六甲山なめてました

2018.06.17(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 4
休憩時間
1 時間 48
距離
10.5 km
のぼり / くだり
1055 / 651 m
39
59
1 29
1 39
7
4
3 19

活動詳細

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関西人にはあまりにも親しまれている六甲山。 特に神戸人にはそこにあってあたりまえ、北側のことを山側と言ったりするぐらい近しい存在です。 ケーブルでもロープウェイでも行けちゃう。 そういえば私、登ったことありませんでした、足では。 蝶ヶ岳に行く予定もありますし、練習も兼ねて姉と登ってきました。 阪急芦屋川駅に朝7時集合。 山と高原地図に乗っていたルートをそのままなぞることにしたのです。 「コースタイム 5時間15分」 ということはお昼過ぎには着いちゃう? とか言っていたのですが… まず高座の滝のある場所までだけで、はーはー はりきって取り出したトレッキングポールは、ロックガーデンではまったく役に立たずむしろ邪魔。 買ったばかりのデジカメも、首から下げてはいるものの危ないので服の内側へ。 やっとこさっとこたどり着いた風吹岩! おーここか! とカメラを取り出そうとしたときに、足元の岩につまづいて思い切り転倒してしまいました。 幸い擦り傷ぐらいで済みましたが、取り出したカメラがもろに岩にぶつかってしまったのです。 でもこちらも幸い機能には影響はなかったようです。 その後も二つのことを同時にしようとすると足がもつれて転倒しかけるとかつまづいて転びかけるとかが続き、ながら行動の危なさを実感しました。 須磨アルプス以降は山登りもしておらず、運動らしい運動もできていませんでした。 ちょっとの登り坂ではーはー言っては休みを繰り返し、何十人もの人に追い越されました。 七曲りでは降りてきたご年配の男性がみかねて「まだまだ先は長いよ」と助言。 半泣きになりながらも、マンガ『岳』にでてくる話などを思い出したりしながら、一歩一歩進みました。 たとえ時間がかかっても、小さい一歩でも、進めばいつかたどり着ける!と自分を励ましながら。 もうそろそろ一軒茶屋!というところでなにやら車の走行音。 え、車道あるやん!車で来れるんや! 涼しい顔の運転手たちに心の中で「あんたら右足首の関節しか動かしてねーだろ?!」と身勝手な怒り。 一軒茶屋ではかき氷とサイダーを注文。 いままで生きてきた中で一番おいしいサイダーでした。 一軒茶屋に着いた時点で13時。 出発してから6時間が過ぎていました。 どんだけ遅いねん、私。 姉は普段からヨガや近場のハイキングなどに出かけていて身体を動かしているので、私よりずっとはや足で登ることができていたのですが私を待って見守ったり励ましてくれたり…その存在が無ければ登れませんでした。 ここまで来たからにはと一軒茶屋から最高峰に登り、有馬温泉目指して下り始めました。 その時点で14時ごろだったかな… 有馬温泉に浸かることを燃料にして下りに下り(つま先がいたーい!) 無事かんぽの宿有馬に着いたのが16時頃でした。 9時間(うち休憩30分)かかりました。 5時間15分なんてとんでもなかったです。 これでは私は蝶ヶ岳などとてもとても登れません。 やり切ったという思いと、こんな体力では蝶ヶ岳は無理だという不安が胸に広がっています。 新しいリュックは今回の登山には大きすぎたなとか、トレラン用の靴ではなくちゃんとした登山靴を購入すべきだなとか、あれこれ不安で荷物を詰めすぎて重くなってしまったなとか、無理せず途中までバスで上がるべきだったのかとか反省も多い一日でした。 今回YAMAPの地図機能を使ってみました、めちゃくちゃバッテリー食いますね! 予備バッテリー持って行ってよかったです~ かんぽの宿の着いた時にうれしすぎて終了ボタン押すの忘れていたので、活動時間が風呂上りで宿を出た時間になっていまいました。

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