活動データ
タイム
06:01
距離
13.7km
のぼり
1246m
くだり
1266m
活動詳細
すべて見る2015年10月17日(土) 会津駒ヶ岳 滝沢登山口から会津駒ケ岳山頂を経由し、中門岳までのピストンです。 【コースタイム】 滝沢登山口付近駐車場―駒ノ小屋(2時間23分)-山頂・中門岳分岐(12分)-会津駒ケ岳山頂(8分)―中門ノ池(中門岳) (30分)―木道終点(16分) 木道終点-山頂・駒ノ小屋巻道分岐(42分)―駒ノ小屋(9分)―滝沢登山口付近駐車場(1時間31分) 合計 5時間53分(休憩時間除く) 【危険箇所など】 高度感を感じるような箇所は全くなく、岩場、鎖場などは皆無です。 強いて言えば、コースの多くを占める木道が滑りやすい、ということくらいでしょうか。 【駐車場など】 国道から滝沢登山口までの道すがら、登山口に近い順から空いている路肩に停めていくスタイルです。登山口に一番近いところにある路肩が一番広いでしょうか。約20台くらい停められます。他の路肩のスペースも含めると、100台くらいは停められそうです。(24H 無料) 最も登山口に近いスペースは、午前3時に着いた時には4台程でしたが、5時30分頃、ちょうど夜が明ける頃に続々スペースが埋まり、ほぼ満車になりました。 3:00 滝沢登山口駐車スペースに到着。 そのまま夜明けまで仮眠です。 先週、焼岳であまりの寒さに眠れなかった反省を生かし、アウター2枚、銀マット、車の窓用カーテンを用意し、万全の体制で臨みました。 しかし、この日の天候は曇り。放射冷却による冷え込みはなく、今度は暑くて目覚めるはめに… いそいそとアウターを脱ぎ、インナー+フリースで快適に眠りにつきました。 5:45 駐車スペースを出発 登山口は、駐車スペースから5分ほど車道を登っていったところにあります。 20段ほどの階段がありますので、見ればすぐに分かります。 出だしは樹林帯の登りです。 のっけから結構な急登。むき出しの土や段差上になった木の根を延々と登っていきます。 個人的に足がフラットに置ける段差ならば登りでもあまり疲れないのですが、それができない土やアスファルトの斜面はどうにも苦手。 体もまだ温まっておらず、ちょっと苦しい出だしになりました。 息は切れ、汗もダラダラ。 しかし、普段は眺望もない樹林帯もこの時期は鮮やかな紅葉。 色とりどりに染まった葉をカンフル剤にして、気合で登っていきます。 登り続けて1時間ほど。コースは相変わらずの樹林帯ですが、傾斜は徐々に緩み始めます。このころにはすっかり体も温まり、ようやく乱れた息も整ってきました。 所々、傾斜がやや急な部分や、少し段差の大きい木の階段があり、まだまだ油断はできませんが、上に行けば行くほど楽になっていく感じです。 しばらく歩くと、やや開けた場所に木のベンチがあります。 ちょっと急な坂を2,3分ほど下ったところにパイプからちょろちょろと水が流れる水場があります。 このルート唯一の水場ですので、水を補給される方はここで。 ちなみに、ルート上にある駒ノ小屋でも飲料が購入できます。ペットボトル・アルコール450円、250mlのソフトドリンクは350円也。 この広場以降、辺りは針葉樹林に変わります。 木の高さも徐々に低くなり、森林限界が近いことを伺わせます。 さらに30分ほど、登り始めてから約2時間くらいで道が木道に変わります。 これ以降は、山頂、中門岳まで全て木道歩きです。 傾斜も大分緩くなり、土や木の根の道よりは大分歩きやすくなりますが、表面は滑りやすく、ところどころ朽ちてボロボロになっているところもあるので、足元には注意が必要です。 木道に出る頃には森林限界を超え、視界が開けます。 遠くの山々は元より、広大な湿原を木道が遥か遠くまで伸びている様は正に絶景。 体力的にも大分余裕が出てきている頃なので、景色を楽しむことに集中できます。 ただ、遮るものが何もないので、この季節、天気が良くても風が強い日は相当寒いです。寒さ対策は万全に。 木道をしばらく歩くと、山頂まで残り1.2kmの標識が。 正面には次に目指す駒ノ小屋も見えます。小屋までは約500mくらい。歩きやすい木道の上なのであっという間です。 木道右手に大きな池が見えたらそこが「駒ノ池」。ちょっと進んだところに駒ノ小屋があります。ここは、山頂と大津岐峠キリンテの分岐になっており、進行方向右手が山頂、小屋方向に直進すると大津岐峠キリンテに進みます。 ここは右折して山頂を目指します。 この分岐には木でできたベンチがあるので、目の前の湿原を臨みながら小休止するのもよいでしょう。 ここから山頂までは0.7km。中門岳までは2.9kmです。 中門岳まで進むならまだ距離は結構ありますが、木道歩きなので思ったほど時間はかかりません。山頂までは本当にあっという間です。 分岐から15分ほど進むと、山頂と、山頂を巻いて中門岳へ進むルートの分岐があります。 山頂からも中門岳へ進む道が伸びており、後で巻き道ルートと合流しますので、中門岳を目指す場合はどちらから進んでもよいです。 ただ、眺望は山頂から中門岳へ進むルートの方がよいと思いますので、行きは山頂経由、帰りは巻き道から戻る方が個人的にはオススメ。分岐から山頂までの道は段差が高い階段状の道になっており、木道の表面が湿っていてかなり滑りやすいので、あまり下りに使いたくない、というのも理由の一つですが。 私は先に山頂を目指しました。 分岐から木道の階段を登り、5分ほど進むと山頂に着きます。 山頂という感じはあまりなく、登山道の途中に看板がデン!と置かれているような感じ。四方が茂みに覆われていて眺望も全くありません。 一応、木のベンチが置かれていますので、小休止はできますが、非常に狭いので、4,5人もいれば満員です。 ここからは中門岳への道も伸びています。 大体の方は山頂の標識を写真に撮り、足早に中門岳へ向かっていきました。 山頂から中門岳方面に進むと、ものの数分で視界が開け、周囲の山と広大な湿原が広がる絶景が拝めます。この辺りの風景が私的には一番の絶景ポイントでした。 山頂から中門岳までは約2.2km。 細かなアップダウンはあるものの、木道歩きなので時間はそれほどかかりません。 ただ、階段状になっている箇所は、段差部分が手前に傾斜しており、足をフラットに置くことができず、地味に疲れます。 山頂から約30分ほどで大きな「中門ノ池」に着きます。 ここに「中門岳」の標識があります。標識にも書いてありますが、明確な山頂地点はなく、この中門ノ池周辺一帯を中門岳、と呼ぶらしいです。 木道はこの中門ノ池から時間にして約10分ほど先まで伸びており、木道の終着点にある湿原をぐるっと一周して戻ってきます。 帰りは山頂を巻いて駒ノ小屋へ進むルートを通りました。 距離はそれほど短縮されませんが、登り返しを回避できるので、楽に進めます。 ただ、分岐を示す看板が壊れて地面に転がっているので、見逃さないように注意です。最も、駒ノ小屋までの帰路はここ一箇所しか分岐がないので問題ないとは思いますが。 下りは登り返しもあまりなく、比較的楽な道のりです。 ただ、木道は滑りやすいので、下りは特に注意が必要です。表面が濡れていると結構神経を使いそうです。 中門岳から山頂を巻き、以降は行きにたどったルートをそのまま戻って下山。 中門岳からは約2時間30分くらいでした。 このルートは、序盤こそ急傾斜でややキツイものの、山頂に近づけば近づくほど傾斜が緩くなり、眺望も良くなっていきます。 大体の方は、山頂以降の眺望の良さや、歩きやすい道が続いているということもあり、山頂を越えて中門岳まで行かれるみたいです。 距離はそこそこありますが、木道歩きなので、距離ほどの時間もかかりませんし、体力も使いません。 高度感を感じるような箇所や岩場・鎖場なども皆無。初心者も安心のルートです。 この時期は前半の樹林帯では紅葉が映え、後半は広大な湿原や周囲の山々を臨めます。 最初から最後まで眺望を楽しむことができるのはこの時期ならではでしょうか。 とても贅沢な山行になりました。
活動の装備
- その他(Other)ダンロップ ユニエースライトDL930
- その他(Other)アコンカグア バロリーチェ60L
- その他(Other)DAITI オリジナルトレッキングポール
- ミズノ(MIZUNO)ミズノ ベルグテックEX・ストームセイバーVレインスーツ
- ミズノ(MIZUNO)ミズノ ブレスサーモ ウィンドストッパージャケット
- モンベル(mont-bell)サウスリム パンツ Men's
- モンベル(mont-bell)スーパーメリノウール M.W. ハイネックシャツ Men's
- ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)バッドランドキャップ
- その他(Other)TAROWORKS 3Dヒートロック
- モンベル(mont-bell)ウインドブラスト パンツ
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