活動データ
タイム
04:54
距離
8.2km
のぼり
640m
くだり
633m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る昨年11月、悪天候で諦めた美ヶ原。ヤマップの投稿もあったしサクッと行くつもりが、アクセス道路が三箇所とも「冬季閉鎖」という(≧∇≦)市の観光課やモンベル松本店で情報とりましたが松本からだと「三城牧場」から登るしかないとのこと(*´Д`*) で、深田久弥の時代に気持ちを寄せて歩くことにしました。翌朝早く登山口へ。雪も消え気軽に行ける場所とはいえ、会津の磐梯山より高い標高、空気は凛として冷たく霜柱、山肌に朝陽が差し稜線がキラキラしてます 反時計回りで「百曲がり」コースへ。きれいな沢、歩きやすい登山道、ぐんぐんと広がるアルプスの展望、、楽しい登りでした ジグザグの登山道なので、高度を稼ぎつつも息が上がるというほどではなく、最後の急登を登りきって草原(牧場)にポーンと飛び出す楽しさと言ったら!「歩いて登ってぜひその感じを味わってください」とヤマップの方が言ってましたがその通りでした(^。^) 「のぼりついてふいにひらけた眼前の風景にしばらくは世界の天井が抜けたかと思う。 やがて一歩踏みこんで岩にまたがりながら、 この高さにおけるこの広がりの把握になおもくるしむ。 無制限な、おおどかな、荒っぽくて、新鮮な、この風景の情緒はただ身にしみるように本原的で、尋常の尺度にはまるで桁が外れている」 尾崎喜八「美ヶ原溶岩台地」より 深田久弥も引用したこの一章が「美しの塔」の基部に刻まれていた。シーズン中はたくさんの人で賑わうというこの大草原に、今日は私たち3人だけ。 人っ子一人、牛っこ一頭いない茫洋たる草原の中で、小さな「点」である自分を確かめて歩きます。そして真っ白なアルプスの山並みに圧倒される。車で行かなくてよかった、ほんとですよ、負け惜しみじゃないですから(笑)
メンバー
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