東鳳翩山の怪！！　~序章

よっしさんの呼びかけでナイトハイクへ！ メンバーは、よっしさん、よっしさんの仕事仲間のアニキさん（←山デビューがなんと、このナイトハイク＆山キャン！！）、私。 山頂に誰かいるかな~♪と、少しだけ期待して西の肩まで。到着時は晴れて、月もきれいでしたが、やがて風が出て寒くなりました。 　「……こんな夜にはヤツが出るというぜ。」 それは、大の男たちの、酒の席でのただの与太話だと思っていました。 これがおぞましくも奇怪な、現実のものとなるとは……。 ともかく、よっしさんたちに買ってきていただいたおでんや焼き肉をして、楽しく過ごしたのでした。 やがて濃いガスが出てきましたが、私は翌日仕事なのでとりあえず山頂までピストンし、またひとしきり食べた後、広場を後にしました。 よっしさんからその知らせがあったのは、夜が明けてからでした。 お二人には申し訳ありませんが、独りだけ先に下りて正解でした。人間とはなんと利己的な生き物なのでしょう。 どうかアニキの魂が、安らかならんことを… みなさん、詳しい記録は、実際に体験されたよっしさんのものをご覧ください。