女体山でゴロンチョ

午前中の家事ゴシゴシや、 午後に会社で社員に激励❔ちょっかい❔の合間を縫って一番近い二ﾂ箭山へ 駐車場には既に20台余りが駐車 人気の山であることが伺える 隣に留めたTさんと頂上で会い一緒に下山となるが 今はそんなことつい知らず先に行くのを見送り靴の紐を締める 今から自然の中に身を委ねて行く瞬間、この時が好きだ 里に秋が降りてきて柿も熟れている 登山口から少し歩を進めると間もなく紅葉の森のなかに体を沈め混む 今回は時間の関係で山を愛でる時間が無くて少し冷え込んできた空気のなか汗をかいて登る 月山、二ﾂ箭山の分岐前でTさんを追い越し若干の急登 に向かう 燃える秋のなか落ち葉を踏み締めて行き何時もの岩清水で喉を潤す 30m余りの岩壁に食らいつきおのが指を食い込ませ ひんやりとした岩の感触ををしっかりと指に記憶させる 女体山から見る風景は男体山の白い巌峰と常緑の松、燃える紅葉、何処までも青い空 心を奪われる瞬間だ 月山神社に掌を併せ心を整えへ今日の山行の御礼をする もう直ぐ駐車場だ 現実の社会に舞い戻る さぁ会社に向かおう