活動データ
タイム
06:25
距離
0m
のぼり
0m
くだり
0m
活動詳細
すべて見る2015年11月26日。晴れ☀️時々雲の中☁️ 何はともあれ、コロラド・ロッキーの夏山のシーズンは短い。トレイルから雪が無くなるのは、7月の中旬から9月中旬迄の正味2ヶ月間だけ☃️。11月下旬に雪を意識する事無く標高の高い山に登るには、暖かい所に行くしか術は無い⛰。ミッキーマウスのお膝元、東海岸のフロリダはどうだろう🐭❓ダメだ🙅♂️。フロリダには、サンダーマウンテン以外には、山は無い😅。んじゃ、西海岸のカリフォルニアの南の方はどうだろう🤔❓ん…有ったぞ❗️ デスヴァレー国立公園に、ちょっとデカイ山が有るじゃん😀。「んじゃ、行っちゃうかい❓」ってな感じで選んだTelescope Peak。 標高3,368メートル クラス1️⃣ デスヴァレー国立公園は、アメリカで最も標高が低いところ(海抜マイナス85メートル)。灼熱の谷としても知られており、1913年7月10日に摂氏57度を記録している位だから、多分、雪はそんなに多くない筈🔥。近所のアウトドアグッズ屋さん(REI)のマッチョなお兄さんに聞いて見ると、「オレッチ、その山に登ったことは無いな🙅♂️。でもデスヴァレーの中なら、雪はそんなに多く無いんじゃね❓」とのことで、何となく行けそうな感じ😀。でも、「オレッチなら、クランポン(Crampon)とアイスアックス(Ice Axe)は持っていくかな❓」と言われてしまい、何となくダメそうな感じ😨。「道具だけ買っても、使い方が分からないしなぁ…」と落ち込んでいると、「マイクロ・スパイク(Micro Spikes)でも行けんじゃねぇ❓」と鶴の一声👏。「よっしゃ、それで行きまひょ」と言う事で、目出度くマイクロ・スパイクを一個お買い上げ💸。ドキドキしながらネバダ州のラス・ベガス行きのAA-667便に飛び乗りました✈️。 デスヴァレー国立公園は、ベガスの玄関口であるマッカラン国際空港からCA-160、ベル・ビスタ・ロード(Bell Vista Rd)、CA-190を乗り継いで、2時間ほど西に向かって車を走らせた所にあります🚙。今回は、デスヴァレー国立公園の近くに有る、西部開拓時代に栄えたものの、今はゴーストタウンになってしまった小さな町ライオライト(Rhyolite)が見たかったので、ベガスからCA-95でビーティ(Beatty)に向かい、そこからCA-374、次にCA-190に乗り継ぎ、ストーブパイプ・ウェルス(Stovepipe Wells)のモーテルに一泊することに🏨。 (宿泊情報) Stovepipe Wells Village CA Highway 190 Death Valley, CA 92328 $169.12(一泊) Telescope Peakの見所の一つは、世界一の樹齢を持つ木「ブリッスルコーン・パイン(Bristlecone Pine)」に会える事🉐。 ブリッスルコーン・パインは、米国カリフォルニア州のホワイト・マウンテン山脈の標高2000m~3000m周辺にヒッソリと生息するマツ科の木です🌲。日本では、縄文杉の樹齢が7000年ほどと、ご長寿で知られていますが、ブリッスルコーン・パインの寿命は5000年ほど。杉に負けず劣らず、中々どうして、松の寿命も長い😳 ねじれ、うねるような奇妙な形が特徴のブリッスルコーン・パインは、高地の強風の吹き荒れ、紫外線、極寒や乾燥等々、およそ生物に適していない土地で、土壌も岩石質の斜面土壌と言う劣悪な環境と戦いながら、自然と適合しながら数千年間生存しています👀 ブリッスルコーン・パインは大きく成長することにエネルギーを使うのでは無く、生命を維持する為だけにエネルギーを使うそうで、その結果、条件が良くても、年間で樹の幹の周囲がわずか0.25 mm伸びる程度で、2.5 cm伸びるのには100年間必要だそうです。って事は、1,000年かけて25cm伸びるって事で、胴廻りが1mのブリッスルコーン・パインの樹齢は、4,000年だ😳 日本人が縄を押し付けて土器を作っていた時代には、既にこの世に生まれて、今もどっしり根を張って生き延び続けている先人達に、Telescope Peakに登れば直接会う事が出来る...これは凄い🉐 実は、ベガスに降り立った日(11/25)は予想外の大雪が降ったようで、モーテルにチェック・インする時にスタッフからは「トレイルヘッドに続く道路が閉鎖されているよ」と言われ、予定していたTelescope Peakへのハイキングは、半分以上諦めていました😭。でも、11/26の朝、遅めの朝食を取った後に、ふと「次回の為に、トレイルヘッドへの道順や雰囲気だけでも見ておこうかな❓」と思い、ダメモトで車を走らせて見ると、行けない事も無さそうな感じ😀。これを見越してレンタカーも4 x 4のジープを借りておいて良かったぁ~🚙。 で、結局、何事も無くトレイルヘッドのマホガニー・フラット・キャンプグランド(Mahogany Flat Campground)に到着🤗。少し遅めの出発になったので、慌てて身支度を整え、片道11 kmちょい、往復22.5 kmのトレイルに足を踏み出しました🚶♂️。 歩き始めて30分後、肝心要のマイクロ・スパイクを車の中に置いて来てしまった事に気が付き、慌てて車に取りに戻ったり、日没の時間を気にしながら、ドタバタしたハイキングになってしまいましたが、他のハイカーが下山してしまい静まり返ったトレイルを独り占めすると言うのも、何だか贅沢な感じでした😑。静寂の中、ポツンと佇む孤高のブリッスルコーン・パイン🌲。山頂から覗き込む、海抜マイナス86 mのバッドウォーター(Bad Water)。他では見ることの出来ないモノや景色を楽しむことが出来た、見所満載のハイキングでした💮。
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