二丈で開いてスタート
荒川峠に到着。脊振で開いてたヤマップを終了し、二丈で開いてスタート
脊振山・金山 躍動感伝わりますか
躍動感伝わりますか
脊振山・金山 道中長いアップダウンの連続を経て到着。あと2座
道中長いアップダウンの連続を経て到着。あと2座
脊振山・金山 浮嶽を目指す
浮嶽を目指す
脊振山・金山 ちゃんとここを通りました
ちゃんとここを通りました
脊振山・金山 カメのようにゆっくり歩き無事十坊山まで到達できるよう祈願
カメのようにゆっくり歩き無事十坊山まで到達できるよう祈願
脊振山・金山 あと一つ
あと一つ
脊振山・金山 最後の登り
最後の登り
脊振山・金山 脊振山系最西端の山にようやく到達♬
脊振山系最西端の山にようやく到達♬
脊振山・金山 右から浮嶽、女岳
右から浮嶽、女岳
脊振山・金山 無事下山しゴール
無事下山しゴール

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