薬師・雲ノ平・黒部五郎岳 3日目

2015.09.15(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 20
休憩時間
52
距離
13.3 km
のぼり / くだり
1207 / 1413 m
19
45
35
1 47
42
39
1
1 3

活動詳細

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折立~太郎平小屋~薬師岳~太郎平小屋(泊)~薬師沢出合~雲ノ平山荘(泊)~祖父岳~日本庭園~黒部源流~三俣山荘~鷲羽岳~三俣山荘~三俣蓮華岳~黒部五郎小舎(泊)~黒部五郎岳~北ノ俣岳~太郎平小屋~折立 9/15日 3日目 6:12雲ノ平山荘出発。天気も良さそうです。 木道を祖父岳方面へ歩いて、まずはスイス庭園に向かいます。本日の木道の状態は、霜が降りてはいましたが歩きにくいほどではありません。テント場への分岐を過ぎて間もなく、スイス庭園への分岐となります。スイス庭園の右手には水晶岳、正面下方には水晶池が望めます。 分岐まで戻り、再び祖父岳方面へ木道を進みます。ゆるやかに登り、ハイマツ帯を抜けると祖父岳山頂への取り付きです。岩ゴロの先から山頂まではガレの登りとなります。 山頂にはケルンがあり、開けていて広いです。間近に、鷲羽岳、水晶岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳が望めます。山頂のパーティーが皆、岩苔乗越方面へと下るなか、私達だけ来た道を戻ります… 取り付き点まで下り、次は日本庭園へと向かいます。ほぼ水平な歩きです。日本庭園は他の庭園ほど整えられておらず、荒涼とした風景でした。前後に私達以外の登山者が居らず、静まり返っていたため余計にそのように感じてしまったのかも知れません。 この先の雪田を越えると勾配の急な下りとなり、下りきったあたりが黒部源流部となります。チョロチョロ湧き出しているイメージを想像していたのですが、ガンガンに流れていました(^^ゞ チョロチョロはもう少し上流なのでしょう。 ロープを伝って対岸へ渡ります。渡ってほんの少し登った平らなところに、立派な造りの黒部川水源地標があります。ここからは沢に沿って三俣山荘まで登って行きます。 10:13三俣山荘に着きました。すぐに展望レストランへ。カレーライス(1,100円)とケーキセット(1,200円)をいただきました。昨年、2泊3日で高瀬ダムから上高地まで裏銀座を歩いたのですが、その2日目(9月16日 ほぼ一年ぶりとなりました。)にこちらに立ち寄り、同じものをいただきました。とてもおいしかったので、またいつか来ることがあったらいただこうと決めていたのです。その時は、まさかその翌年に来るとは思っていませんでした(^^ゞ ちなみに昨年のケーキはモンブランで、今年のケーキはショコラでした。 山荘前にザックをデポして、サブザックに水と防寒着、カッパ上下だけ入れて、10:55に鷲羽岳山頂を目指して出発しました。ガレの急登を息を切らせて登り、11:40鷲羽岳に登頂しました。あ~、眺めが素晴らしい!! 昨年の鷲羽岳山頂は霧の中で、360度真っ白だったんです(>_<) しかも三俣山荘への下りの途中から青空に…orz ですので、感慨もひとしおです。 三俣山荘まで戻り、次は三俣蓮華岳を目指します。黒部五郎小舎へは巻き道がありますが、そこそこの高さまで登ってから巻いて行きますので、どうせならもう少し頑張って山頂を踏んで行く方が良いと思います。山荘の前から見上げるとずいぶんと高く見えるのですが、意外と早く山頂に立てたような気がします。もちろん急勾配の区間もありますが、距離も短く、登りやすかったからでしょう。 山頂の標識は、昨年見た時にはクリーム色でいかにも生木っぽい色をしていた(リニューアル直後だった様です。)のですが、一年で褐色に変わっていました。三俣蓮華岳山頂からほんの少し双六岳方面に向かったところに黒部五郎岳方面への分岐があります。ここからしばらくは稜線歩きとなります。巻き道と合流し、そのさらに先から南向きに進路が変わり、三俣蓮華岳から双六岳の稜線を平行に左手に見ながら進みます。そして樹林帯の下りとなり、鞍部まで下りきると黒部五郎小舎に到着です。 小屋は2階建てで、1階は大部屋と食堂、乾燥室、トイレ等で2階は個室タイプの大部屋が6室ほどとなっています。夕食は18:00、朝食は5:00からで、お座敷となっている食堂でいただきます。本日の宿泊者は30人弱くらいでした。 昨日に引き続き、本日も秋晴れの中、とっても気持ちの良い山行となりました。この行程は、その大半が展望が利きますので、楽しく歩けると思います。 (休憩3h07m)

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