活動データ
タイム
10:34
距離
20.1km
のぼり
1795m
くだり
1796m
活動詳細
すべて見る残雪期に登りたかった山シリーズ其の二。白神山地の最高峰は向白神岳(1250m、三角点は1243m)ですが、白神岳からの稜線は藪で覆われているため、雪のある時期でなければ事実上到達不可能です。 土曜日は風が強そうだったので、お休みが取れた金曜日1日での日帰りピストン。日差しはありましたが、霞んでいて岩木山はずっと朧気でした。 この日は気温が高く、頂上近辺でも雪は緩んでいるような状況でした。 途中で会ったおじさん曰く、向白神は天気の安定する3月下旬がベストなようです。 ◆登山口〜白神岳 最終水場まで雪は無し。その後すぐの沢は雪。ヤマップの地図は最終水場の位置(地図より奥)も蟶山へ切り返して登り始めの場所(地図より手前)もズレているので注意。最終水場から切り返しまですぐです。行きは沢でハマるのを避けて尾根沿いを進んでいたらそのまま見落として冬道ルートを進んでしまいました。やや藪漕ぎあり。 帰りに蟶山まで行って下りましたが、こちらは夏道が概ね見えている状況でした。 蟶山から白神岳への稜線はほぼ雪道メイン。気持ち良く歩けそうです。 ◆白神岳〜向白神岳 玄関岳(P1135)が始めの難所。南側が切れ落ちているのと、東斜面もそれなりの急傾斜を登降するので注意。北斜面は一部崩壊が進みつつあります。東斜面にも帰りは気持ちの悪い亀裂がありました。 藪漕ぎは向白神(最高峰、三角点)ピーク手前と道中の稜線の3ヵ所、あと灌木の枝がうるさいところが数ヵ所。まだ全然許容できるレベルでした。今後も気温高い日が予想されていますし、登っている間にも雪もどんどん融けていたので藪漕ぎ箇所は急速に増えるかと思います。雪庇も崩壊が進んでいるので注意。 帰りは下りの藪漕ぎになるので、幾分楽になりますが、体力的に玄関岳登り返しがハードでした。 ※登りのコースタイムはやや速めです。ご注意下さい。頂上小屋で一泊して白神山地を堪能するのが、ベストプランだと思います。
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