鈴鹿の秘境 高取・比婆の山・イワス・イブキ

2018.05.06(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 18
休憩時間
1 時間 26
距離
9.2 km
のぼり / くだり
689 / 790 m
1 24
5
26
13
26
40
45

活動詳細

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●日時 2018年05月06日(日)晴 ●山名 高取(689m)・比婆の山(670m)・イワス(640m)・イブキ(550.1m) ●山域 鈴鹿 ●コースタイム  入谷(08:40)~地蔵前(9:10-15)~男鬼峠(09:35-40)~P649(10:0-05)~高取(10:10-15)~高取城跡(10:30)~比婆之 山(10:55-11:07)~比婆神社(1120)~鉄塔(11:30)~イワス昼食(11:45-12:45)~猫峠(13:05)~イブキ(13:15-40) ~後谷(13:55)~屏風集落(14:20)~:県道駐車地(14:55) 総タイム7時間15分(休憩タイム100分程度含む) ●沿面距離 10.0km 累積高度差(+904m -982m) ●山レポ <鈴鹿の秘境>  今回訪れた廃村は、入谷と後谷と屏風である 周辺には、落合・甲頭倉・男鬼・今畑・と云った廃村がある。 これらの村は、山越えで結ばれていたが今は通る人もなく古道は消えつつある。 今や、二次林の美しい自然の山に回帰しているかのようだ。ルートは、ヤブもありただの山道もある。 だが、地図とGPSは必要用具の一つ。GPSを使いこなせても迷いそうな地形もある。  <入谷>  現在、入谷集落は大規模な山崩れで工事中につき通行禁止となっている。  今日は、休日で歩行者の通行は可能である。 入谷は、山の急斜面に造られた集落である。古家は戸が閉まり人の気配なし。 お寺へ、お参りに来る人もいるとも聞く。 集落の外れに地蔵堂がある。 <高取> 高取は、何度も来ている。五月は、新緑の美しい静かな尾根歩きは歩いて楽しい。 今の季節は、鈴鹿で一番のお気に入りの場所だ。 高取に山城があったと聞く。今は、何も残されていない。こんな奥深い山の上に城があるなんて面白い。 自給自足とは考えにくい。物資の調達などどのようにしていのだろうか。 男鬼、河内を起点にして彦根や多賀方面へ向かったのだろうか。 いずれにしても厳しい山道を越えていかねばならぬ。 何で、こんな奥深い山に堅固な山城を造らねばならなかったのか。 謎の多い城と米原市教育委員会の資料に書かれていた。   <比婆之山> ハナシノ越を過ぎ登り切ると分岐に出る。北、比婆神社。西、イワス。 北道をとる。分岐から200mほど先に比婆之山がある。 ここは、比婆神社への参道みたいなところで標識がないと素通りしてしまう。 山とは思えぬ通過点である。比婆山は、そもそも比婆神社のご神体の山なので頂点はあってなしと同然。 比婆山からイワスへの道。 中間部(分岐から10分ほど)に鉄塔が建っている。ここから男鬼山の展望が素晴らしい   <イワス>  セメント会社の鉱山跡がある。先端は、一目30m以上も削られた崖につき注意。  彦根市街と琵琶湖が見えた。対岸の比良の山々は、ぼんやりと見えた。 平たい地帯につきここで昼食をとる。ヤブテマリの大木あり。白い花満開で見ごろ。 <後谷>    廃村で数軒ある建物は崩壊している。 遠い昔が、現存しタイムスリップしたかのよう。何か、人の温もりを感じる。 <屏風> 全く人の気配がないが、車が置いてあったので居住しているようだが余りにも静かすぎる。 人家の庭先に咲く花が美しすぎる。天国にでも来たようだ。

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