チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 4
休憩時間
0
距離
18.5 km
のぼり / くだり
828 / 334 m
DAY 2
合計時間
8 時間 22
休憩時間
0
距離
8.4 km
のぼり / くだり
1198 / 1201 m
1 34
57
1 14

活動詳細

すべて見る

連休後半の悪天候の狭間に槍ヶ岳に登ってきた。 中房温泉、喜作新道から東鎌尾根を縦走する予定だったが、天気が崩れることがわかっていたため、上高地から入ることにした。 初日はババ平でキャンプ。東鎌尾根(水俣乗越)の取り付きを下見する。 キャンプ地に戻ったところで雨が降り始めた。雨は一晩中振り続ける。気温も高いため沢の増水が心配だった。 翌日、昼には低気圧が過ぎるようなので、朝10時行動を開始。翌日は強い寒気(3000mで-10℃)が入る予報。稜線でのキャンプは危険と判断、槍沢から槍ヶ岳往復に変更した。 前線の影響で曇り空。稜線は雲の中でコルの標識が辛うじて見える。風も強く、急激に体温を奪われる。 強風と冷気に耐えながら、何とか槍の穂先へ登頂した。岩や鎖・梯子は雨が凍結して滑りやすく、ルンゼには氷化した雪が付いて状態が悪かった。遅くから登って来る韓国のパーティは、穂高まで縦走するという無理のある計画だった。春の槍穂は、冬山と同じという認識がないようだ。 夕方、無事キャンプ地に帰着。 翌朝、周辺の景色が一変。一面雪化粧していた。テント周辺で20センチは積もっている。断続的に吹雪が続く。樋状の地形の槍沢では、凍った雪面に乾雪が降り積もり、雪崩が発生しやすい状態。 こんな悪天候であるが、ゴールデンウィーク真っ只中とあって、登山者が続々と登って来る。スニーカーとビニールカッパの観光客も足早である。 うっすら雪をまとった明神岳を見ながら再び上高地に立った。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。