急登とブナ林のある “寒峰”

今日は、未だ未踏である徳島県祖谷の“寒峰”へ挑戦する！ 天気予報ではＣ判定だったが、天気予報の晴れを信じて早朝より寒峰登山口へと向かう(^^) 急登で知られる寒峰なだけに、少し気合が入った状態で登山開始！ 住吉神社からいきなりの急な登り(^^;どんどん高さを稼ぎ、気温は低いが汗をかきながら1,424mの稜線へ出る！ そして、まずは西寒峰へと進む(^^) 自分の持ったマップにも、YAMAPのルートにも載っていないルートで踏み跡とテープを頼りに進む！ やせた尾根道を慎重に登りきると西寒峰の頂上に着く！ しかしその山頂は鹿が走り回ったような感じで荒れていた…(^^; ガスで視界が悪く、案内板も少ない山道で頼りにするのは、道しるべ的なテープ！ ここに至るまで、的確に貼られたテープを信じて西寒峰から下り始める。しかし正規のルートに出るはずが、全く別方向に降りて行く感じになる…(汗) 視界も悪く、これはいかんと感じ、来た道を引き返して正規ルートへ戻る！ テープを当てにしすぎると痛い目を見ると再確認(^^; しばらくすると台地という開けた広場に出る。 そこから道標に従い、テープを確認しつつ山頂へ向かう(^^) 秋の山道は、落ち葉により正規ルートが隠され、見えにくくなっている場合がある！ この日の寒峰も同様。案内板の少ないなかでの歩行が強いられるため、地図を良く確認しながら、テープも確認することが大切と再確認した！ 大きなブナの林を抜けるとここでも最後の急登(^^; 登りきると笹とススキの茂った笹原に出て、山頂に到達！ 山頂に立つと、いままで分厚くかぶさっていたガスも少しずつ晴れていき、最高の展望を望むことができた！ 冷たい風の吹くなか、早めの昼食を済まし登ってきた道と別ルートで下山を開始する！ しかし、この烏帽子山へと続く尾根ルートは、途中笹が生い茂り、ルート確認を取ることが不可となり、下山のリスクを考えて登ってきた道で下山することを決める！ 再び寒峰山頂に戻り、下山を開始(^^) 登っているときはガスがかかった山道も、帰りは陽が当たり、暖かく紅葉やブナの大木も綺麗に見える！ 綺麗な景色を眺めながら無事住吉神社登山口まで下山！ なかなかの急登があるが、四季を通じて楽しめそうな“寒峰”！ 楽しいけど、お山の厳しさも再確認できた1日だった(^^)