活動データ
タイム
17:01
距離
30.4km
のぼり
2305m
くだり
2288m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【アクセス】 無料の市営第3駐車場は土曜日の朝6時過ぎでもガラガラでした。 【お天気】 1日目 快晴〜晴れ〜曇り〜小雨〜霰、雷〜曇り 2日目 快晴〜晴れ 【感想/記録】 シルバーウィークからたったの一カ月後ですが、山の季節はもう初冬です。先週の荒れ模様のお天気で北アルプスにも降雪があり、このまま冬山に突入かと思いました。しかし荒れた日の後は一転して良いお天気が続き、天気予報も晴れや曇りの予報が続きます。週末にまた山に行ける期待が持てました。週末の天気予報は目まぐるしく変わりましたが、前日のヤマテンでは晴れの予報に急変したので決行です。 9月にシルバーウィークを利用して三泊四日で行った水晶岳と黒部五郎岳は大変良かったのですが、ザックが重くて行きと帰りはヘロヘロになりました。おっさんの体力は急に増強できないのでお金で解決する道を選びました (汗)。荷物の軽量化のためザック、テント、シュラフは全部買い替えました。ザックは前回使ったマウンテンハードウェアのThruway 50で約2kg、テントはニーモのアンディ LS 2P で約500g、シュラフはモンベルのダウンハガー 900 #3 で約300g、合計で約3kg弱の軽量化ができました。 今回は軽量化の恩恵がどれほどのものなのかを確かめる為に、双六池キャンプ場までの山行としました。時期が違い一泊二日なので装備も変わり単純な比較はできませんが、サブザックも不要となりザックの重さは 10.4kg、カメラバッグとサコッシュを合わせた全体の重さは13.8kgとかなりの軽量化が図られました。シルバーウィークの時はザックだけで15.5g だったので、全部で恐らく18kgほどだったと思います。 朝の気温は6度ほどと寒くソフトシェルを着込んで歩きはじめました。お天気が良く小池新道からは日差しが強くなり、ソフトシェルを脱いでもまだ暑く想定外の気温でした。ザックに付けた気温計は20度以上だったので、暑い訳です。山小屋は続々と営業を終了していることもあり、登山客はまばらでシルバーウィークの混雑がウソのようでした。いつもは単調な林道ですが紅葉が美しく写真を撮りながら中々前に進めません。 鏡池に到着すると念願の逆槍も見る事ができ、ここで昼食としました。雪も登山道の日陰に少し残っている程度でした。軽量化のおかげで足取りも比較的軽く順調に進み、6時45分の出発でも2時過ぎには双六小屋に到着できました。 双六池キャンプ場も閑散としておりテントも13張りほどでした。テントを設営してビールでも飲んで、まったりしようとしたら小雨が降りだし、一瞬雷が鳴って霰も降りました。テント設営後で良かったですが、危機一髪でした ´д` ; 。その後は雨脚が少し強くなり、テントの中で停滞となりました。あれほどお天気が良くヤマテンでも雨の予報は無かったのですが、山のお天気は分かりませんね。幸い雨が降ったのは1時間ほどで、夕方にまではあがりました。お天気が良ければ夕日を見に双六岳方面へ足を伸ばそうかと思いましたが、ガスってしまったので、やめてテントの中で過ごしました。 二日目の朝はまず御来光を見るために双六岳へ向かいましたが、途中で朝日が昇ってしまいました。頂上までは稜線ルートで行こうとしたら、稜線に出る手前の岩場が凍結しており滑って危険なので、遠回りですが中道ルートを通って山頂へ行きました。快晴だったので山頂からは360度全てが見渡せ感激です。山頂付近には昨日降った霰が残っており寒かったので双六池キャンプ場へ向かいました。結露したテントの中は洪水となっており、収納に少し手こずって撤収となりました。 帰りも鏡池の逆槍や紅葉を楽しみながら下山しました。 【今回投入したアイテムのインプレッション】 ・マウンテンハードウェア Thruway 50は気の利いたポケット類は無くパッド類は薄く、フレームは無いので腰では無く肩で担ぐ感じです。このため肩に荷重がかかって肩こりになりました。しかし軽量なのは何ものにも代え難いですね。 ・ニーモ アンディ LS 2P 生地が透けて見えるくらい薄く、強度に少し不安が残ります。グランドシートを使用しないと不安です。旧モデルと比べやや低く狭くなった印象です。 ・モンベル ダウンハガー 900 #3 はかさが少なく薄いですが、暖かさはダウンハガー 650 #3とかわらない感じでした。 【注意点】 山小屋はほとんど営業を終了しており、これから双六岳方面へ入山する方は少ないと思います。秩父沢の橋は18日で撤去されると案内がありましたが、下山時にはまだありました。通過時の水量は少ないので、橋は無くても影響は無いと思います。稜線から頂上付近は凍結している箇所があり、軽アイゼンが必要のようです。 【コース状況】 小池新道は斜度も比較的緩やかで、良く整備されています。弓折岳からは片側が切り落ちた崖もありますので、よそ見をせず注意をした方が良いでしょう。双六小屋までは雪はほとんど溶けて問題ありませんでした。
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