霊峰 摩耶山へ

2018.05.22(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 23
休憩時間
36
距離
5.3 km
のぼり / くだり
766 / 768 m
2 33
1 48

活動詳細

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今年登ってみたい山の一つ。「摩耶山」はなんとなく不思議な感じがする山、気になる山だった。田植えが始まっている山里から、越沢登山口へ。清冽な雪解け水が流れ下る深い谷に沿って歩く。ところどころに谷の縁の岩場に道があり、慎重に進む。ミズナラの林に入ると若葉越しの朝日が清々しい。足元にはニリンソウの群生が広がる。沢沿いの道を進むと、目に飛び込んできたのは、激しいしぶきが岩をたたいて落下する「弁財天の滝」。ガイドブックの写真で見た滝だ。その時にもなんとなく不思議な感じがしたものだ。滝に沿うように鉄梯子があり、おそるおそる登っていく。「中尾根コース」を進む。急な坂がどこまでも続く。残雪が山腹を削っている。息を切らしながら登り続けて、ようやく山頂。青空を背景に、残雪を纏った山並みが眼前に広がる。正面に月山と朝日連峰の山々、そして中空に浮いたように鳥海山が見える。1019mの山頂、そんなに高い山ではないが、大きな達成感と喜びがある。しばらく風を心地よく感じて、景色を記憶に刻もうとする。人も山も一期一会だなと思いながら、ザックを背負い同じ道を下る。

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