天塩岳~前天塩岳

2018.05.27(日) 日帰り

活動データ

タイム

08:17

距離

11.2km

のぼり

1048m

くだり

1060m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 17
休憩時間
1 時間 50
距離
11.2 km
のぼり / くだり
1048 / 1060 m
2 13
1 1
1 8
2 4

活動詳細

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美味しい行者にんにくを求め、天塩岳沢登コースを登ってきました。 旧道から登って沢コースを尻滑りの方が面白かったかなと思いました。旧道はゴロゴロ石多くて、転けるし脚グネるw ※天塩岳で行者にんにくを採るのは「森林窃盗罪」にあたるのではないかとの指摘がありましたがここは北海道です✋ 道民に山でアイヌネギを採ったら犯罪だよと言われても、恐らくみんなキョトン顔になります。それぐらい身近な旬の山菜なのです。道北のとある村では街中に普通に群生している所があるぐらいです。 本州だと山の上にしか生えていないので保護指定されており、他の高山植物同様に勝手に採取したら森林窃盗罪ですね。しかし、北海道では基本的に私有地や農家の畑でもない限り行者にんにくは取り放題です。 指摘を受け天塩岳を管轄している士別市に念のため問いあわせてみましたが「採っちゃ駄目ならその旨の看板を建てますし、自分で食べる分なら全然OKですよ」との事です。 ポイントは「自分で食べる分」です。商売用で持っていけば北海道でも森林窃盗罪になります。 行者にんにくはそもそも成長が大変遅く、食べ頃な大きさに育つまで5年以上掛かります。そして、その間に根こそぎ採られてしまうと、その場所では全滅してしまいます。その点が本州で保護されている所以の一つなのでしょう。 [食べ頃な大きさに育つまで5年以上掛かる]というのは重要なポイントです。こごみのように採っても採ってもじゃんじゃん生えてくるような山菜ではありません。 例えばネットでいくら探しても、具体的にどの地点で採れるかが明記されてるのはありませんね。聞いてもなかなか教えてくれる人はいません。私もマイスポットは誰にも教えていません。 何故なら「自分の取り分が無くなるから」ですw マイスポットは道北に5箇所程ありますが、年度事に収穫場所をローテーションしています。毎年同じ場所で採ってても食べ頃な個体の収穫は見込めませんから。 余談ですが、北海道でも行者にんにく採りの暗黙のルールはあります。 1、根っこから採らない(地面から上の位置から切断するとまたそこから伸びてきます) 2、群生地に生えてる全部を採らない(全滅するため) 3、葉っぱが1枚、もしくは3枚のものは採らない(1枚は次年再来年用、3枚は花が咲くので種飛ばし用) 2枚葉のものを選んで採れば自然と適切な採取量となります。 道内にもそれらを守らないで根こそぎ持っていく輩はいるので、国道沿いで目につくお手軽行者にんにくスポットは年々減少しているのが実情です… まぁ北海道で群生してる場所は大抵は山奥で沢沿いの急斜面とかなので、相当山菜好きでもない限りはスルーしますが(笑) あと熱中し過ぎると熊鈴が機能しないのでヒグマに襲われる危険性もあります。実は、道内でヒグマに襲われるのは大抵が山菜採りです。 皆さんもアイヌネギを食べてみたいなと思ったらぜひ北海道へいらしてください。水の流れる所、遡って行けば大抵巡りあえますよ。 1分湯がいて、冷蔵庫で冷やしたアイヌネギ。マヨネーズをかけてもきゅもきゅ食べれば最高のビールのつまみとなります。

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