傾山→祖母山テン泊縦走

山にどっぷりと浸れるテン泊縦走に行きたくて準備を始め、仕事の休みを申請すると４月中ならＯＫとの嬉しい返事があり、流石にＧＷ前は休めないのでバタバタと準備して祖母傾テン泊縦走に行ってきました。 平尾台散策で１７ｋｇの重さを実感し、出来るだけ軽くしようと思ったのですがパッキングするとなんと２０ｋｇ超え。 お楽しみのビールとつまみを諦めても１９．６ｋｇ。 今の経験と装備ではこれ以上軽く出来ないので、１９．６ｋｇを担いで行くことに。 最期にアスファルトを歩きたくないので、健男社駐車場からスタートして傾山→祖母山の時計回りで。 三ツ尾は快適な尾根道ですが、延々と続く登りで早速汗だくに。 三ツ坊主、傾山ではザックの重さに振り回されないように十分注意して岩場に取り付くが、やっぱり重く一歩一歩慎重に進みました。 傾山は歩き応えがあり、九折越からみた山容の荘厳さといい、素晴らしい山でした。 九折越から尾平越までの縦走コースは危険な箇所も少なく歩きやすいルートでアケボノツツジが綺麗に咲いており、疲れも癒されます。 天気が良く気温も上昇したため木陰の少ない縦走ルートでは想定より水分消費が多く、途中で寄った水場も枯れていたので障子岳で携行した２Ｌを飲み干してしまいました。 九折越から祖母山までのルート上に水場は３箇所ありましたが、何処で補給出来るのか事前調査をしっかりとしておくべきでした。 祖母山から上畑までの障子岩コースは快適な縦走路あり、激下りあり、岩場ありで、上畑～大障子岩のピストンでも十分楽しめるルートと思いました。 ルート全般にピンク、赤、黄のテープがありましたが、ピンクが確実で赤は補間的な感じで信用できましたが、黄は一般ルート外にあり信用しないほうが良いでしょう。（黄テープで数回ミスコースしました） ただし、障子岩から上畑までのルートではピンクテープも一部変な場所にあり注意が必要でした。 祖母傾の縦走ルートはスケールの大きいお鉢周りのようで、これから歩く稜線、歩いてきた稜線が常に見えるので、現在地の把握、山座同定も容易でペース配分がし易く、素敵な山に包まれた貴重な３日間でした。 障子岳からみた九州脊梁の奥深さ、あそこから見える景色は一体どんな景色なんだろう・・・。 水分 　１日日　：　２Ｌ携行し　山行中１．８Ｌ消費 　　　　　　　テン泊で１．８Ｌ補給し消費 　２日日　：　２Ｌ携行し　山行中２Ｌ消費（水分不足） 　　　　　　　テン泊で３Ｌ補給し消費 　３日日　：　２．５Ｌ携行し　山行中２Ｌ消費