予想を越えていた陰地谷

徳さんから沢のお誘いを頂いたので乗っかる。 事前情報だと全ての滝は一応登れるらしい、との事。よし、逃げねえぞ！ ■入渓 しばらくはボチボチと登ってたが、どう考えても登れない滝が押し寄せてくる。 これ、ホンマに全部登れるんすか… というかその判断を下した人はそもそも超人の領域にいる人なのだ、俺のような平民の理解が及ぶはずがないだろう。 そう自分に言い聞かせながら無念の高巻きに走った。 ■また、やらかす とある滝をトップで登らせてもらう。下から見た感じだと滝を詰めて最後右にトラバースすればいける！と思っていた。 最後の乗り込みに苦労しながら滝上部に到達。いざ右を見ると、トラバース予定地は、手足のホールドなしの傾斜70度くらいのヌッルヌル岩のただの急斜面だった。 アカン！ 正面はプチ洞窟のように塞がっているので無理、なら上はどうだ！ 手ががりのない大岩のオーバーハングだった。 アカン！ 左に至っては野生の猿ですら通れないだろう。仕方ない、下るか。ここは落ちれないなあ。 しかし苦労して登った所を下れるはずもなく、トライはしてみるが落石を起こしてしまい足が無くなってしまった。 アカン… 他に手がなかった。 「た、助けて下さい…」 高巻きした徳隊員のお助けロープにより、無事救出されました(;_;) ■それでも 陰地谷、オモロかった！沢にどハマリ。