活動データ
タイム
06:02
距離
10.0km
のぼり
1030m
くだり
1020m
活動詳細
すべて見る東北地方を南北に貫く『奥羽山脈』のほぼ中央部に位置する、『面白山(おもしろやま)』。神仏習合の思想によって誕生した権現信仰が、積雪期におけるその姿の美しさをとらえ、『面の白い山』、すなわち『面白山』の呼び名が生まれたとされている。 そんな『面白山』の南側に、対を成すようにそびえ立つのが、その名も『南面白山』だ。山頂部の標高は1225mで、『面白山』より40mほど低いものの、景観の良さは勝るとも劣らないもので、『面白山』同様に多くの登山者を魅了しているのだ。 一方、ゴールデンウィークの大型連休前半において、北アルプスは立山への山行を敢行した筆者ではあったものの、その疲れが祟ってか、5月初日に熱発し、連休後半の予定を棒に振るという不運に見舞われたのである(なお、中日の5月1日および2日は仕事であったが、2日は午前中で早退せざるを得なくなった)。幸い、その後急速に体調は回復し、迎えた連休明け。真っ先に思うのは、この週末に為すべき、リハビリ登山の事であった。そんな中で目を付けたのが、この『南面白山』であったという訳である。『面白山』の方は今年の3月に登頂したものの、『南面白山』はノータッチだったため、興味を惹かれていた所だったのだ。 ともあれ、前回の『面白山』への山行は雪が多く残る時期であった一方、此度は既に春の新緑の季節に彩られた山歩きとなる。雪山とは趣を大きく変えたこの山系は、如何なる姿を魅せてくれるのか。期待に胸を膨らませつつ出発だ。 <注意事項> ・此度の下山ルートとして歩んだ『権現沢』ならびに『紅葉川』沿いのコースは、足場が不良な箇所が連続し、かなりの緊張感を強いられる難所であった。整備状況も良好とはいえず極めて危険であるため、心して踏み込むこと。 ・国土地理院の地形図とは登山道がずれている箇所が多い事に注意。YAMAPアプリを使用していても、自己位置情報以外は当てにならないことも多いため、ルートファインディングにあたっては、まず第一に踏み跡を探すこと。 ・登山口の『面白山高原駅』は『Suica』等交通系ICカードの適用範囲外にあり、しかも無人駅である。ICカードを利用して乗車した場合でも、車内で車掌を呼び止めれば精算は可能であるが、可及的にあらかじめ硬券を購入したうえでの乗車を推奨。
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