薬師・雲ノ平・黒部五郎岳 2日目

2015.09.14(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 53
休憩時間
3 時間 42
距離
12.5 km
のぼり / くだり
922 / 700 m
2 1
1 25
37
13
11
15

活動詳細

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折立~太郎平小屋~薬師岳~太郎平小屋(泊)~薬師沢出合~雲ノ平山荘(泊)~祖父岳~日本庭園~黒部源流~三俣山荘~鷲羽岳~三俣山荘~三俣蓮華岳~黒部五郎小舎(泊)~黒部五郎岳~北ノ俣岳~太郎平小屋~折立 9/14 2日目 5:10まだ薄暗い中、太郎平小屋を出発。薬師沢小屋まではほとんど下りです。木道歩きから始まります。…が、いきなりの難所です!! なんと今朝は、今季初めて霜がおりたのです。木道の上がすべる滑る…(>_<) もう、とにかく滑るんです!! しかも木道区間の長いこと長いこと… 慎重に歩を進めたため、ペースが全くあがりません。幸い、転倒することはありませんでしたが、スリップは何度もしてしまいました。気をつけていてもどうにもならないくらいだったんです。そういえば、太郎平小屋と薬師岳山荘に、木道での転倒事故が多いので注意を促す張り紙があったっけ。この時季の早朝の木道歩きは大変危険ですね。 7:13薬師沢小屋に到着です。緊張の連続でした(^^ゞ ここでトイレを借りたのですが、とってもきれいでした。 雲ノ平へのルートは、小屋の目の前にある吊橋を渡って行きます。この吊橋は、見た目はしっかりとした造りですし、歩きやすそうに見えました。しかし、実際に渡ってみると結構な恐怖感がありました。なぜなら、床板とハンガーロープまでの間が広くて、踏み外したら余裕で体がすり抜けて落っこちてしまいそうなことと、なにより床板が凍結していたんです…(>_<) 神経をすり減らして、吊橋とそれに続く下りの梯子をクリアすると樹林帯の急登となります。やっと緊張感から解放されました。急登でほっとしたのは初めてです(*´ω`*) この急登はそこそこ長かったです。進行方向が明るくなってくると急登は終わり、またもや木道です。ここからアラスカ庭園までは上り坂の木道となります。距離にしたらわずかなのですが、てっぺんを目前というところまで登ると、そのままツツーっと下まで滑る(^^ゞ まるでコントのような状態でした。 苦労をして、9:00ちょうどにアラスカ庭園に到着です。本日の天気は快晴です。真っ青な空と緑がまぶしかったです。昨日は雲の中だった薬師岳、明日アタックする(予定でした…)黒部五郎岳がきれいに見えます。ベンチがありましたので、景色を眺めつつ、下界で調達しておいた手巻きずしを頬張りました。と、そのとき、突然の轟音が!! なんと上空を航空自衛隊のF-2戦闘機が低空で薬師岳方面に旋回して行きました。あ、でもここからは低空に見えましたけど、標高2,464m地点なので低空ではないですね(^^ゞ 洋上迷彩色もはっきり確認できました。女のくせに何でわかるのかって!? 実は、航空祭に足繁く通っています(^^ゞ この後、小屋で同室となった後続の御婦人も航空祭に足繁く通っている方で、いたく感動なさったそうです。 この先の木道は日当たりが良いせいか、もう凍っておらず、ようやく普通に歩くことができました。奥日本庭園を通り、10:02雲ノ平山荘に到着です。着いて早々、隊長はラーメン、私は台湾風チキンライス(小)をいただきました。 天気は快晴、風はそよ風、ぽかぽか陽気、そしてここは雲上の楽園… すっかり雲ノ平に心を奪われてしまいました。本日は黒部五郎小舎まで行く予定でしたが、なんと1時間も(!)悩みに悩んだ挙句、ここに留まることに決めちゃいました…(^^ゞ アルプス庭園(祖母岳)へ行き、日光浴です。ここからの水晶岳の素晴らしいことといったらありません。裏銀座からの眺めよりこちらからの方が格段にいいと思います。 テント場にも行ってみました。雲ノ平山荘から祖父岳方面へ20分くらいです。水場はここにあります。水量は豊富で、超冷たかったです。 石狩鍋の夕食は17:00からでした。大きな鍋を囲み1テーブル12人ぐらいでいただきました。皆がおかわりしても十分足りる量があり、おいしかったです。食事の後、食堂にて、雲ノ平山荘にまつわるスライドショーが催されました。 本日の山行は、贅沢に時間を費やし、雲ノ平の魅力を満喫した一日でした。 (休憩5h10m)

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