表参道で敬慎院〜ナナイタガレ〜七面山往復+赤沢宿、久遠寺、銚子塚古墳

2018.05.14(月) 日帰り

活動データ

タイム

07:33

距離

13.0km

のぼり

1663m

くだり

1705m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 33
休憩時間
1 時間 2
距離
13.0 km
のぼり / くだり
1663 / 1705 m
2
52
22
42
49
48
54
40
30
11
25
23

活動詳細

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日蓮宗の信仰の山。登山目的の方より参拝の方の方が多く、平日でも思ったより多くの方とすれ違います。参拝の方は、軽装で、荷物は索道であげもらって、宿坊に泊まる方が多いようで、月曜の朝でしたが、降りてくる方が20名くらいはいたと思います。すれ違う時に合掌して頭を下げてくださったり、お題目を唱えながら登る方もあり、今も信仰が盛んであることを実感しました。宿坊でトイレを借りて休憩させていただいた際も、若い修行僧の方がとても丁寧で親切で、山上の涼しい空気と静けさの中にご祈祷の声が響き、とても良い時間を過ごせました。 登山的には、敬慎院までは、果てしなく長い登りで、整備されて快適ではあるものの、単調で辛いです。一番のハイライトはナナイタガレの圧倒的なスケールの山体崩壊。すぐ近くの八紘嶺に、日本三大崩れの大谷崩れがありますが、素人目にはこちらの方が圧倒されます。大谷崩れの方は大きな岩がめだち、こちらは細かな砂地の崩壊面のように思いました。 下山後春木川を渡って白糸の滝、雄滝へ。春木川は糸魚川静岡構造線沿いに流れる川で、白糸の滝側は硬い火山性の岩石で地質が違うそうで、滝が複数形成されており、右岸と左岸では全く地形が異なるのがよくわかります。春木川、早川、富士川ともに、上流に崩壊地を持つ荒れた河川で、流れも速く、河岸にはグレー色の砂(?)が幅広く大量に堆積している殺伐とした雰囲気が目立ちました。 帰りは、車で白糸の滝方面に橋を渡り、赤沢宿で古くからある参道宿場の旅館を見て、その後久遠寺にもお参りしました。早川町は、日本一人口の少ない「町」。グーグルマップの航空写真を見ても、大きな集落は存在せず、とんでもない山奥に極小の集落が点在しています。変わった名前の集落も多く、とても興味深いです。 おまけで甲府南インターちかくの、銚子塚古墳にも寄り道。こんなに綺麗に保存されている前方後円墳に登れるところはあまりないと思います。上から見ると、前方後円墳の立体的な形がよくわかり、イメージが変わりました。見晴らしも良く気持ちの良い場所です。

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