活動データ
タイム
10:48
距離
18.6km
のぼり
1388m
くだり
1386m
活動詳細
すべて見るそう言えば、石鎚山の三角点って見たことないな。 調べてみると、弥山北西のピークに設置されているらしい。 ルートもはっきりとはしないが問題なさそう。 タイミング良くアッキーさんが石鎚山に登られるという情報もある。 呼ばれたな。また。 今季五度目の石鎚山山行決定! もうホームと呼んでも差し支えないかもしれない(笑) どうせなら冬に備えて伊吹山偵察を兼ねよう。 変化をつけて楽しむのも大事。 ■初めての朝駆けソロ 前回に引き続き、よさこい峠から登る事に。 どうせならスカイラインが開門する前の静かな時に登りたいのでAM3:00に高知発。 AM5:30によさこい峠に到着するが、駐車場には先客が1台だけ。 この辺りの標高は紅葉も終盤で前回と比べると寂しいもんだ。 準備を整えて初めての朝駆けソロ出発。 夜明け前の一番暗く寒い空気を感じながらヘッデンの灯りを頼りに黙々と歩くのは意外と楽しい。 辺りがうっすら明るくなる頃に崩落現場に差しかかる。 重機が何台か投入されていて、思ったよりも大工事のようだ。 年内開通どころか、来年の春に通れるかどうかも怪しい感じ。 土小屋駐車場に到着する頃にはすっかり明るくなり、色は薄いが石鎚山のモルゲンも見られた。 今日もイイ天気になりそうだ。 ■初めての石鎚山三角点タッチ 早起きは三文の徳というが、この時間帯だからこそ見られる景色にちょっとだけ得した気分でゆっくり登って行く。 ベンチ3で、もし東陵に行く人がいれば自分もと思っていたが、残念ながら誰もいない。 今日は鎖場へ行きなさいということか。 調子を崩してから二の鎖は…というか鎖場は久しぶり。 ちょっとワクワクしながら取りつくが、ちょっと違和感。 足が思うように上がらないのに、息はゼエゼエとすぐ上がりやがる。 うーむ絶不調。 どうにかクリアして息を整える。 現在は工事中の三の鎖場を過ぎるとすぐに面河分岐。 こちらの登山道は少し荒れているように感じるが、石鎚山の登山道がキレイすぎるのでそう感じるのだろう。 少し下って行くとまた分岐がある。 三角点に行くには右側、二ノ森・堂ヶ森方面を進んでいく。 朝露に湿った地面は滑りやすく、足元ばかりを気にしていると不意に目の前が明るくなる。 顔をあげると延々と続く緑の稜線が目に飛び込んできた。 撮っては進み、撮っては進みの繰り返しで中々前に進めない。 ふらふらと景色に気を取られ、三角点のピークを少し行きすぎてしまう始末。 三角点ピークへのルートは2つ。 ひとつめは尾根づたいに悪路を藪漕ぎしながら行くルート。 ふたつめは山頂直下から笹原を這い上がって行くルート。 自分は悪路を藪漕ぎするよりかは幾分、楽であろう笹原をチョイス。 某よっしーさんや某○リ○ンは迷わず尾根ルート選ぶんだろうななどど考えながら笹原にダイブ。 笹を掴みながらの急登は東陵で慣れていると思っていたが、踏み跡あっての事だとすぐに思い知らされる。 文字通り笹の海を泳ぐようにかき分けて登って行くのは骨が折れる作業で尾根にたどり着く頃には心臓が飛び出そうだった。 尾根づたいには踏み跡があり左へ辿っていくとすぐに山名のプレートと三角点を発見。 三角点を見つけてこんなにもテンションが上がったのは初めて。 普段目にする角度からの弥山もなかなか美しい。 来て良かった。 ■初めてのラピュタ岩タッチ 足に疲れを感じつつもどうにか弥山に到着。 山頂は早くも混雑の兆しが見え始めていた。 アッキーさん達はまだ到着してないようなので、目印のYAMAP Tシャツをザックに着せてしばし休憩。 ぼーっと次々と訪れる人の流れを見ているとホントに老若男女に愛される山なんだと実感する。 ほどなくしてアッキーさんとお仲間と無事ご対面。 厚かましくも天狗岳ご案内を買って出るが、この日も大渋滞。 やっとこさ天狗岳、南尖峰をご案内することができた。 この日は弥山から南尖峰までまったくガスのかからないクリアな展望。 こういう日は珍しい。 高度感がハンパないので石鎚名物ラピュタ岩も普段は近寄らないが、余りにもクリアな景色にテンションが上がってしまってご案内。 ラピュタ岩とは崖っぷちにポコッと岩がせり出していて、空中に浮いているように見えることから飛行石=ラピュタ岩と呼ばれるようになったとか。 楽しそうにタッチしたり覗き込んだりしているアッキーさん達に触発されて、自分も初めて片足タッチ。 それでも充分怖かった。 短い時間だけど、ご一緒できて楽しい一時でした。 YAMAP繋がりで交流できるのは何度経験してもイイものです。 ■初めての無雪期伊吹山 二の鎖下分岐でアッキーさんご一行とお別れして下山開始。 調子も良くないので伊吹山は諦めようと思いながら下っていると、妙に調子が良い。 気のせいかと思いつつもペースを上げてみるが快適そのもので進んでいける。 気がつけばノンストップで数十名の方に道を譲ってもらい小走りで土小屋登山口到着。 下りだけの事だろうと、よさこい峠の縦走路に入るもペースは変わらず、快適にアップダウンを進んでいけた。 どうやら山頂でゆっくり過ごせたのが良かったようだ。 時間的にも体力的にも余裕ができたので当初の予定通り、伊吹山へ登って見ることに。 厳冬期には人気のある伊吹山だが、林道から30分〜40分ほどで登れる山なので無雪期に登る人は少ない。 自分も冬以外に登る事はないだろうと思っていたが、今回気まぐれとはいえ登ってみて良かった。 なだらかで広い山頂からの展望は石鎚山系を絶景のパノラマビューが広がる展望山。 ここで山メシを食ったら旨そうだ。 伊吹山目的で登るのも悪くないと思いつつ、本日の山行無事終了。 今日もありがとうございました。 下山後の温泉は、疲れに良いとされている吾北のむささび温泉。 鉄分を多く含んだお湯は柔らかくてイイ塩梅。 入浴料は600円と高知の温泉にしてはリーズナブルなお値段。 温泉に入る方は休憩所横に隣接してあるトレーニングジムも使い放題だそうだ。 まあこんな山深い場所に来てマシントレーニングをするかどうかは人それぞれだろう。 さて、次はどこの山が呼んでくれるのか楽しみですなあ。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。