高尾山〜景信山〜陣馬山(東京都)

2018.06.23(土) 日帰り

活動データ

タイム

06:04

距離

19.4km

のぼり

1293m

くだり

1285m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 4
休憩時間
49
距離
19.4 km
のぼり / くだり
1293 / 1285 m
7
25
2
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活動詳細

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今日は久しぶりに関東の山に親しむ。関西や九州と違い、大都会東京だ。山も大賑わいを通り越して、大混雑だったらいやだなぁと前夜から心配になる。とはいえ朝の目覚めはスッキリ。7:00、新宿のビジネスホテルにてバイキングの朝食。生野菜たっぷり、ポテサラしっかり、おにぎり3個、味噌汁2杯。満足してホテルをチェックアウトするも、山に不要な荷物はホテルで預かってもらう。7:20、玄関を出て見上げると曇天。天気予報通り。下山するまでもってほしい。7:40、京王電鉄新宿駅を発車。滅多に乗らない鉄道だ。8:32、高尾山口に到着。ここからゆっくりと歩き始めた。東海自然歩道の起点が、ここ高尾山だということ、知ってる人は多いんだろうか?小生知らなかったので、びっくりしつつ嬉しくなる。高尾山は関東で最も市民に親しまれている山だと聞く。神戸市民にとっての六甲山に相当するのかもしれない。少し歩くとケーブルカーの駅が見えた。道が二股に別れている。そちらへ歩いていく人は多いが、小生は右側の、歩いて登る道を選択する。上から降りてくる人も多い。早朝から登っていたのだろう。こういうところにも高尾山の人気を垣間見ることが出来る。 降りて来る人に挨拶する、というかしようとするが目を合わせてくれない人が多い。小生のサングラスがいかついのだろうか。若い人は比較的オープン。目を合わせて挨拶してくれる。リタイア組や団塊組が手強い。一人黙々と歩いている人、友達との会話が盛り上がって、こちらを全く意に介さぬ人。これらは男性に顕著だ。どこかで聞いた言葉だが、オタクティブシニアというのがあるそうだ。オタクとアクティブシニアを掛け合わせた造語だそうだが、従来の高齢者とは違い、団塊シニアの中には、確固たる自分の世界を持っている人がいる。オタク的なマニアック世界だ。その世界の仲間とは打ち解けるのだが、一般人にはオープンに接しない。ひょっとしたらシニア登山者の中にも、こうした人たちが芽生えているのかもしれない。東京は情報の発信源。これから関西や九州にも伝播していくのかも…。 それにしても今日は蒸し暑い。気温はそこまで高くないが、湿度が高く、汗が滴り落ちる。1時間で500mlペットの水が空になる。ザックには6本入れてきたから、まぁ足りるとは思うが。 そんなことを考えながら登っていると、薬王院に到着。北島三郎さんの歌「高尾山」が流れている。そこからさらに暫く登ると10:00高尾山頂上に着いた。晴れていれば遠く富士山まで見えるそうだが、今日はそうはいかない。ほとんど休憩を取らずに10:40小仏城山に到着。ここでも休憩とらず。クロスカントリースキーの練習だろうか。男子高校生と思しき10名ほどが、小生を追い抜いていく。11:15、景信山到着。ここでザックを降ろし長めの休憩を取る。そばで休んでいたアラフォー?男性と会話。住まいは東北で、今日は東京の美術館博物館を見に来たついでに、山登りに来たんだそう。陣馬山から来て高尾山へらしい。小生とは逆ルートだ。日頃は鳥海山や月山に親しんでいるらしく、羨ましいことこの上なし。その男性に別れを告げ、山登りを再開する。ほんの少しだが雨がぱらついてきた。夕方までは本降りにならないでと祈りつつ登る。同所山に12:00到着。写真を撮り終えすぐに出発り13:00、遂に陣場山頂に着いた。ガイドブックで何度もみた、白い馬の巨大なモニュメントが聳えているが、乳白色の空が広がり、眺望は全く無かった。閉まってる山小屋が多い中、清水茶屋で昼御飯。歩いている時は暑かったが、休憩すると冷えてくる。名物の陣馬そばを食す。ハッキリ言って麺は今イチというか今サンくらい。でも山菜が具沢山で何よりあっつあつの汁が、体を温めてくれる。トータルすると及第点だ。一つおいた隣のテーブルには山親父グループ。お酒が入っているのか、大盛り上がり。大声で喋り、笑い、ボケて突っ込む。大した元気だ。小生らもグループでの下山後の飲み会では、こんな状態になっているのかも知れぬ。 30分ゆっくりと休んだ後、13:30下山開始。無事下山してこその山登り。靴紐を締め直し、気持ちも締め直す。弱かった雨が少し強くなってきたが、カッパもザックカバーもせずどんどん調子よく降りていく。このコースは歩きやすい上に、ブナを中心とした樹々の緑が鮮やかで、気持ち良いことこの上なし。雨のため、レインウェア着用しだす、山ガール、山カップルたちが増えてきた。途中小生も遂にザックカバーをかけた。14:30陣馬山登山口バス停に到着。数分後に来たバスに乗りJR藤野駅へ。田中陽希なら、全部歩くか走りだから、彼は本当に大した奴だ。 雨に遭いながらも、奥高尾を満喫できた。山の神様ありがとうございました。 電車で東新宿へ戻り、銭湯「東宝湯」で汗を流し、湯船にゆっくりと浸かる。今日1日を思い返す。あぁ幸せな1日であった!

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