活動データ
タイム
07:51
距離
10.1km
のぼり
1458m
くだり
1458m
活動詳細
すべて見る【アクセス】 登山口となる立山黒部アルペンルートの扇沢駅周辺の、登山者向け無料駐車場は激混みでした。有料駐車場はまだまだ空きがありました。扇沢駅の向かって左側の関西電力作業道路脇に登山口があります。 【天気】 快晴 【コース状況】 登山口〜針ノ木雪渓 関電の作業道路を2回出てしばらく歩くと左側へ砂利道に入り、橋を渡って沢の右岸(進行報告に向かって左側)に渡り堰堤を巻き、この後は右岸から堰堤を巻きました。夏道はまだ使えないようで、早くから雪渓を歩きますが、堰堤を右岸、左岸どちらから巻くかは今後の雪の状態により変化しそうです。 針ノ木雪渓〜針ノ木峠 標高1750m付近で雪渓に降りました。新し目のデブリが見られたので、あまり端には寄らない方が良さそうです。 針ノ木峠〜針ノ木岳頂上 針ノ木峠からちょっとだけ夏道が見えましたが、ずっとトラバースしてしまい今回のログは参考になりません。 最初の夏道は目印は少なく雪が多い時の目印が残っていたりして迷いやすく、針ノ木峠からは目印が無く、既存のトレースか正しいとは限らないのでご注意下さい。 【感想/記録】 薬師岳へ行こうと思っていたのですが、治ったと思っていた鼻風邪がぶり返し、鼻水と咳が止まらない中で宿泊するのも気が引けるので薬師岳は中止。そして快晴予報の晴れた日にドロドロぬかるみ地獄の飛越新道を歩くのも、ちょっとどうかなと思って予定を変更して針ノ木岳へ。 しかしGWの真っ最中と言う事を忘れており、朝4時15分に家を出て扇沢には6時45分くらいに到着するもちょっと遅かった。無料駐車場は劇混みでしたが、何とか近くの駐車場に停められました。車内で朝食を食べて準備をして、ちょっと遠くなった登山口で登山届けを出して7時40分くらいに出発。 最初の夏道は雪や倒木があって歩きづらい。お天気が快晴で良いだけに暑くて、直ぐにジャケットを脱ぐ羽目に。関電の作業道路から砂利道に入り、藪をかき分けると雪の斜面をトラバースして進むトレースが出てきます。ストックを出して滑落しないように、バランスをとって堰堤を越えて進みます。 堰堤を巻くために大沢小屋付近へ進み、標高1700m付近でアイゼンを装着、少し進んでまた雪渓に下り、最後の堰堤は中央突破であとは雪渓歩きとなりました。雪渓では時折吹く風が涼しくて気持ちよい。雪面は腐り気味でアイゼンを付けていてもスリップしたり、沈み込むので歩きづらい。尾根の両側からは雪崩のデブリが見られて、あまり気持ちの良い感じがしませんでした。マヤクボ沢との分岐点に到着すると、雪渓の斜度が徐々に増していきます。腐った雪ではさらに登りづらくなり、先行者のステップを追っていきます。11時頃に雪渓を登り切って針ノ木峠に到着。 快晴なので針ノ木峠の向こうには、槍ヶ岳や穂高連峰等が見える絶景が広がっていました。ここでストックを一本とピッケルを出して針ノ木岳を目指して出発。夏道へ続く雪の状態が悪そうだったので、右側の雪面のトレースを追って行きましたが、これか間違いの元でした。トレースの先は詰まっており藪漕ぎして、また雪の斜面をトラバース。 トラバースが終了する途中の雪の切れたところは夏道だと思っていたら、只のハイマツが切れた岩場で、ここを強引に進んでまた雪面をトラバース。こんなに岩が出るほど雪が少なかったっけと思って、YAMAPを見ると頂上を過ぎていました(´Д`)。頂上手前のピークを巻いたのに針ノ木岳を手前のピーク、スバリ岳を針ノ木岳と勘違いして針ノ木岳の頂上を目指さないで巻いてしまいました。 もう後戻りはしたくないので、そのまま進んでまた岩場を歩いて、スバリ岳から続く夏道に合流。もう雪が無くこのままあと100mちょっと登れば山頂、と思ってアイゼン、ピッケル、ストックをデポして頂上へ向かいました。しかし、ちょっと登ると山頂直下にべったりと雪が残っているのが見えて、せっかく登ったのにアイゼン、ピッケルを取りに戻る羽目に。また登って行くと山頂手前で短いながらも、2回雪渓をトラバースする箇所が出てきました。ザックをデポしてアイゼン、ピッケルだけで雪渓をトラバースして、ようやく針ノ木岳山頂へ。 山頂に到着したときにはもうヘロヘロでしたが、快晴で絶景が広がっていした。一点の雲も無く立山連峰、剱岳、後立山連峰,黒部川源流の山々、槍ヶ岳〜穂高連峰、表銀座の山々が一望でき、眼下にはエメラルドグリーンの黒部湖が広がり、ちょっと離れたところには高瀬ダム湖も見えます。ここで昼食を食べたかったのですが、ザックを途中でデポしたので、撮影だけして下山しました。 途中のトラバースする雪渓は遙か下まで続いており、絶対に滑落してはダメと思いつつ、調子をこいて撮影していたせいか、少し進んだところの雪が腐っているので、ズルズルと身体が滑り落ち始めました。慌ててピッケルで止めましたが、止まらず滑落していたらヤバかったかも(´Д`)。次の雪渓は慎重にトラバースして、デポしたザックとストックを回収し、針ノ木岳とスバリ岳との鞍部付近に到着。ここで絶景を見ながらの昼食としました。 もう疲れましたのでここからの下りは、マヤクボ沢を一気に尻セード。雪は腐っているのにピッケルのピックを雪面に刺していても、勢いを止められず凄いスピードで滑っていきます。雪面がもっと固かったり斜度がもっと急だったりしたら、ピッケルでの滑落停止なんてとてもできそうに無いと感じました。あとは歩いて雪渓をドンドン下り、標高1750m付近で左岸に入って、堰堤を巻きながら15時半頃に登山口に到着。身体の調子が今ひとつだったためか、コースは間違えるわ、滑落しかけるわと、もうグダクダの山行でした。 【注意点や反省点】 夏道は最初だけで後は雪渓を歩きますが、堰堤を巻くために右岸、左岸に行ったり来たりとコースが分かりづらいです。針ノ木峠から針ノ木岳もトレースは多数あって、間違わないように注意が必要でした。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal) 1,480 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分) 326 14( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間) 13 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階) 215 ウォーキングの距離(km) 21.7 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩) 26,982 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数) 51〜139 体重 64.5 -> 63.6
活動の装備
- オークリー(Oakley)OAKLEYオークリーPRIZMプリズムサングラスRADARLOCKPATHレーダーロックパスOO9206-28009206-289206-28
- スント(SUUNTO)SUUNTO AMBIT3 PEAK
- その他(Other)iPhone8 スペースグレイ
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)ベノム アッズ
- バーグハウス(berghaus)ゴアテックス オーバートラウザー
- マムート(MAMMUT)Skywalker2
- マムート(MAMMUT)Climb Jacket AF Men
- その他(Other)Sport38mmシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド
- モンベル(mont-bell)LXB-12アイゼン
- モンベル(mont-bell)GORE-TEX アルパインスパッツ
- マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)ダイアティッシマ35
- オリンパス(OLYMPUS)OLYMPUS標準ズームレンズED12-40mmF2.8防塵防滴マイクロフォーサーズ用M.ZUIKOED12-40mmF2.8PRO
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