快晴の北ア、立山（雄山）へ

【アクセス】 　アルペンルート立山駅のケーブルカーの始発は７時ですが、美女平駅の高原バスの始発は７時４０分なので接続が悪いです。室堂からの高原バスの最終便は１６時２０分と早くなっています。平時のため駐車場はガラガラでした。 【お天気】 　快晴 【感想／記録】 　今日は昨日の日曜日が出勤だったので代休をいただき、立山へ向かいました。１０月１０日からの三連休はお天気が悪く北アルプスでは雪が積もって、これからは白い世界に突入かと思っていたら、その後は良いお天気が続き雪はかなり溶けました。一昨日は平野部が一時的にお天気が崩れ、山はまた雪が少し降ったようですが、昨日の好天で少しは溶けたようです。とは言え北アルプスはもう冬なので、登山道は所々凍結が心配されます。アイゼンを付けた歩行は岩の上は滑るので、岩と氷のミックスとなったコースは一番苦手です。稜線上の登山道が凍結していたら登山は無理かなと思いましたが、今回は軽アイゼンと念のためピッケルを持参して、行ける所まで行ってみました。 　室堂ターミナルからしばらくの石畳の歩道は雪に覆われていましたので、頭を出した石の上を歩いていました。しかしすぐに歩道は雪に覆われてしまったので、６本爪の軽アイゼンを付けました。歩道の雪は適度にクラストしてアイゼンの歯が良く刺さり、気持ち良く歩け一ノ越に到着。快晴だったので穂高連峰や槍ヶ岳、富士山まで良く見えました。稜線上に来ると風が少し吹いてきましたので、ハードシェルを着込んで雄山に向けて出発です。雄山までは日が良く当たるためか、柔らかくなった雪と岩とのミックスとなり、やや歩きづらくなりました。 　時折吹く風は少々寒く感じましたが、快晴なので絶景の中を気持ち良く歩けて、サクッと雄山に到着しました。雄山神社に立つと後立山連峰や、北アルプス、南アルプスの山々、白山、富士山まで見えて絶景に大感激でした。頂上では風も止んで、昼寝したいくらいの気持ちの良いお天気です。大汝山への縦走路には足跡がありましたが、険しい岩と雪のミックスとなり、難易度が上がりますので、今回はパスしました。昼食を食べコーヒーを飲んで贅沢な時間を過ごしました。下山したくない病が発症しましたが、一時間半ほど頂上にいて１２時頃に下山しました。 　下りは気温が上がったためか雪がグズグズになっていたので、ポールを使用して降りました。一ノ越からは石畳の歩道も雪は溶けぎみでしたが、日陰は凍結している部分もありアイゼンは必要です。本格的な冬山の手前のためか登山客は少数でしたが、終始快晴の中でしたので気持ち良く登山ができ、絶景を見ることができて満足でした。室堂ターミナル近辺は観光客でソコソコ賑わっていました。 【注意点】 　今回はお天気が良く冬山と言うほどでもなかったですが、もうしばらくすると雪が積もって完全雪山装備が必要な白い世界になると思います。 【コース状況】 　室堂〜一ノ越　前日に雪が降ったので凍結して滑りやすいので、軽アイゼンが必要です。 　一ノ越〜雄山　稜線上は朝はやや硬めの雪で凍結はしていませんでした。午後からは腐った雪となりました。