活動データ
タイム
06:49
距離
8.5km
のぼり
937m
くだり
939m
活動詳細
すべて見る今シーズン初の沢登り。 十方山の大谷川(おおたにごう)右谷へ行ってきました。 大谷川は、十方山と奥三ツ倉の鞍部である「論所」(ろんしょ)から立岩貯水池へ至る山岳渓流。論所から立岩貯水池までの距離は約3.7km、標高差は約750mです。 本日は、大谷川河口に架かる大谷橋(県道296号線沿い)から入渓して論所まで沢を登り、十方山山頂を経由して十方山立岩(瀬戸滝)登山口へ下山しました。 大谷川右谷は沢登り初級者向きのルートとして有名です(左谷は上級者向け)。広々とした渓の両サイドに林立するブナ、トチ、サワグルミなどの落葉広葉樹の渓畔林がとても美しく、金庫岩やゴルジュ帯など見所も多くあります。 殆どの滝は比較的容易に直登できます。難しそうだと感じる滝があったとしてもどれも容易に巻けますし、巻いた後に懸垂下降するようなところもありません。なので、登攀的な沢登りを好む方にはちょっと物足りない沢かもしれません。 標高720m地点、標高955m地点、標高960m地点、標高1065m地点の滝は、余程自信がある人以外はロープを出す方が安全だと感じました。 また、標高630m(左谷出合)、標高820m、標高1085mに出合があるのでルート選択を間違えないよう、事前に準備しておくことが必要だと思います。 入渓地点の大谷橋から脱渓地点の論所まで、距離、標高差共に結構あるので間違いなく健脚者向きです。大谷橋から論所までの区間には登山道はありません。沢靴、沢に対応した速乾性のウェア、ヘルメットは最低限必要となります。滝の直登を安全に楽しみたいのであればロープ、ハーネス、支点構築に必要なギアなども必要となります。 大谷橋から論所までの標準タイムは岩場歩きに慣れている人で5時間くらいだと思います。
メンバー
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