5/27 日本二百名山 『七面山』 登山

2018.05.27(日) 日帰り

活動データ

タイム

06:06

距離

10.9km

のぼり

1508m

くだり

1503m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 6
休憩時間
3
距離
10.9 km
のぼり / くだり
1508 / 1503 m
47
26
54
1 33
52
22
10
25

活動詳細

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いつもご拝読頂き、ありがとうございます🌿 25日〜26日、静岡に出張。 遅ればせのGWの振休として、珍しく日曜日の27日にお休みを頂きましたので、以前から気になっていた山梨県の『七面山(しちめんさん)』に伺いました。 何が気になっていたのか? と申しますと、 東海や畿内の『日蓮宗』の寺院、 つまり『南無妙法蓮華経』という『お題目』を"正行"として唱える"法華経"のお寺さんに何気なくふと入ると、よく『弁財天・吉祥天』さんが祀られています。 その由緒や縁起を見ると、 これは『七面山』に祀られている『七面大明神』、通称『七面天女』様の事である!と必ず書かれています。 ん?日蓮宗の寺院に祀られている『弁財天・吉祥天』さんは、全て七面山の『七面天女』さんって事なの?? どういう事?と気になっておりました。 直接行って、見て、聞いて来ないとわからない❗️ との信念から、伺って参りました。 ちなみにわたしは、日蓮宗に関しては全くのド素人であり、勿論信者でも無く、若き頃の日蓮さんが、最澄さんの比叡山延暦寺で修行なさっていたくらいの知識レベルです🌷 さて、日曜日の朝、 家康さんの側室で、熱心な日蓮宗信者であった『お万の方』(養珠院)の立派な銅像がある白糸滝前の登山口へ。 ご主人であり、天下人である家康さんは、熱心な『浄土宗』信者。 家康さんは、日頃から宗論を幕府に挑む日蓮宗派を不快に思っており、密かに家臣に命じて日蓮論者を襲わせ半死半生の状態に。 これを知った超熱心な日蓮宗信者のお万の方は激怒!『私も死にます!』と死装束で決死の抗議をし、日蓮宗派を終生守り通した方。 後の紀伊徳川家の祖、徳川頼宣 水戸徳川家の祖、徳川頼房 を産んだ母であり、芯が一本ビシッと❗️通った、心根の強い方なんだなぁ🌱 と、銅像をボッーと眺めていると、 隣の白糸滝で7日間、自ら滝行をなさっていたお姿を、イメージとして私に送って頂きました。 元来、この七面山は『女人禁制』の修験の山。 でも、ど〜〜〜しても登りたい!自分で登って七面天女様にお会いしたい! という強い意志のお万の方が、死を覚悟の上、白糸滝で来る日も来る日も、一日中身を清めたそうです。 これ以上の滝行は身の危険である。 そして、日蓮宗派を家康さんから守ってくれたお万の方様であるなら…… と、時の身延山久遠寺法主が女人禁制を解き、無事に登拝なさったそうです。 ひと通りイメージとして教えて頂いた時、 太鼓の音とお題目と共にわたしの周りに白装束の信者のもの凄い数の団体さんが💦 しかも、98%女性なんです💧 何?💧このアウェイ感😓💦 私1人、登山姿で……オッさん1匹💧 すみません😓場違いで〜 と思いながら、100人は居る団体をちっちゃくなりながら擦り抜けYAMAPを起動させて登山開始。 それがですね…… すぐに下山して来る白装束姿の超団体💧 しかもですね…… 『南〜無〜妙〜法〜蓮〜華〜』 と、ずっ〜と唱えながらです。 そして、またもや信者の殆どの方が女性💧 唯一の男性は先頭と真ん中、最後尾に、 選挙カーのスピーカーをイメージしてください。 あのスピーカーを男性3人が肩から下げ、大音量で南〜無〜妙〜法〜蓮〜華と『お題目』を延々リピートさせながら下山してくる100〜200人の1団体。 しかも、信者の皆さま、 本当にもの凄〜〜く優しい方々ばかりで、 登山姿の私を見ると、 一斉に左側に1列に並んで立ち止まり、 『ご苦労様です。どうぞ〜。 南〜無〜妙〜法〜蓮〜華〜』 と、私が通り過ぎるまで立ち止まってます。 小心者のわたしは、 『ご苦労様です。ありがとうございます。 すみませ〜ん😓』 と繰り返しながら、登ります。 1団体200人を通り過ぎるまでひたすら登り続け、ちょっと休みたいなぁと思いきや💧 また次の団体さん😓💦💦 はい🌷 休む間もなく、また登り続けます🤣爆 この七面山、標高1,982メートル。 登山口が標高400メートルくらい。 つまり高低差 約1,500メートル💧 しかも、この日は気温25度の無風💧 5団体? 1,000人以上?の1列に並んで立ち止まっている登山道。 休むことも出来ず、 ひたすら『ご苦労様です。すみませ〜ん』と言いながらの登り😓 口から心臓が出るのでは!💦 と思うくらいシンドイ登山でした😭💦爆 標高1,700メートル程に、 身延山久遠寺に属する『敬慎院』という大規模な寺院があり、この敬慎院の本堂に七面天女様が祀られています。 車道も無く、歩いて登ってくるしか方法がない敬慎院さん。 法華経を守護する『七面天女』様を祀っている事から、この七面山は日蓮宗派の聖地であり、 日蓮信徒・信者の方々にとって、一度は必ず登らないといけない霊山、という事だそうです🌿 白装束姿の団体さんに混じって、 一人登山姿のオッさん。 そんな私を見つけた敬慎院の僧侶さんが、 『ご苦労様でございました🌿 どうぞお茶でも。』 と、優しく迎えてくれます。 しかも、お一人の僧侶さんではなく、 次々と僧侶の方が現れて迎えてくれます💦 40人は超えた?かと😓 そんな迎えて頂くような私でも無く😓 ちっちゃくなって、足早に山頂へ向かいました😅苦笑 この敬慎院さんは、1,500人が同時に泊まれる身延山久遠寺の大規模宿坊でもあり、 連日全国からお見えになる信徒・信者さんの修行道場になっているとの事でした。 勿論、一般者も泊まれるそうです🌷 敬慎院さんから山頂に向かうと、 すぐに空間の『気』が変わりました。 山神様の気です🍀 白装束姿の信者・信徒さん達は、 敬慎院さんで泊まるようで、山頂へは誰も来ません。 登山口から延々とリピートされていた『お題目』も聞こえなくなります。 ずっ〜〜と聞きながら登って来たからでしょうか? 最初は少し違和感を感じ、場違い感、アウェイ感を感じていたわたし。 でも、いつのまにか一緒に口ずさんでいる私が居ました🌱 それも、ただ単に僧侶が棒読みしている感じでは無く、 スピーカーから延々とリピートされていたのは、独特な音調があるんです🌿 『石焼〜〜きイモ〜』 という販売車!聞いた事ございませんか? あんな感じで、独特な音調で、 『南〜無〜〜妙〜法〜蓮〜華〜〜』と🍀 その音調を、登山口から標高1,700メートルの敬慎院さんまで、1,000人を超す女性の"集団"の声で🌿 これは、空間の場を清めます。 霊力がある『お題目』を、 毎日毎日、すごい数の信徒・信者さんこの神域で唱え続けることによって、もの凄い言霊が場の空間を包んでいます。 想像をはるかに超える霊山です。 一人ぼっちになった山頂への登山道。 静かな空間に、ふと風景を見ると『富士山』が🌿 この七面山は、富士山の真西にございます。 富士山に癒されながら、また登山道を進み始めると、 なんと今度は『鹿、鹿、鹿の群れ』🍀 山神様に仕える眷属です。 逃げる様子もなく、 じっと私を見る鹿さん、お尻のハートマークを見せてくれる鹿さん🌿 ありがたい限りです🍀 山神様のお話によると、 敬慎院は主に眷属頭(一の眷属)の龍さんがご担当なさっているそうですが、 山神様も直接伺うそうです。 七面山・身延山を中心に、 この辺りの山々を、七面の山神様や眷属頭の龍さんご担当なさってお見えとのこと。 日蓮さんも、この七面山にリアル登拝なさっているそうですが… いまいち日蓮さんとは繋がりにくい感じが致しました。 これは山神様によると、 『日蓮は仏となっても尚、謙虚に神を立てている』からだと。 きっと日蓮さんは、 この七面山は山神様の霊山。 わたし如きが、足を踏み入れる場ではございません、と気を使ってお見えなのかと🌿 謙虚な日蓮さんと、 そんな日蓮さんの教えを信じる信徒・信者さん達を優しく守護する山神様。 ほわっとする癒されるこの感じ🌿 素敵な霊山です。 七面天女様。 結論を申しますと…… 山神様ですので、性別はございません。 勿論、お姿もございません。 ただ……お声から想像するに…男性的なお声でした。 富士山の木花咲耶姫と同じパターンです。 富士山も、男性的なお声をした山神様でした。 ただ、人々が天女や姫と思って信仰する。 別にそれで何の問題でもなく、性別や名前など、山神様にとってはどうでも良いちっちゃなレベルの事。 神を信じて来る人々を、 守っていくのが神である、と。 下山しながら、 もうひとつ、山神様にお聞きします。 『何故、日蓮宗の熱心な信者さんには、女性が多いんですか?』と。 すると、 『明日は身延山に登るのであろう?それは身延山で、日蓮とお万に直接聞いてみなさい』 と言われます。 ん? という事は、日蓮さんとお万の方は、 身延山に確実にお見えになる!という事です。 敬慎院さんまで下山し、 改めて一の眷属さんにご挨拶を…… と思いましたが…門から見える本堂の前には、すごい数の白装束姿の団体さんが💧 すみません、 日蓮宗ど素人の私は、ここまでで失礼致します。 と門から手を合わせ、敬慎院さん境内には寄らず、信者さん達を優先させて頂きました🌱 そして、また延々とリピートされる『お題目』を聞きながら、 また今度は、登ってくる信者さん達が1列に立ち止まって私を見送ってくれる状態😓 止まることも出来ず、一気に高低差1,500メートルを下山する小心者のわたくしでした😓爆 ある意味、トレランに適した山かも💧 翌日28日は、 早朝5時30分からの、身延山久遠寺の朝勤に参加後、身延山登山して参りましたが、また後日に🙇 今回も長文、 ここまでご拝読頂き、心からありがとうございました🙇

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