オコジョと出会えた、十文字峠への山行

2018.05.29(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 39
休憩時間
1 時間 45
距離
8.5 km
のぼり / くだり
736 / 734 m
3
2 14
8
1
9
1 29
18

活動詳細

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久しぶりの山行はシャクナゲの咲く十文字峠。 今回はムカデちゃんが初参加、5人の珍道中となりました。 ムカデのニックネームは機会があればまた紹介します。 とにかくムカデちゃんの参加で行きの車の中は賑やかそのもの。 金太郎のお父さんから借りたボクシーを運転する私は話を聞き入ってしまい、 中央自動車道の長坂インターを当りすぎてしまう始末。それでもどうにか毛木平駐車場に到着。 駐車場の女性用トイレが最悪の状況だったらしい。 さて、気を取り直して出発。 曇ってはいるものの、時折木漏れ日が木立の中に射すこともあり、暑くもなく寒くもない 歩くにはちょうど良い気温でした。 暫く歩くと千曲川の源流となる沢の橋を渡り、沢沿いに添って歩いて行くと上流では水が枯れた沢となります。 師匠の伊東さんが立ち止まり私もその後で足を止めました。 その時伊東さんの背後の枯れた沢の所で、チョロチョロと何か動く物がいました。 目を凝らすと、イタチの様なネズミのような小さな動物です。イタチにしては小さすぎるし、ネズミにしては 大きいし、まさかとは思いましたが。オコジョ? こんな所でまさかオコジョがいるわけないだろうと思いながらも、私と師匠は必至でカメラを向けました。 なにせ、チョロチョロと動きが早く、ひとところに止まっていてはくれません。 他の3人はあっちに行ったこっちだと私たちに教えてくれるものの、小さなその動物はお構いなしに飛んだり跳ねたり。 どの位カメラを覗き込んでいたでしょう。まだ歩き始めて30分程。 諦めもつかないまま先に進める事に。その後もテンかな?イタチかな?十文字小屋まで行けば小屋の人が 分かるかもしれないと、話はひとまず落ち着きました。 十文字小屋に着くとその周りは薄紅色、ピンク、シロとシャクナゲが最後の彩を見せてくれました。後で知ったのですが、。蕾の時には紅色をして、花の終わりになるに従って白く変わっていくのだそうです。 山小屋から10分程歩くと展望台があると云うので行ってみました、曇ってはいましたがその場所は、絶壁の岩場の上に立つと足がすくんでしまうような場所でした。遠くに雪を被った八ヶ岳の北側の一部が見えました。 その後、山小屋の周りのベンチでお昼にしました。 その間、先ほどの動物は何か?再び話となり、山小屋の方に聞いてもらったところ、その方の話では、この辺りには オコジョはいないとの残念な結果に。 その時一人のおじさんが、私たちに話しかけてきました。何やら山小屋の関係者らしく、外のトイレはその方が一人で 作ったのだそうです。そのトイレは簡易水洗でムカデちゃんが使ったところ、中は、とてもきれいで寝る事が出来そうな程だったそうです。駐車場のトイレと天国と地獄です。 そのおじさんに最後の願いを込めて、カメラに映った動物を見てもらいました。 これは、おこじょだよ! なんと簡単に答えてくれたのです。 何とこの近くに生息しているのだそうです。 先ほど聞いた方はただ単に知ら無かったようです。 皆は、オコジョを見たことに改めて感動したのでした。 しかし、写真に写ったオコジョはピンボケで私の未熟さを露呈するものでした😢 でも貴重な写真になりました(o^―^o)ニコ 帰り道も今日の幸運を味わいながら帰路につきました。 またどこかで会えたらいいと思いながら。

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