降水後の鎖場上級 四阿屋山 つつじ新道 鎖場岩場一杯なり

2018.06.17(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 41
休憩時間
5
距離
3.8 km
のぼり / くだり
601 / 602 m
1 25
1 44

活動詳細

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今回は鎖場上級でも花でも有名な奥秩父で西上州エリアでもある四阿屋山に行って来ました。西上州エリアといえば鎖場で有名な二子山や両神山があり、その山のすぐ近くにある山でもあります。今回のコースもそのエリアに相応しく、岩場、鎖場だらけのつつじ新道ルートを通って来ました。 この日は梅雨時でもあり直前まで大雨が降っていたため、登山道はびしょぬれな上に岩場も鎖場も濡れていて非常に滑る状況となっていました。 立派な標識のある登山道から入ると、最初っから道は細く、檜の植林地となっています。樹冠も凄くあまり日差しも入らないので花は非常に少なく、カキドオシ?の花が少しあり、一株だけサワギクが咲いていました。 最初の急登を登りあげると主尾根に到着し、山では珍しい竹林となり、程なくして最初の鎖場に到着します。その岩の前には注意喚起の看板がたっており、これより上級コースとなっております。今回は行きはその上級コースを通り、帰りは迂回路を通る予定です。どちら共に難路指定の厳しいコースなのでどちらも楽しめそうです^^ 鎖場に入ると行き成りの核心部である落差3~4m程でほぼ垂直の80~70度程の壁となります。ホールドはカバではないものの確りとありますので、鎖もありますし難なく登る事はできるとは思いますが、この日は雨で濡れている上に靴も泥だらけで非常に滑り足のホールドは期待できなく、特にハイキングシューズでは厳しい状況でした。乾いていれば鎖場中級程だとは思いますが、濡れていたので上級レベル位にはなっていたのではないでしょうか?下が十数m程の崖っぷちなので注意が必要です。 余り初心者だけでは行かない方が良いかと思います。 この後も難易度はそこまではないですが、初級レベルの岩場鎖場と1m前後しかない土の痩せ尾根を何度も(5~10回程)繰りかします。 時間は短いながらたっぷり鎖場を楽しめる感じです。 特にこの日は地面がびしょ濡れの上体なので滑り易く気を抜けない状況であったので 尚更でした。 迂回路と合流する分岐に着くと、最後の鎖場となります。数十mほどありますが 斜度は30~40度程でそれ程ないので、鎖場が大丈夫であれば難なく登れますが、この日は濡れていたので、大分滑りました。特に下りではつるつるに滑りましたね>< この鎖場を登りあげると山頂標識がある四阿屋山となります。  山頂は樹林帯に囲まれていますが、よーく見ると、両神山山頂を望む事もできます。この日はまだモヤがありましたが、何とか見る事もできました。ラッキーw^^ 山頂には小さな石の祠があり、ベンチもありましたが、本日は濡れていてベンチは使えませんでした。 下山は迂回路を通ります。最初の鎖場は滑って大変でしたし、迂回路の方も登山道が細く注意が必要です。特に最初の内は迂回路側でも鎖場、岩場が数個連続します。 今回は濡れていて滑るので特に下りでは大変でした。 少し下がると福寿草園の山居まではハイキングコースとなり、この日も多くのトレランナーに合いました。上級コースでは誰にも合いませんでしたし、蜘蛛の巣だらけでしたので、本日一組だけかも知れませんが、ハイキングコースはそこそこに居ましたね^^ その後、両神神社奥社に着きます。ここが、両神山の麓にある山なんだなというのを思い出さされます。 途中の展望休憩舎は東屋になっているので雨も避けられ、ベンチにテーブルもあるのでこんな濡れている日にはもってこいです。ここで昼食ですね。 この辺りは日差しも入り、アザミにハルジオン、ニガイチゴの実に、ヤマボウシの花も丁度満開を迎えていて、非常に綺麗です。 そこから、少し下ると福寿草園の山居にでます。 ハイキングコースの休憩所となっており、休憩舎にトイレがあります。 丁度、スモモ?の実がなっていました。 ここから、大堤まで戻る道が再び難路となります。 最初は草が覆いかぶさっている藪近木となります。 もう下界なのでドクダミにヒメジョオンの花やマタタビの花も咲いていました。 マタタビの香りが心地よかったですね。 草エリアを過ぎると、再び檜の植林地にはいり、日差しもなくなり草花も減ります。 難路らしくトラバースの道も狭く、滑落の危険がある所です。 あまり登山になれてない人は行くのはやめた方がよいかと思います。 それから、行きに通った最初の分岐に合流し、竹林を通りぬけ、急な樹林帯の中を降りてきます。急な斜面も至る所にあるので非常に滑ります。 雨の日は非常に滑るエリアですね。 今回の四阿屋山は鎖場岩場が連続する非常に楽しいエリアでした。 全体を通し難路らしく難易度の高いエリアですので 初心者だけで行くのは避けた方が良いルートかと思います。 玄人好みの方は降水後を狙うのも良いかも知れませんw 行く時はくれぐれも注意をして楽しんで来て下さい^^

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