杁差岳 東俣

2018.06.02(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 15
休憩時間
3 時間 20
距離
6.9 km
のぼり / くだり
1538 / 218 m
3 33
38
57
2 8
52

活動詳細

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昨年は雨、霙、雪に見舞われた杁差岳。今回は両日とも晴天に恵まれた? いや、下りの日曜日は暑さにやられたというのが正しいのか。土曜の朝4時半にメンバーから迎えにきてもらい、集合場所5時 7人で関川村大石ダムに向かう。関川村のコンビニで茨城からの同行者と合流した。3台で大石ダム奥の林道に。林道入口の駐車スペースには10台前後の車、釣り人も中にはいるのか? 林道終点も車3台 林道に徒歩5人自転車2台を追い越した。 山と高原とかのコースタイムのポイントはカモスの峰と千本峰と前杁があるが、上りの場合、カモスの頭 権六の峰の前後を休憩場所として使うのが良いと思う。このトラックログと写真で休憩している場所だ。カモスの峰は日陰がなく照らされる。その手前のカモスの頭は10人前後は座って休める空間がある。この東俣のコースは水が取れないので注意が必要だ。 千本峰から前杁差の上りはきつい。タカネナナカマド、ミネカエデの低木のトンネルの中見通しもきかず、ひたすら上る。きつい。しかし、前杁から長者原、杁への道はこのコースの醍醐味だ。 この時期は長者原・・・前杁から杁差の途中の高層湿原・・・に入る雪渓尻で流水が取れる。ここで炊事用の水を確保する。なので水タンクを持っていくとよい。また、厚いビニール袋でビールを冷やす雪を確保するとなおよい。  この作業は先行した余裕のある人の担当だ。 杁差避難小屋は満員だった。胎内市側からの足の松コースが開いた為、混雑した。私が到着した17時ではすでに寝袋の中で休む人がいて、とっても詰めてくれる様子はない。われわれ9人のパーティーはほぼ5人くらいのスペースしかなく、先着で場所を確保しているほかのパーティーはしらんぷりだ。私は早々に外でツエルトを被ってねることにした。うちのパーティーは他二人が外でツエルト泊をした。ほかはテント2名 また、小屋の頼母木側の軒下で2名がツエルト泊していた。 避難小屋の避難小屋たる使い方を知らない人が上がってくるのはいかがなものか、考えさせられた。 杁差のハクサンイチゲの群落が縮小している。面積が。周りのチシマザサに抑え込まれている。雪の量、雪消えの時期。ササは比較的乾燥環境に適応している。一方、ハクサンイチゲは湿性だ。雪田植生の構成種でもある。雪の付き方、積もり方の変化があるのか。これも何十年単位の周期があるのか、雪がたくさん降って、ハクサンイチゲが広がった杁差のお花畑をみたいものだ。 人間にはどうすることもできない。

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