赤尾岳と苗名滝。

2018.06.03(日) 日帰り

活動詳細

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6月3日。ハードワークで結構疲れも溜まっていたので、休んでいたい思いもあったが、土曜・日曜と晴天の予報となっていた。近づく梅雨を思えば、晴天の日は出掛けて気分転換もしておきたい、そこで疲れなそうな所をチョイス。今の時期は妙高・笹ヶ峰の更に先に行ったところの、赤尾岳。さほど有名な山ではないが、時期が合えば花巡りにはとても良い山となる。何しろ、コスパが良い(笑)。山頂は1,441mとなっているが、1,300m辺りまで車で行ける。周遊して2時間ちょっとの行程だが(写真撮り撮り)、見られる花が豊富なのだ。 さてゆっくりと9時位に家を出て、高速へ。北陸道を走り、本来ならば妙高高原で降りるべき所、ちょっと思い違いで一つ前の中郷で降りてしまい、そのまま並行して走るR18を長野方面へ。杉ノ原スキー場の入り口を過ぎて、笹ヶ峰方向へ。どんどんと高度を上げていく。今の時期は、山菜取の人達がそこかしこに車を停めて藪の中に入って行く。県民の森を過ぎ、牧場を過ぎ、火打山・妙高山登山口駐車場を過ぎ、舗装道路からダートになっても、どんどん進む。雪解けの沢水が沢山の水溜まりを作り、ドロドロになりながらも進んで行く。大きくカーブして、杉野沢橋を越えて、杉野沢林道を進むと、やがて右手に「きはだ清水」の杭と、赤尾岳遊歩道と標された杭が立っている場所に出る。すぐ前には、車が3~4台程度停められるスペースになっている。 清水の右手の登り口から上がって行く。沢水が溢れている感じで、ぬかるんだ道を進み、少しずつ勾配がきつくなる所から多くの花が見られるようになる。サンカヨウ、シラネアオイ、ツバメオモト、急勾配を登り、尾根道となり、マイヅルソウの花が多く見られる。尾根の勾配を登り切ると、少し平坦な場所になる。ここが赤尾岳の頂上らしいが、山頂の目印は何もない。一息入れて今度は下りの尾根道を進むと、左側の展望が開ける所が何カ所か出てくる。「展望台」と表記のある所の手前からは妙高山が見られた。その先はジグザグに下って行く。木々が日差しを遮っているので、少し薄暗い感じがするが、日影にはギンリョウソウも。どんどん下って行くと、ギンランが咲いている。何度か訪れているが、今年は特別多くの花の盛りが重なったように感じる。更に下って、杉野沢林道に戻る。周遊して出てきた所は笹ノ平。ここから林道をきはだ清水まで戻る。林道際の水の溢れている所では、ニリンソウ。駐車場に戻ったのが13時45分位。今年は、沢山の花が一時に見られた満足の周遊だった。 ここからは帰り道。途中の火打山・妙高山の登山口駐車場の向かい側にあるキャンプ場の敷地でカップ麺とおにぎりで少し遅い昼食を摂ってから杉野沢まで戻り、苗名滝へ。駐車場着14時30分。 何度も訪れているが、これほどの爆発的な水量は珍しい。帰り道では堰堤からの流れ落ちる水煙に虹も掛かっていた。 15時を少し回った所で車に戻り、帰路へ。短時間で良い気分転換ができた。

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