弘法山から大山往復トレイルランニング

2015.10.21(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 43
休憩時間
54
距離
22.7 km
のぼり / くだり
1943 / 1951 m
6
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14
8
25
4
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活動詳細

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先週に引き続き、強度アップを目指し秦野から大山を往復することを企画。 僕は自宅からバイクで行きたくて、いろいろリサーチしていたが秦野駅周辺にオートバイを止めておける駐車場が無い。 友人はAM5:23に秦野駅に着くという。 これは仕方ないので、浅間山の駐車場にバイクを止めていくしか無い。 しかし弘法山公園入り口の近くのコンビニに5:45分頃待ち合わせて、補給食を買ったり朝食を食べたりするためには、真っ暗な中一人ナイトハイクをしなければいけなくなってしまった。 世の中にはUTMFとかハセツネなんかに出て、ヘッドライトつけて夜通し180kmも走り続ける人も居るじゃあ無いかと奮起し腹を決めた。 しかしいざ山に登ると街灯もなく真っ暗闇に、かなりビビりながら浅間山の駐車場に着くと夜景が綺麗。 夜も明け始めたが山の中はまだまだ真っ暗。 ヘッドライトとハンドライトをバッチリ準備して弘法山公園の入り口に向けて歩き始めるも、後ろでガサッと音がして振り返るもドングリの落ちる音と分かり前方にライトを戻すといきなり人が浮かび上がってまたしてもビビってしまった。 真っ暗な早朝の山をライトもつけずに登ってきたハイカーさんが。 かなり怖かったが、ビビっている自分が情けなくなったらもう全然怖くなくなって気持ちよくコンビニに向けて下りて行きました。 待ち合わせた友人が、でかいリュックでやってきたので、君も大きいリュックにしたんだね?と言ったらフリーズした友人、駅のロッカーで着替えてから大きい荷物を置いてくる予定を忘れて担いで来てしまった様だ。 僕は今回、南アルプス行きを計画中で、32lのリュックで走る実験をしようとハイク用のミレーを担いで来ていた。 結局友人は貴重品を除いたリュックを、駐車場に停めたバイクにくくりつけて出発。 なんだかバタバタと騒々しいスタートになったが、勝手知ったる弘法山コースは、アップダウンもさほどなく快適。 弘法山山頂で弘法大使さまに手を合わせて下り始め、いよいよヒルクライム開始。 いい感じのきり通しで早速写真タイム。 まずは 念仏山に向けて登る。 なかなかの斜度に念仏山の山頂ではついつい休憩してしまった。 スタートした権現山が見えた。 その後はいい感じのトレイルにスピードアップ。 しかし高取山の登りに差し掛かるとまたしてもきつい登りが。 山頂に登頂する直前、一人のハイカーさんが降りてきて挨拶してすれ違う。 そう、朝ヘッドライトも付けずに暗闇の中を一人登って行ったハイカーさんだ。 勝手に実在の人物だったと安心して高取山山頂へ。 この辺りから下界の景色も霞んで見えず残念な感じ。 休憩もそこそこにまたしても急な下り。 もったい無い! せっかく稼いだ標高も、一気に下るってことはまたしても登らなきゃならんということだ。 秦野エリアから大山エリアに入ると鉄塔の保守用のダブルトラックの登りになるが、こいつがまさに壁のような斜面の連続。 思わずなんじゃこりゃ!って二人で大爆笑。 まっすぐ登ると滑ってしまうので、斜めに横切ったり、道の端にある階段を登ったりし、下り走ることを想像して、なんだか変なテンションに。 ついついこの道大っ嫌いって叫んでしまった。 急登もいよいよ大山っぽく石の多いエリアに差し掛かり、かつての女人規制エリアに入ると、荒々しい大山への登りが本格的に始まった。 今にも雨が降り出しそうな雰囲気に包まれ、気温も低く場所によっては風が強く吹きつける。 富士見台でようやく他のハイカーさんに出会う。 しかしまたしても景色は霧の中。 大山に登ってここで富士山が見えたことがない。 その後いよいよ雨が降ってるエリアに突入するが、またすぐに雨のアリアを抜ける。 なんだか雨が降っている場所は、狭い範囲に収まっているようだ。 結局9時少し過ぎに登頂したが、山頂の茶屋がやってい無い。 仕方なくシャッターのしまった奥の院に手を合わせ記念撮影。 山頂は半分雨が降ってて、奥は雨が降ってい無いというなんとも神秘的な現象に、雨降り山の大山ということを思い出す。 気温も低く茶屋も空いてい無いので、長居は無用。 下山ルートは見晴台方面を企画していたが、まだ工事中で開通してい無いという張り紙を発見し、仕方なく来た道を往復することに。 下社でご飯でもと思ったが、秦野初の電車の時間も迫っているので、そのまま直帰。 あんなに大変な大山への登りも、下り始めるとあっという間。 この時間になってくると、全く人に会わなかったルートだが、ちょくちょく登って来る方達に出くわすようになってきた。 登って来る人が、道を譲ってくれようとされるが、登り優先なのでどうぞどうぞと促すも、急登の山ではみなさんきつそう。 慌てなくていいですよ!ゆっくり頑張ってください。 と声をかけると、みなさんきつそうに顔を歪めた笑顔で答えてくれてお互い様でなんだかシンパシーを感じた。 順調に引き返してきたが、最期の弘法山への切り通しへの下りでスリップダウン。 無傷で帰りたかったが、最後の最後筋肉に高負荷がかかってしまい、その後の弘法山からはゆっくりとしか進めなくなってしまった。 バイクに荷物をつけた友人を先行させて、荷物取ったら鍵つけておいていいからといってバタバタとした別れになったが、なんとか無事に終了。 友人も予定の電車に食料を買って乗ることができたそうで一安心。 なかなかいい感じのトレイルランニングになりました。

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