活動データ
タイム
03:17
距離
2.8km
のぼり
278m
くだり
279m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今日は初めての傾山にムニエルさんと行って来ました。 九折登山口で準備をしていると、若い男性が慌てて下山してきました。 聞くと、2~30分登った所に男性が滑落しており、意識がないと言う。 救助の連絡をしようにも電波が圏外で出来ない。 それで急いで連絡をしようと降りてきたらしい。 そこで自分とムニエルさんがそのまま車に乗り込み電波を探しに県道まで戻り、何とか途中で繋がり119番。 救助のヘリが向かうので合図して欲しいとの事で、山中で目立つように赤いパーカーを羽織り、リュックは背負わず急ぎ現場に向かう。 現場に着くと、4、50歳台の男性が登山道から3mほど下に仰向けで倒れていた。 その場にいた人がエマージェンシーシートをかけていましたが、問いかけにも反応はなく、ヘリが到着するまでの時間、40分が非常に長く感じられました。 暫くするとローター音が聞こえて、段々と近くなり、ヘリが見えると林の中の僅かな切れ間から全員でヘリに合図を送り何とか見つけて貰えました。 ホバリングするヘリからレスキュー隊員が1人降りて男性の様子を診る。暫くするともう1人の隊員が担架を持ち降りてきて、その場にいた全員で男性を担架に載せて、ヘリに引き揚げられる場所まで運び、男性はヘリに載せられました。 その後の事は何も情報はなく、何とか無事であってほしいと願うばかりです。 途中駆け付けた地元の若い駐在さんに、色々と経緯を説明し、その場を離れました。 時間も遅くなり、このまま下山しようとゆうことになり、少し辺りを散策し帰路につきました。 今回の事でソロ登山のリスクの高さや、緊急時に如何に冷静に対応出来るか、何よりその場で自分が何が出来るのかを考えさせられました。 その後のニュースで、残念ながら男性が亡くなった事を知りました。ご冥福をお祈りします。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。