活動データ
タイム
02:11
距離
3.6km
のぼり
59m
くだり
475m
活動詳細
すべて見る去年は休みとお天気がマッチせず諦めた花の時期の「焼石岳」 1週間前の情報では午前8時には駐車場がいっぱいになるという。 前泊しようかとも思ったが4時に起きれば7時には到着するだろうと荷物の準備だけは済ませておく。 早く寝ないとと思いながらもネットで調べると、ピーク時の休日は午前6時で駐車場が埋まるのだとか! 「これはヤバい!」と布団に入ったのは0時過ぎ。 焦る気持ち、午前2時半には目が覚める・・・。 前日おにぎりを準備してくれると言っていたた奥さんを起こすのは申し訳ないので、午前3時には布団を這い出て静かに着替えやら準備を済ませて家を出ます。 「ああ、朝飯と昼飯買わなくちゃ」とコンビニに立ち寄りサンドイッチを頬張りながら登山口へ向かう。 朝日は綺麗だけど目指す方角は暑い雲。 「てんくらA判定だったし、雨は降らんだろ」 登山口へ向かう林道は5台のタクシーに挟まれ、「やっぱこの時期は遠方からの登山客も多いんだ。」 この日は仙台からお越しの方や、東京からいらした方もいたそうな。 「取り敢えず駐車場空いていてくれ」と願う。 午前5時半、登山口駐車場に到着。 4、5台の空きにホッとするも「なんか降ってますけど・・・」 弱い霧雨、睡眠時間2時間ちょっとで辿り着いたと思うと引き返すのは悔しい! 取り敢えずジャケットのみ羽織り登山開始! 予想通り樹林帯は雨よけできそうなので、速攻ジャケットを脱ぐ。 さすが花の百名山、いろんな花が迎えてくれます。 樹林帯の途切れる銀銘水でザックカバーのみ付けて雪渓突入。 心配していたほど雪渓の登りは問題無さそう。 最初から曇りの予報だったので展望は諦めてはいたものの、ずーっと降り続く霧雨。 もうこの日は花とピークハントのみと割り切って登る。 花の数が増してくる姥石平、風で濡れた身体が冷えてしまいそうだったのでジャケットとレイングローブ着用し山頂へ。 山頂は風が強く、皆ピークハントしてすぐに下山開始している。 私も写真を撮ったらすぐに東焼石岳分岐方面に下り始める。 薬師岳を思い起こさせるような不揃いの岩場、滑って落っこちそうになるもギリ持ち堪えた。 ドロドロの道、ゴロゴロな石場は小川のような道、滑る木道、直登の雪渓とバリエーションに富んだと言えばその通りだけど、この日はどれもがキツイ。 山頂を後にしたのが9時半だったので時間はたっぷりある。 欲を出して往復1時間ほどの南本内岳に向かってみることにする。 ところが分岐付近で休んでいた団体で標識が見えず、秋田側への下山道に入ってしまう。 いつまで経っても登り返しとならない様子に「もしかしたら」と分岐まで引き返す。 その先も踏み跡僅かの雪渓は向かうべき方向がわかりにくい。 尾根道は小雨交じりの強風、周りはガスで良く見えないし誰もいない。 結局ピークを探し出す事は諦め、東焼石岳方面に向かう事にする。 そこは一面のお花畑。 銀銘水避難小屋を管理されている方の話では、この週が花のピークなんだとか。 「いやぁ、お見事」としか言いようがない。 「晴れていたら」なんて気持ちは捨ててひたすら写真を撮ります。 この日の撮影はは130ショットとか。 姥石平に戻ったら下山開始。 朝食が早かったのでお腹がペコペコ、午後12時半銀銘水避難小屋で1時間ほど休んで昼食を摂る。 お腹の中は温まったが、全身びしょ濡れ、泥だらけ。 冷えた膝が痛み出す。 左膝の痛みを堪えながら15時半下山。 温泉に立ち寄れる状態ではないし、アイスクリームとか食べたいとも思えず、午後5時帰宅。 1年に1度位はこんな山歩きがあっても仕方ない。 生憎のお天気ではあったけど、1年越しの夢が叶ったと思えば良い山行でした。 登山開始直後からGPS不調でログが取れないまま登山開始、結果的に帰りの銀銘水避難小屋からのログだけが取れてました。
動画
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。