【白神・向白神】白神山地最高峰へ

2018.04.20(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 34
休憩時間
1 時間 27
距離
20.1 km
のぼり / くだり
1795 / 1796 m
2 15
1 44
4
5
1 53
53
1 33

活動詳細

すべて見る

残雪期に登りたかった山シリーズ其の二。白神山地の最高峰は向白神岳(1250m、三角点は1243m)ですが、白神岳からの稜線は藪で覆われているため、雪のある時期でなければ事実上到達不可能です。 土曜日は風が強そうだったので、お休みが取れた金曜日1日での日帰りピストン。日差しはありましたが、霞んでいて岩木山はずっと朧気でした。 この日は気温が高く、頂上近辺でも雪は緩んでいるような状況でした。 途中で会ったおじさん曰く、向白神は天気の安定する3月下旬がベストなようです。 ◆登山口〜白神岳 最終水場まで雪は無し。その後すぐの沢は雪。ヤマップの地図は最終水場の位置(地図より奥)も蟶山へ切り返して登り始めの場所(地図より手前)もズレているので注意。最終水場から切り返しまですぐです。行きは沢でハマるのを避けて尾根沿いを進んでいたらそのまま見落として冬道ルートを進んでしまいました。やや藪漕ぎあり。 帰りに蟶山まで行って下りましたが、こちらは夏道が概ね見えている状況でした。 蟶山から白神岳への稜線はほぼ雪道メイン。気持ち良く歩けそうです。 ◆白神岳〜向白神岳 玄関岳(P1135)が始めの難所。南側が切れ落ちているのと、東斜面もそれなりの急傾斜を登降するので注意。北斜面は一部崩壊が進みつつあります。東斜面にも帰りは気持ちの悪い亀裂がありました。 藪漕ぎは向白神(最高峰、三角点)ピーク手前と道中の稜線の3ヵ所、あと灌木の枝がうるさいところが数ヵ所。まだ全然許容できるレベルでした。今後も気温高い日が予想されていますし、登っている間にも雪もどんどん融けていたので藪漕ぎ箇所は急速に増えるかと思います。雪庇も崩壊が進んでいるので注意。 帰りは下りの藪漕ぎになるので、幾分楽になりますが、体力的に玄関岳登り返しがハードでした。 ※登りのコースタイムはやや速めです。ご注意下さい。頂上小屋で一泊して白神山地を堪能するのが、ベストプランだと思います。

白神岳・蟶山・大峰岳 登山口で入山届を書いてからスタート。
早朝でも暖かかったです。
登山口で入山届を書いてからスタート。 早朝でも暖かかったです。
白神岳・蟶山・大峰岳 二股分岐。二股コースは依然として封鎖中です。
二股分岐。二股コースは依然として封鎖中です。
白神岳・蟶山・大峰岳 白神の朝。
前日小屋で1泊した方が居るようで、その方の足跡を辿る。
白神の朝。 前日小屋で1泊した方が居るようで、その方の足跡を辿る。
白神岳・蟶山・大峰岳 それぞれの足跡を朝日が照らす。
それぞれの足跡を朝日が照らす。
白神岳・蟶山・大峰岳 トイレと小屋。
小屋は半分くらい埋まってますが、一階から入ります。
トイレと小屋。 小屋は半分くらい埋まってますが、一階から入ります。
白神岳・蟶山・大峰岳 白神岳頂上。
午後は雪が融けて、ベンチがはっきり現れてました。
白神岳頂上。 午後は雪が融けて、ベンチがはっきり現れてました。
白神岳・蟶山・大峰岳 目指す稜線、向白神。
丁度玄関岳のあたりから雲が笹内の谷に入っていこうとしてます。
目指す稜線、向白神。 丁度玄関岳のあたりから雲が笹内の谷に入っていこうとしてます。
白神岳・蟶山・大峰岳 さあ、向白神目指して出発。ここからが本番。
幸いトレースがしっかり付いている。
さあ、向白神目指して出発。ここからが本番。 幸いトレースがしっかり付いている。
白神岳・蟶山・大峰岳 寄りすぎて落ちないように気をつけて…。
寄りすぎて落ちないように気をつけて…。
白神岳・蟶山・大峰岳 玄関岳を越えて一安心。
玄関岳を越えて一安心。
白神岳・蟶山・大峰岳 右の雪庇がズレていて何だか怖いので、下りのときは藪の中へ逃げました。
右の雪庇がズレていて何だか怖いので、下りのときは藪の中へ逃げました。
白神岳・蟶山・大峰岳 枝が非常にうるさい尾根。左は岩が切り立っている。(帰りに撮影)
枝が非常にうるさい尾根。左は岩が切り立っている。(帰りに撮影)
白神岳・蟶山・大峰岳 1250ピーク(向白神最高峰)から三角点(奥)の方面。山頂手前藪漕ぎが必要なことがここからでもわかる。
(帰りに撮影)
1250ピーク(向白神最高峰)から三角点(奥)の方面。山頂手前藪漕ぎが必要なことがここからでもわかる。 (帰りに撮影)
白神岳・蟶山・大峰岳 向白神到着。
暗いけど岩木山。霞掛かってうっすら…。
画面を擦ると見えます。


…嘘です。
向白神到着。 暗いけど岩木山。霞掛かってうっすら…。 画面を擦ると見えます。 …嘘です。
白神岳・蟶山・大峰岳 歩いてきた稜線。
白神岳はP1250に隠されて微妙に見えない。
(時折トイレの屋根は見えました)
歩いてきた稜線。 白神岳はP1250に隠されて微妙に見えない。 (時折トイレの屋根は見えました)
白神岳・蟶山・大峰岳 向白神山頂。三角点は雪の下なのか探してもよく分からなかった。

予定より早く着いたので飯食べたりとゆっくりしました。
向白神山頂。三角点は雪の下なのか探してもよく分からなかった。 予定より早く着いたので飯食べたりとゆっくりしました。
白神岳・蟶山・大峰岳 向白神(1243)手前の藪を歩いてきた稜線振り返りながら。最高峰(P1250)は手前から2つ目のピーク。
向白神(1243)手前の藪を歩いてきた稜線振り返りながら。最高峰(P1250)は手前から2つ目のピーク。
白神岳・蟶山・大峰岳 春待つブナ林。
春待つブナ林。
白神岳・蟶山・大峰岳 山頂小屋(トイレ?)ははっきり見える。
山頂小屋(トイレ?)ははっきり見える。
白神岳・蟶山・大峰岳 最高峰(P1250)の直下の藪。
枝主体で漕ぎにくい。
最高峰(P1250)の直下の藪。 枝主体で漕ぎにくい。
白神岳・蟶山・大峰岳 いやぁ、大きくて深い。
いやぁ、大きくて深い。
白神岳・蟶山・大峰岳 時間に余裕があるのでゆっくりと帰る。
時間に余裕があるのでゆっくりと帰る。
白神岳・蟶山・大峰岳 玄関岳を東側から。
トレースは東側斜面稜線に沿っていますが、気持ちの悪い小さなクラックのも見られたりして、状況は変化しそうです。
玄関岳を東側から。 トレースは東側斜面稜線に沿っていますが、気持ちの悪い小さなクラックのも見られたりして、状況は変化しそうです。
白神岳・蟶山・大峰岳 白神の谷。深い。
白神の谷。深い。
白神岳・蟶山・大峰岳 ようやく白神岳付近まで戻ってくる。
振り返る。
白神岳山頂で軽く休憩して下山。

途中地元のおじいさんと遭遇。小屋が綺麗だったら1泊するとこのこと。ピンクテープを付けながら上がってきたのか、枝に真新しいピンクテープがたなびいていた。ありがたや。
ようやく白神岳付近まで戻ってくる。 振り返る。 白神岳山頂で軽く休憩して下山。 途中地元のおじいさんと遭遇。小屋が綺麗だったら1泊するとこのこと。ピンクテープを付けながら上がってきたのか、枝に真新しいピンクテープがたなびいていた。ありがたや。
白神岳・蟶山・大峰岳 最後の水場にて重量感ある杓。

この日は暑いくらいだったので水が美味しい。
最後の水場にて重量感ある杓。 この日は暑いくらいだったので水が美味しい。
白神岳・蟶山・大峰岳 登りのときには閉じていたカタクリが開いていた。光に輝いて見えた。
登りのときには閉じていたカタクリが開いていた。光に輝いて見えた。
白神岳・蟶山・大峰岳 登山道はカタクリロードに。労われているように感じたのはエゴだけど、山にも春が来たようで純粋に嬉しい。

ここから時間にも余裕があったので撮影会。
下りで写真撮るからいつも下りの方が時間かかる。
登山道はカタクリロードに。労われているように感じたのはエゴだけど、山にも春が来たようで純粋に嬉しい。 ここから時間にも余裕があったので撮影会。 下りで写真撮るからいつも下りの方が時間かかる。
白神岳・蟶山・大峰岳 なんてことない松ぼっくり撮ってみたり。
なんてことない松ぼっくり撮ってみたり。
白神岳・蟶山・大峰岳 イワウチワも咲いてた。
登りでは気付かなかったのは心の余裕なのかな。
イワウチワも咲いてた。 登りでは気付かなかったのは心の余裕なのかな。
白神岳・蟶山・大峰岳 ヒバ。青森の山らしい樹木。
ヒバ。青森の山らしい樹木。
白神岳・蟶山・大峰岳 下山。おつかれさまでした。

道の駅ハタハタ館で入浴。500円。
シャンプー等備付あり、露天・サウナあり。日本海を眺められます。

もっと早く下山できたら深浦の不老不死温泉もオススメです。
下山。おつかれさまでした。 道の駅ハタハタ館で入浴。500円。 シャンプー等備付あり、露天・サウナあり。日本海を眺められます。 もっと早く下山できたら深浦の不老不死温泉もオススメです。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。