慶良間諸島・阿嘉島・サクバル・アオリイカ!

2015.11.06(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 40
休憩時間
1 時間 26
距離
2.3 km
のぼり / くだり
332 / 337 m
2 41

活動詳細

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今年はイカはたくさん来ないさあ~と島のおじぃと話をした翌日、サクバルの行ける所まで行ってみよーと、天城展望台手前の脇道を出発しました。  松やアダンが茂る雑木林を歩くと、たくさんのヤドカリが山道を登っています。確か、生態系もそれほど詳しくわかっていない?とテレビで言ってたよーな気がしますが、ホント不思議でたくましい生き物ですね~  砂浜に降りるといきなり道がありません。そもそもこのルート?に道なんてありませんが、いきなり靴を脱いで海を渡ります。ほんの数メートルですけど。  温かい!海水はまだ20度前後あると思います。今日の気温は日中30度近くありました。持ってきたアイスティーが美味い!北海道の友人が昨日1度って言ってたけど信じられないですね~  渡ると、エアーズロックを小さくしたような、砂岩でできた岩山を登って行きます。ルートも何もないので、三点確保のできるポイントを探しながら、岩山の頂上を目指します(本当は海沿いの別ルートがあったのを帰りに知りますが、これはこれで面白くて、子供の頃に遊んだ採石場を思い出しました)砂で滑るのと掴む植物もないので、落ちると結構ヤバイです!  なんとか珊瑚の欠片でできた砂州に降りて来ました。はやく釣りたいのと、日暮れが近いので少々焦ります。でもここから先は、また岩石が変わりナイフの刃のような、薄い岩が重なった岩山が続くので慎重に歩きます。この島は岩石に興味があるなら、すごく面白いと思います。四国にあるような青石と全く同じような岩石もありました。もし詳しい方がいればコメントお願いします。  距離が短い割に断崖絶壁と、潮の干満を気にしながら歩くので、結構手こずりましたが、なんとか穏やかでイカにも、アオリイカが居そうなポイントにたどり着けました。  あと日没まで一時間ありませんし、ポイントが真西なのでイカの姿を見付けるのは難しい状況でした。あまり詳しくはありませんが、島のイカ釣りは内地のエギングのような派手なアクションは全くしません。エギで一気に誘き寄せて魚のようなアクションをさせ、イカを興奮させて抱き付かせます。もうひとつ大切なのは視力です。  昨日のおじぃのエギは、手作りで木片に目とオモリを付けただけでほんまにエギ?と思うのですが釣っています。  僕の釣果は良い型のイカが追って来たのですが、全く見えないので、針掛かりがあまく墨を吐かせてしまいました。残念!下手くそですね~   それから何度か場所を変えながら、エギを投げたのですがイカの姿を見ることはできませんでした。まさかこの自然豊かな離島で、内地以上に苦戦するとは思いませんでしたが、昨日のおじぃの言葉が気になります。  島で長年潜水漁をしていたうみんちゅが言ってました。10年刻みで見ると、今までの20年前や30年前よりこの直近10年で激変したこの海が、あとこのままの状態で何年持つだろうかと。上から見ると、全く変わってないように見えるけど、海の中は大きく変わってしまったと。あと何年漁ができるのかなあと。  手遅れにならない前に自分が出来ることはなんだろう。薄々ヤバイなあこのままだとって思ってはいたけれど、このままじゃ良くないと思っていたけれど同じ状況ですよね。山も。  南の島で大好きな日本の山のこれからを考えさせられた一日でした。

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