会津朝日岳(二百名山)山開き

2018.06.10(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 42
休憩時間
1 時間 27
距離
11.2 km
のぼり / くだり
1411 / 1405 m
6
3 5
2
57
2 35
2

活動詳細

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朝5時曇り。梅雨の中休みに感謝。 送迎バス待ちの行列は、ベテラン揃い。 深山幽谷にそびえる孤高のピークへ挑戦。 標高1,624m、参考タイム約9時間⁉︎ 経験者・健脚者向き。6月に山開きを行うが、山頂直下は雪壁で12本アイゼンとピッケルが必要。 と、只見町の観光協会のホームページに。 これは手強い。 周りは、使い込まれた装備をまとった燻銀の方やベテランの女性ばかり。足取りがしっかりした少年が1人いただけだ。小雨でも降っていたら諦める。11時までに避難小屋に着かなければ撤退と決めていた。目標は16時下山。 5時半頃。私たちは、歩くのが遅いので開山式を待たずに出発した。 しばらく渓流沿いに歩く。2つの架け橋を渡り、残雪を見ながら幾度か沢を渡ると斜度がキツくなった。汗だくだ💦。 三吉ミチギ(水場)の冷たい水で喉を潤し、イワカガミ街道を進むと人見ノ松。しんどいが花々に癒される。稜線で視界が開け、風が冷んやり心地良い。ここでシャツの汗を絞り休憩。高度感ある絶景だ。 ヒメサユリ咲く尾根沿いに進み、叶ノ高手という1つ目のピークだ。二本の大クロベという檜を過ぎるとイワウチワの群生地だ。大きく下り、短い雪渓を登ると避難小屋だ。ここで9時半頃。 避難小屋のわきから急登に息を切らせてバイウチの高手にでる。カタクリやシャクナゲを見ながら岩壁がそびえる山頂稜線を登る。 山頂直下の小幽沢カッチは、雪渓と言うか急な雪壁だった。ピッケル⛏と12本爪アイゼンと言うのも頷ける。が、役場の方や地元の方々が、スコップで階段を作ってくれている。また、先人たちがキックステップで道を作ってくれたお陰で、チェーンアイゼンでも登れた。下りは恐怖を覚悟の斜面だ。 登りきると、岩場のピーク。絶景だ。山深く、どこまでも山が連なっている。360度の展望だ。 会津駒ヶ岳が白と黒のコントラストでカッコイイ。ぐるっと見渡せる展望台だ。 だが、ココはまだ頂上ではなかった。二百名山一筆書きの田中陽希氏も間違えそうになったと聞いた。 頂上は、まだ北にあった。そこには360度の山頂方位盤と三角点、割れた木の板に手彫りの表示板がある。しかし、周りは低い草木で囲まれ、手前の所の方が山頂らしく感じた。 記念写真を撮ってもらい、暫く堪能して下山した。 次々に追い抜かれ、三吉ミチギ(水場)に着いた頃には、最後尾になってしまった。係の方々と共に下山となった。登り途中の避難小屋の上で、貧血で横になっていた方も無事下山されたと聞き安心した。が、同時に重圧を感じたが、オカンの足が重い。私もクタクタ。 目標の4時を数分過ぎてしまった。送迎バスを諦めていたが、役場の方から「4時半のがあります。米と麹で手作りした冷たい甘酒に麦茶とお新香をどうぞ。」ともてなしていただいた。美味しいし、有り難かった。感謝。只見の四名山開山式は、役場の方々と地元の方々による、おもてなしが手厚く、感謝に尽きる。毎年ありがとうございます😊。 私たちの他にグループの方々と最終バスで駐車場へ到着。広い駐車場には、車が3台だけ残されていた。 今日の山行は素晴らしかったが、今までの経験で1番辛かった。上級者には、まだまだほど遠いなと思い知った。 好天と役場と地元の方々に感謝の日であった。 1日に体重が2kg以上減ったのも初めての経験。10日間登ったら私もキラーん。ライ◯ップ。なーんてナ。 それにしても、2kg減っても誰にも気付かれない不思議、、、、フー⤵︎

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