雲仙普賢岳。黄色マントの男。

2015.10.14(水) 日帰り

活動データ

タイム

01:36

距離

2.8km

のぼり

596m

くだり

65m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 36
休憩時間
17
距離
2.8 km
のぼり / くだり
596 / 65 m
38
12
12
8

活動詳細

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会社帰りにふと見上げた夜空。 星がキレイ。 街中の星空が、こんなにキレイだったらお山の星空はどんだけ キレイなんだろう。気になったら止まらない。 帰るなりザックに荷物を詰め込んで、仮眠を取り2時半。 雲仙に出発です。 平日で紅葉の季節にはまだ早い池の原駐車場は、当然ながら 一台の車もとまっていません。 3時40分。真っ暗な登山道を歩き出します。 日の出は6時20分くらい。 今日の目的は山頂で星空をみることなので、日の出前の明るくなった頃に 山頂についても意味がない。少なくとも日の出1時間前には到着していたい。 さくさくと歩きます。 仁田峠から眺めると東の空に明けの明星。 素晴らしく明るく輝く金星の下には木星も見えます。 風もなく気温も低いとは感じず、汗をかかないようオーバーペースに ならないように歩きます。 5時10分。普賢岳山頂に到着。 満天の星空!来てよかった! しかしなんだこの風は!あっと言う間に体温を奪われます。 さっそく今夜の星空観測セットを組み立てます。 観測場所は山頂の三角点の反対側にある岩場の上にきめました。 眺めはいいけど風をもろに受ける場所です。そんな強風の中 エーライトのメイフライチェアとアライテントのビバークツェルトソロで 朝まで山頂で耐え抜きます。 このツエルトはペグと細引きで形こそテントのように張ることが出来ますが 中に入るためのジッパーもないソロ用の簡易シェルターです。 換気穴のところから頭をだしてすっぽり被って寒さをしのげます。 メイフライチェアは組み立て式のアウトドア用のイスです。 低い座面で空を眺めるのには最適です。 頭を引っ込めて、すっぽり入ると中に入れたザックと膝の間にはガスをつかって お湯を沸かすことが出来るくらいのスペースが出来ます。 寒さでガタガタと震えがでてきたのでガスを点火して暖をとります。 はー暖かい。 こんなペラペラで小さなツエルトでも使い方次第では立派に寒さをしのげます。 だんだんと明るくなる空。 だんだんと少なくなる星。 夜明けが近づいてきます。 そして夜明け。 平成新山からお日様が顔を出します。 日の出を見届けるとツエルトの中でカップラーメンを作り朝食をすませます。 この暖かい我が家から出たくなくなります。 が、いくら換気穴があるといっても、頭を突っ込んでガスを焚いていると 指先がピリピリとしてきました。 ちょっと酸素が足りないかな? いつまでも閉じこもってるわけには行きません。 さー帰り支度をして歩き出しますか(о´∀`о) まだ紅葉には少し早い雲仙。 次は紅葉登山だな。

動画

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