頂上の展望と名瀑・行縢の滝が見事だ！

山会のメンバー8名で、宮崎県延岡市にある、行縢山(むかばきやま)・大崩山(おおくえやま)・ 鉾岳の三山をフェリーとレンタカーを利用して、温泉付きの 4泊5日(船中2泊、宿2泊)の山旅を 堪能してきた。 【 行 程 】 ▶４月１９日(木)　一日目（快晴） 神戸港六甲アイランド　19時発大分行き「さんふらわぁ」船中泊２等寝台室プライベート ▶４月２０日(金)　二日目（快晴） 大分港　6時20分着　7時出発(港からレンタカー２台 フィット、ヴィッツに分乗) 行縢山(標高830ｍ)　歩行時間4.5時間６.5Km 9:10 行縢山登山口(標高175ｍ)→滝見橋→行縢の滝→12:15 行縢山・雄岳(昼食)→滝見橋→ 14：50 登山口 ＜宿泊先＞大崩の茶屋、祝子川温泉「美人の湯」入浴券付き さんふらふぁでは10名用の部屋を、我々だけで利用できてとてもリラックスできた。 乗船して、ラウンジで食事とお酒を酌み交わしながら大いに盛り上がった。 自分で言うのも何だけど、関西のメンバーが集まると必ずと言って良いくらいまるで、お笑い 演芸場の如き賑やかな展開になる事が多いように思う。これはもう避けようのない性なのか？ （もの静かな関西人の方ごめんなさいね)ともかくとても和やかな雰囲気の中で、快適な船旅 を楽しんだ。(船内には展望風呂がある) 行縢山は、全山に奇岩絶壁がそそり立ち、「日本の滝百選」に選定された名瀑(行縢の滝)があ る壮大な山。頂上は東岳(雌岳)、西岳(雄岳)と呼ばれる2つの岩峰からなっていて、その遠望が 行縢(むかばき・昔の武士が狩猟、騎乗などに際し、腰部から脚部にかけて着用したもの)の形 に似ていることに由来している。行縢の滝は、幅20m、落差76.7mという壮大な規模を誇って いて迫力がある。絶壁を静かにつたう布引の滝は実に壮観です。頂上は、展望も良く祖母山系 の山々、遠くに連なる九州山地、延岡の街とその先に見える海など素晴らしい景色を眺めなが ら昼食をとった。下山した後、翌日の大崩山登山口に向け祝子川沿いの道を車で1時間30分ほ ど走ったところにある、当日の宿大崩の茶屋に17:00過ぎに到着。すぐさま着替えなどを準備 して、600m先にある祝子川温泉「美人の湯」で汗を流し、ゆっくり湯に浸かり疲れを癒した。 宿は、広々としたしかも床暖完備の大広間(20人まで)で 8名がゆったりと寛いで過ごせ就寝で きた。母親と息子の二人で切り盛りしていて、食事やサービスも良く、翌日の大崩山のコース についてイラストマップに書き込みしながら貴重なアドバイスも貰った。満足度の高い良い宿 だった。快晴の天気にも恵まれて、幸先よい1日であった。 就寝前には、明日の大崩山登山に備えて、リーダー指導の下シュリングによるチェストハーネ スの組み方やカラビナスルーの練習・おさらいをしっかり演習して就寝となった。