残雪期の富士宮ルート

残雪の富士山に富士宮ルートピストンで行ってきました。 残雪期の雪山はあまり経験が無かったのですが、ゆっけさんに誘われ、久しぶりにピッケルワークの必要な雪山へ。 残雪期と言っても、南斜面の富士宮ルートでは八合目より下は全く雪がありません。 九合五勺の大雪渓地点でストックをピッケルに持ちかえ、アイゼンを装着。 雪質はアイスバーンではなく、適度に溶けており非常に登りやすいです。 富士宮口の山頂に到着後、剣が峰を目指しますが、頂上は突風が吹き荒れています。 慎重にピッケルを使い、無事剣が峰へ。 五合目ではかなりガスってましたが、山頂は良く晴れており、箱根の芦ノ湖や駿河湾が一望できました。 富士山は３度目ですが、初めて頂上から海が見られて、充実の山行でした。 【気づいたこと】 ・富士山は天候が目まぐるしく変わるため、服のレイヤリングが難しい。 登りはじめはかなりの薄着だったが、剣が峰ピークハントではバラクラバ装着。 残雪期とは言っても雪山装備は必須。 ・夏の富士山とは違い、登山慣れした登山者ばかりだったので、非常に登りやすい。 ただハーフパンツにトレランシューズ+チェーンスパイクで来ている人がいたのには仰天した。 案の定、富士宮口頂上直下の大雪渓の途中で立ち往生し、座り込んでしまったようだったが、無事ピークハントはできた模様。 さすがに5月の富士山でトレランスタイルはちょっと。。