祝島 2018/05/12

2018.05.12(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 36
休憩時間
22
距離
20.0 km
のぼり / くだり
730 / 729 m
5 37

活動詳細

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今回は山ではなく島散策なんだが、今や「反原発運動の象徴」として有名な祝島の見所と言えば とりあえず個人で重機を使わず「てこ」だけで石を積み上げて作られたと言う「平さんの棚田」と集落の家並みに見られる防風のための「練塀」の2点だろう。 まずは棚田を見に行くんだが 島ゆえにアプローチ手段が徒歩しかなく 片道4キロの道のりを1時間かけて歩くことになる。ただ それだけだと一日3便の渡船時間とタイミング的に中途半端なんで 島の反対側にあるという「こっこー自生地」と「ケグワの巨樹」を見に行くことにしたんだが こちらも集落から片道4キロ・・・両方とも見ようと思えば往復で4キロ×2(往復)×2ルートで16キロ以上歩くことになるわけだ。 標高差は余りない ほぼフラットなルートだが さすがにそれだけ歩くと下手な登山より足腰のダメージがけっこうあるぞ(TдT) せっかく標高300Mくらいの山があって その頂上に村上水軍の物見跡とか古代遺跡があるならば 山頂を含めてルートを整備するか南北を周回できるようにしてハイキングコースを作るとかすればいいのにな・・・もしくはレンタ原付でもあれば良いんだが、この島に来る人はほぼ釣り客なんで そこまで労力をかけるほど需要もないのかな?(それでも わし同様に棚田を目指す観光客らしき人に3人くらい出会ったけどな) できれば3時くらいに本土に戻ることが出来る定期船があれば良いんだがな。 とりあえず かなり疲れたんで 本土に戻った後は上関海峡の温泉施設「鳩子の湯」で汗と疲れを取ってマッタリしました(´ー`)

祝島 こちらが本土・上関海峡の道の駅そばの室津港から出発する渡船「いわい号」。
朝6時、10時、16時15分の3便だが (柳井始発は9時半と15:45の2便)朝6時に萩もしくは下関から山口県でも一番遠いと思われる上関半島の先っぽのこんなところに来れる訳も無く10字の便にて いざ祝島へ!
こちらが本土・上関海峡の道の駅そばの室津港から出発する渡船「いわい号」。 朝6時、10時、16時15分の3便だが (柳井始発は9時半と15:45の2便)朝6時に萩もしくは下関から山口県でも一番遠いと思われる上関半島の先っぽのこんなところに来れる訳も無く10字の便にて いざ祝島へ!
祝島 だいたい30分で祝島に到着~♪ちなみに料金は2018年5月現在で片道920円(柳井港からは1580円)。けっこういい値段だな(´・ω・`)

で、ハート型をしていることがアピールポイントの祝島の全体図はこんな感じ。
だいたい30分で祝島に到着~♪ちなみに料金は2018年5月現在で片道920円(柳井港からは1580円)。けっこういい値段だな(´・ω・`) で、ハート型をしていることがアピールポイントの祝島の全体図はこんな感じ。
祝島 島に上陸すると とりあえず猫を見つけて和む(´ー`)
島に上陸すると とりあえず猫を見つけて和む(´ー`)
祝島 まずは平さんの棚田を目指すんだが、片道4キロ、1時間の道のりなんで この時点で祝島12時半の本土行き渡船に乗れるわけがないんで 最終の17時5分の便で戻ることが決定。

坂を上って最初に「宮戸八幡宮」があるんで 拝んでいこう♪
まずは平さんの棚田を目指すんだが、片道4キロ、1時間の道のりなんで この時点で祝島12時半の本土行き渡船に乗れるわけがないんで 最終の17時5分の便で戻ることが決定。 坂を上って最初に「宮戸八幡宮」があるんで 拝んでいこう♪
祝島 「とくもん」って何だろう・・・?

以前釣り目的でこの島に渡ったことのある友人の話だと やたらマムシがいたらしいんで気をつけるようにアドバイスを受けていたんだが、恐らくは「毒・紋」でマムシのことじゃないかな?というか それしか思いつかんし・・・
「とくもん」って何だろう・・・? 以前釣り目的でこの島に渡ったことのある友人の話だと やたらマムシがいたらしいんで気をつけるようにアドバイスを受けていたんだが、恐らくは「毒・紋」でマムシのことじゃないかな?というか それしか思いつかんし・・・
祝島 こちらが宮戸八幡様。賽銭箱が見当たらないんで寄付金(賽銭?)はなしじゃ!!
こちらが宮戸八幡様。賽銭箱が見当たらないんで寄付金(賽銭?)はなしじゃ!!
祝島 高台から祝島集落を見下ろすとこんな感じ。
270世帯、約400人が港前の一箇所にまとまって生活しているんだとか。
高台から祝島集落を見下ろすとこんな感じ。 270世帯、約400人が港前の一箇所にまとまって生活しているんだとか。
祝島 右に曲がると「行者堂」、左に進むと「棚田」になるんだが、この道は軽トラが1台ギリギリ通れるコンクリ舗装道。生活道路と言うよりは農作業のためのルートだろうな。
目的地の棚田まで舗装はされているんで歩きやすいんだが、、、
右に曲がると「行者堂」、左に進むと「棚田」になるんだが、この道は軽トラが1台ギリギリ通れるコンクリ舗装道。生活道路と言うよりは農作業のためのルートだろうな。 目的地の棚田まで舗装はされているんで歩きやすいんだが、、、
祝島 目の前に広がる海を眺めながらノホホンと歩く。
目の前に広がる海を眺めながらノホホンと歩く。
祝島 あとで島の反対側の道路を歩いて気づいたんだが この島は全体が石垣で囲われていて まるで海上要塞の趣があるぞ。
あとで島の反対側の道路を歩いて気づいたんだが この島は全体が石垣で囲われていて まるで海上要塞の趣があるぞ。
祝島 石垣畑にはビワやみかんの畑となっている。
石垣畑にはビワやみかんの畑となっている。
祝島 びわの実にかける袋って 昔 駄菓子屋でもらっていた茶色の包装袋と思っていたが 近くで見ると農協あたりで調達する専用の袋だったんだな・・・口に紐が付いていて括れるようになっているぞ。
びわの実にかける袋って 昔 駄菓子屋でもらっていた茶色の包装袋と思っていたが 近くで見ると農協あたりで調達する専用の袋だったんだな・・・口に紐が付いていて括れるようになっているぞ。
祝島 武蔵鐙って どちらかといえば山でしか見ない貴重な山野草、というイメージだったが ハッキリ言ってこの島ではそこかしこにやたら生えてるぞ。しかもサイズが妙にデカいし・・・
武蔵鐙って どちらかといえば山でしか見ない貴重な山野草、というイメージだったが ハッキリ言ってこの島ではそこかしこにやたら生えてるぞ。しかもサイズが妙にデカいし・・・
祝島 運搬用の単線モノレールやトロッコ、ロープウェイみたいなものが そこかしこに見受けられる。
運搬用の単線モノレールやトロッコ、ロープウェイみたいなものが そこかしこに見受けられる。
祝島 ♪野~いちご 赤い実だよ~ 木蔭で 見つけたよ~ (* ̄0 ̄)θ~♪
♪野~いちご 赤い実だよ~ 木蔭で 見つけたよ~ (* ̄0 ̄)θ~♪
祝島 で、4キロ歩いた先にある こちらが「平さんの棚田」
三代にわたって約30年かけて 人力のみで積み上げた棚田なんだそうな。
で、4キロ歩いた先にある こちらが「平さんの棚田」 三代にわたって約30年かけて 人力のみで積み上げた棚田なんだそうな。
祝島 もう「山城」といっても差し支えない規模だよなあ・・・
もう「山城」といっても差し支えない規模だよなあ・・・
祝島 この裏山に「村上水軍物見跡」やら「古代遺跡」がある、と観光協会のチラシに載っているんだが そこへのルートは不明・・・
下界に下りたときに島民に聞いたんだが、「あるらしいけどルートもないし見たことがない」というありがたい回答を頂いたんで ここでUターン。
この裏山に「村上水軍物見跡」やら「古代遺跡」がある、と観光協会のチラシに載っているんだが そこへのルートは不明・・・ 下界に下りたときに島民に聞いたんだが、「あるらしいけどルートもないし見たことがない」というありがたい回答を頂いたんで ここでUターン。
祝島 もしかしたら島で食事が頂けるところはないんでは?という予感がしたんで 出発前に上関の道の駅で仕込んでおいた蛸飯などで 海を眺めながら適当な場所で昼食。
もしかしたら島で食事が頂けるところはないんでは?という予感がしたんで 出発前に上関の道の駅で仕込んでおいた蛸飯などで 海を眺めながら適当な場所で昼食。
祝島 ふたたび集落に戻ってきたんで 街中を散策。
ふたたび集落に戻ってきたんで 街中を散策。
祝島 海風から家を守るため 周囲をがっちり囲っている「練塀」は 積み上げた石垣の隙間をしっくいで固めたもの。今はコンクリートがつなぎに使われていたり 石をつかわずオールコンクリだったりして 時代と共に素材が変化しているようじゃ。
一軒一軒がトーチカのように強固なガード力をもち、それらが集まって集落そのものが要塞化しているぞ。
海風から家を守るため 周囲をがっちり囲っている「練塀」は 積み上げた石垣の隙間をしっくいで固めたもの。今はコンクリートがつなぎに使われていたり 石をつかわずオールコンクリだったりして 時代と共に素材が変化しているようじゃ。 一軒一軒がトーチカのように強固なガード力をもち、それらが集まって集落そのものが要塞化しているぞ。
祝島 あと、港町らしく通路が狭くて原付がようやく通れる程度の間隔しかない。ゆえにこの島の交通手段のメインは自転車か原付なんだが、こーゆー離島には珍しく原付にちゃんとナンバープレートが付いていたな。
あと、港町らしく通路が狭くて原付がようやく通れる程度の間隔しかない。ゆえにこの島の交通手段のメインは自転車か原付なんだが、こーゆー離島には珍しく原付にちゃんとナンバープレートが付いていたな。
祝島 ぬこ♪ぬこ♪
ぬこ♪ぬこ♪
祝島 島唯一の喫茶店
島唯一の喫茶店
祝島 やっぱ祝島と言えば この看板のイメージなんだよなあ・・・
やっぱ祝島と言えば この看板のイメージなんだよなあ・・・
祝島 1時過ぎに集落に戻ったものの、5時の渡船まで時間を潰さないとイカンので 島の反対側の「こっこー自生地」と「ケグワの巨木」とやらを拝みに行くことに。ちなみに集落からの距離は海岸線沿いの道路を約4キロじゃ!

正面に見えるのは小祝島と小島。
1時過ぎに集落に戻ったものの、5時の渡船まで時間を潰さないとイカンので 島の反対側の「こっこー自生地」と「ケグワの巨木」とやらを拝みに行くことに。ちなみに集落からの距離は海岸線沿いの道路を約4キロじゃ! 正面に見えるのは小祝島と小島。
祝島 4キロ歩いて三浦湾とやらまでやってきたが 海はさすがの透明度じゃ(゜∀゜)
4キロ歩いて三浦湾とやらまでやってきたが 海はさすがの透明度じゃ(゜∀゜)
祝島 この山のどこかに「こっこー自生地」と「ケグワ巨木」があるはずなんだが・・・その前に やたら鉄砲の音が響いているんだが もしかしてハンターがシシ狩りでもしているのか?そんな山に入るのは自殺行為以外の何物でもないんだが・・・

草刈作業をしている若い兄ちゃんがいたんで話を聞くと、鉄砲の音はビワを狙いに来るカラスを追い払うもので「脅しの空砲」なんだとか。ただ「こっこーの自生地」の場所を尋ねると 「あぁ・・」と顔をしかめて

「観光協会のパンフには書かれているけど、今は自然に埋まって行けないし 行ってもどれがそうなのかワケわかんなくなっている」・・・ということらしい。
ちなみに「ケグワの巨木」のことも聞いたが「それは聞いたこともない」という返事だったぞ(;´д`)
この山のどこかに「こっこー自生地」と「ケグワ巨木」があるはずなんだが・・・その前に やたら鉄砲の音が響いているんだが もしかしてハンターがシシ狩りでもしているのか?そんな山に入るのは自殺行為以外の何物でもないんだが・・・ 草刈作業をしている若い兄ちゃんがいたんで話を聞くと、鉄砲の音はビワを狙いに来るカラスを追い払うもので「脅しの空砲」なんだとか。ただ「こっこーの自生地」の場所を尋ねると 「あぁ・・」と顔をしかめて 「観光協会のパンフには書かれているけど、今は自然に埋まって行けないし 行ってもどれがそうなのかワケわかんなくなっている」・・・ということらしい。 ちなみに「ケグワの巨木」のことも聞いたが「それは聞いたこともない」という返事だったぞ(;´д`)
祝島 ちなみに「こっこー」というのは 昔、秦の始皇帝の命令で不老不死の実を捜しに日本までやって来た いわゆる「徐福伝説」にまつわるもので またたびの親戚と言うかキウイの原種と言われているもの。
ちなみに「こっこー」というのは 昔、秦の始皇帝の命令で不老不死の実を捜しに日本までやって来た いわゆる「徐福伝説」にまつわるもので またたびの親戚と言うかキウイの原種と言われているもの。
祝島 仕方なしにコッコーとケグワの散策は諦めたんだが、来た道と同じルートを歩いても芸がないんで 復路は山の中を歩くコースをチョイス。
写真は途中に出会った現地の人に「橋のところで2股に分かれているけど右に曲がるとトンでもない目にあう」と予言された箇所。
仕方なしにコッコーとケグワの散策は諦めたんだが、来た道と同じルートを歩いても芸がないんで 復路は山の中を歩くコースをチョイス。 写真は途中に出会った現地の人に「橋のところで2股に分かれているけど右に曲がるとトンでもない目にあう」と予言された箇所。
祝島 こちらも軽トラ1台がやっと通れるような作業道なんだが、やたら巨大な武蔵鐙がジャングルのように生茂っているぞ。
こちらも軽トラ1台がやっと通れるような作業道なんだが、やたら巨大な武蔵鐙がジャングルのように生茂っているぞ。
祝島 途中で天然記念物のウラジロガシとやらを発見。
途中で天然記念物のウラジロガシとやらを発見。
祝島 小さな看板があるだけなんだが、おそらくコッコーやケグワもこんな感じの扱いなんだろうな・・・
小さな看板があるだけなんだが、おそらくコッコーやケグワもこんな感じの扱いなんだろうな・・・
祝島 ようやく集落近くまで戻ってきて道も明るくなってきたぞ・・・いやあ、16キロも歩くとさすがに疲れたな・・・
ようやく集落近くまで戻ってきて道も明るくなってきたぞ・・・いやあ、16キロも歩くとさすがに疲れたな・・・
祝島 歩き回って久しぶりに腸に刺激を与えたせいか、集落に戻って強烈な便意に見舞われたんだが、公衆トイレの前で観光パンフに書かれていた「万葉の碑」を発見。

祝島は万葉集の時代から「神の島」として都でも知られた存在だったんだとか。
歩き回って久しぶりに腸に刺激を与えたせいか、集落に戻って強烈な便意に見舞われたんだが、公衆トイレの前で観光パンフに書かれていた「万葉の碑」を発見。 祝島は万葉集の時代から「神の島」として都でも知られた存在だったんだとか。
祝島 と、いうわけで 今回の祝島上陸記も終了じゃ!

あ、島の猫はオトナの猫は人見知りがはげしいが 子猫は比較的無抵抗(というか 無関心・・・)で写真も撮らせてくれるし触らせてもくれるぞ♪時間を潰す材料が無ければ 集落を適当に探せば何箇所か集まっている場所があるんだとか。
と、いうわけで 今回の祝島上陸記も終了じゃ! あ、島の猫はオトナの猫は人見知りがはげしいが 子猫は比較的無抵抗(というか 無関心・・・)で写真も撮らせてくれるし触らせてもくれるぞ♪時間を潰す材料が無ければ 集落を適当に探せば何箇所か集まっている場所があるんだとか。
祝島 本土への帰還は海上タクシーだったが、6時前に無事 室津港に到着~♪
このあとは上関海峡の温泉施設「鳩子の湯」でサッパリして 本日のメニューも終了じゃ!

いやぁ、さすがに疲れたな・・・
本土への帰還は海上タクシーだったが、6時前に無事 室津港に到着~♪ このあとは上関海峡の温泉施設「鳩子の湯」でサッパリして 本日のメニューも終了じゃ! いやぁ、さすがに疲れたな・・・

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