初雪? 荒島岳 勝原・中出周遊(国道歩きあり) APC0.96

2015.10.31(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 33
休憩時間
2 時間 4
距離
18.2 km
のぼり / くだり
1583 / 1585 m
1
1 34
34
8
48
14
1 20

活動詳細

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冬山になる前の荒島岳に行ってきました。 よく歩かれている勝原(かどはら)コースも深田久弥が歩いた中出(なかんで)コースも両方歩きたいと思い、勝原スキー場の駐車場に車を止めて登り、中出登山口に下りました。中出登山口の最寄りの下唯野駅から勝原までは2駅ですが、ちょうどいい列車がなさそうだったので(列車は1日5本くらい)5㎞ほどの国道歩きをすることにしました。結論から言うとこの国道歩きはめちゃめちゃ大変でお勧めできません。何が大変ってとにかく危ないのです。人が歩けるスペースがほとんどない上に車がびゅんびゅん飛ばす道なので、安全の確保にかなり気を遣って歩く必要がありました。 この日神戸を出たのは3時前、勝原スキー場の駐車場に着いたのは6時過ぎでした。 まずはしゃくなげ平経由で荒島岳山頂を目指します。紅葉は終わりかけではありましたが、まだまだ人眼を楽しませるのに十分な色づきを残していました。 因みにこのコース、急登との噂を聞いていましたが、どこにでもあるような登りに感じました。有名なもちがかべも拍子抜けな感じで、小1の娘も「ぜんぜん大変なところなかったね」と言っていました。ただ、滑落事故が起こっているのも事実ですし、全体的に滑りやすくはあるので用心は必要です。 この日の天気は目まぐるしく変わり、曇りから青空が垣間見えたり、雨が降ったり上がったり、頂上近くでは雪まで降りました。頂上に着いた頃には軽く吹雪いており、凍えるような寒さでした。展望はゼロでしたが、もしかしたら初雪かもしれない雪に出会えたのはよかったです。(結局積もることはなく、念のためもって行ったチェーンスパイクを使うことはありませんでした。) 雪の中で昼飯を食べる訓練がしたいという私の希望は、他の家族3人の大ブーイングにより即却下され、写真を取って、神社にお参りをしてそそくさと下山しました。頂上滞在はたったの15分。頂上でのんびり過ごすのが好きな我々にとってたぶん最短記録です。 しゃくなげ平に戻って昼食(このときの天候は曇り)。下山路はは中出コースを行きます。途中寄った小荒島からは下界や近辺の山の展望が得られましたが、荒島岳山頂付近はガスに覆われていました。 中出コースも紅葉が少し残りつつ、登山道は落ち葉でふかふかでなかなかいい雰囲気でした。 一気に登山口まで降りた後は車道歩きです。国道まではのどかで癒される農村地帯を歩きます。 冒頭にも述べた通り、そのあとの国道歩きが一番大変でした。スノーシェッドやトンネルもいくつか通過しますし、カーブが多くて見通しも悪く車にひかれる危険が伴います。その時々で左右のできるだけ危険の少ない方を選んで歩いたり、ストックを掲げて振りながら歩いて車に自分の位置を知らせたり、スノーシェッドでは車が通過するたびに欄干のコンクリートに登ったりと、1時間半精神的にかなり消耗しました。 勝原の駐車場着は16時半前。暗くなる前に戻ることができてよかったです。 帰りは越前大野で1泊して帰りました。越前大野は町のいたるところに名水の湧く、風情のある城下町で、とても気に入りました。 泊まったのは名水百選の御清水(おしょうず)のそばにある大清水旅館。小さな昔ながらの旅館ですが、趣があり、手入れも行き届き、ご主人と女将さんの人柄もよかったです。料理は決して豪勢でなく、日本の家庭料理という風ですが、どれを食べても美味しかったです。それに、度肝を抜かれたのが炭火で焼いた一匹丸まんまの鯖。とても美味でした。因みにこの旅館、水道の蛇口をひねると御清水が出てくるそうで。つまり、顔を洗うのも歯を磨くのも、お風呂も名水百選ということです。なんという夢のような世界でしょうか。これで1泊2食付き7,000円は大満足でした。 行動時間 7:15+国道歩き1:20+頂上滞在0:15+昼飯0:45 コースタイム(国道除く)7:35 APC値(国道除く)0.96

荒島岳 最初はコンクリートの道を登ります。
最初はコンクリートの道を登ります。
荒島岳 明るい紅葉の森が続きます。
明るい紅葉の森が続きます。
荒島岳 トトロの木
トトロの木
荒島岳 ガスのため、白山が見えるという白山ベンチからは白山は見えませんでした。
ガスのため、白山が見えるという白山ベンチからは白山は見えませんでした。
荒島岳 立派なきのこ
立派なきのこ
荒島岳 池のような水たまり
池のような水たまり
荒島岳 しゃくなげ平
しゃくなげ平
荒島岳 もちがかべでもちもちポーズ
もちがかべでもちもちポーズ
荒島岳 もちがかべはあまり壁ではありませんでした。
もちがかべはあまり壁ではありませんでした。
荒島岳 前荒島
前荒島
荒島岳 中荒島
中荒島
荒島岳 雪がちらつき始めました。
雪がちらつき始めました。
荒島岳 雪の舞う頂上
雪の舞う頂上
荒島岳 雪の舞う頂上2
雪の舞う頂上2
荒島岳 写真ではわかりにくいですが、軽く吹雪いてます。
写真ではわかりにくいですが、軽く吹雪いてます。
荒島岳 さっきの兄のポーズを真似する妹
さっきの兄のポーズを真似する妹
荒島岳 小荒島にて
小荒島にて
荒島岳 小荒島から荒島岳を望む。山頂付近はガスに覆われています。
小荒島から荒島岳を望む。山頂付近はガスに覆われています。
荒島岳 中出コースの途中、越前大野の町が一望できました。
中出コースの途中、越前大野の町が一望できました。
荒島岳 ふかふかの落ち葉
ふかふかの落ち葉
荒島岳 また雨が降る。でも、雰囲気はいいです。
また雨が降る。でも、雰囲気はいいです。
荒島岳 道を間違えたんじゃないかと3人で地図を見ています。結局間違っていませんでした。
道を間違えたんじゃないかと3人で地図を見ています。結局間違っていませんでした。
荒島岳 中出登山口の少し下。この奥に湧き水があります。
中出登山口の少し下。この奥に湧き水があります。
荒島岳 こんな感じです。
こんな感じです。
荒島岳 のどかな車道歩き(ここは歩道)。子供達は元気に走っています。この直後の兄弟のじゃれあいで娘の歯が抜けました。ぽろっと道路に落ちたそうです。
のどかな車道歩き(ここは歩道)。子供達は元気に走っています。この直後の兄弟のじゃれあいで娘の歯が抜けました。ぽろっと道路に落ちたそうです。
荒島岳 鯖丸一匹の炭火焼。これ一人分です。
鯖丸一匹の炭火焼。これ一人分です。
荒島岳 町の至る所に湧き水が
町の至る所に湧き水が
荒島岳 大清水旅館
大清水旅館
荒島岳 名水百選 御清水
名水百選 御清水
荒島岳 ここで登山バッジを購入。
ここで登山バッジを購入。
荒島岳 翌日は快晴。大野城のある亀山から荒島岳がくっきり見えました。
翌日は快晴。大野城のある亀山から荒島岳がくっきり見えました。
荒島岳 大野城
大野城
荒島岳 顔を出しつつ御清水を飲む息子。
顔を出しつつ御清水を飲む息子。
荒島岳 勝原スキー場駐車場の看板に登山バッジの買える店が書かれています。
勝原スキー場駐車場の看板に登山バッジの買える店が書かれています。
荒島岳 勝原駐車場。登山届けボックスあります。
勝原駐車場。登山届けボックスあります。
荒島岳 越前大野の朝市
越前大野の朝市
荒島岳 伊藤順和堂のいもきんつば。朝から並んでいました。昼過ぎには売り切れていました。持ち帰ったものも美味しかったですが、その場で食べる作り立てが絶品です。
伊藤順和堂のいもきんつば。朝から並んでいました。昼過ぎには売り切れていました。持ち帰ったものも美味しかったですが、その場で食べる作り立てが絶品です。

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