新燃岳の噴火。高千穂峰の山頂にて。危険認識や注意喚起について考えたいです。

はじめまして。亀井といいます。 yamapさんでは、いつも皆さんの活動日記を楽しんで読ませていただいています。ここに投稿するつもりは無かったのですが、今回の体験を通して、もっと危険認識や注意喚起について考える点があると思い、今回ここで述べておくことにしました。 私は月曜日が休日で、以前からよく高千穂峰にて登山させていただいています。やはり平日、それも午後であれば登山者が少なく、今回も山頂には私を含め3名しかいないという心細い状況。そんななかで、14時40分過ぎくらいに轟音とともに新燃岳が噴火しました。いつも見ている景色が一気に影に変わってしまい、御嶽山の映像とリンクしてしまって恐怖感が半端じゃなかったです。細かい噴石は激しく、また異臭もありました。 写真の通り、私は何とか無事に下山できましたが、これが子供や女性、年配の方だったら？と想像するととても怖くなりました。ミヤマキリシマはもうすぐ満開になりそうです。今週末、親子で高千穂峰に登られるという方は、お子さんには必ずヘルメット着用させてあげてください。また、未だに軽装で登られる人もいらっしゃいます。薄いスニーカーとか。あれは逃げる時にとても危険だと思います。 そして噴火した際の危険なルート。高原側は山ひとつある分、噴石は遮られそうですが、高千穂河原～お鉢経由の登山道の方はまともに噴石を受ける角度にあるので、くれぐれもご注意ください。今回、2名の男性登山者さんが、お鉢方面に急いで下山されました。大丈夫なのか心配です。 高千穂峰が規制外のエリアであるとはいえ、新燃岳は目の前です。今日のように風向きによってはかなり影響あると思います。今回、ツイートしたことによって批判が多少ありましたが、そこで危険認識を感じてもらえれば、と思ってそうしました。ご理解頂けるとありがたいです。 https://twitter.com/hair_kame38/status/995904154534010880 気遣ってくれた皆さん、ご心配をおかけいたしまして申し訳ありませんでした。 ※5/15 youtube動画をアップしました。