活動データ
タイム
08:48
距離
11.9km
のぼり
1238m
くだり
1233m
活動詳細
すべて見る3年振り2回目の多紀連山です☆ 1回目は3年前の3月下旬だったんですが、寒の戻りでかなり冷え込み、アプローチの時点で篠山では雪がチラつくような状態でした。 寒いと思いつつ今回と同じルート(御嶽道で御嶽、西ヶ嶽ピストン、小金ヶ嶽から小金口へ下山)で出発。順調に御嶽〜西ヶ嶽と進みました。ところが西ヶ嶽山頂で北方面を眺めていると、何やら怪しい一塊の黒い雲。雲の真下は灰色に煙っています。それが見る間に近づいてくる! ヤバい!雨か!?急いでレインウェアを着込んで出発したのですが、もの凄い冷たい暴風とともに降り出したのは雪! 息もできないような吹雪の中で急な斜面を上り下り。10分くらいで止んだので一安心。 戻ってきた御嶽で昼食をとり、小金ヶ嶽へ出発。 小金ヶ嶽への最後の上りは岩場続きで連続して鎖場があるのですが、一番急な岩場を鎖を握って登っている最中…嫌ぁな予感…ゴォォという音とともに突如冷たい風が吹き荒れまた吹雪! 息もできず、身動きも取れず鎖に捕まったまま何分が過ぎたでしょう? 目を開けると一面真っ白。。。頭も体も雪だらけ…岩ももちろん真っ白。どこに足をかけていいかもわからない。 上るか?降りるか?…最悪大たわまで戻れれば車道で駐車場まで下りられる。いや、止み間をついてこのまま進むか? いろんなことが頭に浮かんでは消える。 岩場は何とか登れそうなので、そのまま小金ヶ嶽へ。 あまりの寒さにそのまま下山。ところが下り始めた途端、またも吹雪! あっと言う間に雪が積もり、トレースもマーカーもわからなくなる。そして悪夢のルートロスト…(T-T) 40近く雪の斜面を彷徨う。初めて、日没したらもしかしてアウト…などと頭をよぎる… それなのに下山したら、いい経験になった、また来ようと思ってしまう。振り返った山も、よく頑張っな、いい季節にまた来いよ!と言ってくれてる気がする。 長々すいません。やっと今回のレポートに移ります(^_^;) 朝は曇天。しかし天気は回復傾向。苦い思い出を塗り替えるために、気合いを入れて出発! およそ2時間で順調に御嶽に到着。山頂におられた方としばらくおしゃべりののち、西ヶ嶽に向け出発。 とにかくこの西ヶ嶽のピストンがキツかった記憶がある。…あぁ、やっぱりキツいや…(^_^;) 西ヶ嶽はすぐそこに見えてるのに、何度も何度もピークを乗り越える。またこのアップダウンが急坂ばかり。しかも黒土と昨日の雨で足場が悪い! でも西ヶ嶽は展望良好ですよ(^^)ちょっと虫が多かったですね。 しばし休憩して御嶽に戻る。御嶽への120mの登り返しが踏ん張り所!着いたらメシ!着いたらメシ!と、言い聞かせながら、岩をよじ登り、滑る黒土を踏みしめなんとかクリア☆ 天気も良くなり直射日光が厳しいので、頂上下の東屋で昼食。 大たわへの下りは無限階段!これを上る勇気はない! 大たわには駐車場もあり、ここを起点に登られる方も多いようです。 小金ヶ嶽登山口付近はフォレストアドベンチャーという自然を利用した遊戯施設になっています。3年前には無かったよーな…? 無邪気に遊ぶ大人たちを尻目に、杉の植林帯を黙々と上る。前半は森の中、後半はいよいよ岩場に突入です! 連続する鎖場。3年前の苦い思い出が頭をよぎる。でも今日は晴れてます!楽しく鎖場をクリアして、無事に小金ヶ嶽に到着です*\(^o^)/* さあ、あとは下るだけ! 下り始めておよそ5分…あれ?道が…ない! 急坂を下りながら違和感を感じる。誰も踏んでいないよーな…というか、ルートはずしてね? GPSで確認。…やっちまった、、、 さっき右かな?左かな?って思った場所で間違えたに違いない。 しばし思案…なんとかトラバースして本線に戻れないか?それにしては斜面が急過ぎるし、足場も悪い。仕方ない、戻ろう… と思ったら、私の気配につられたか、御嶽から抜きつ抜かれつだった同世代くらいのご夫婦(?)が急斜面を下りてくるのが見えた。 「道じゃないみたいですよ!」と下から声をかける。「合ってると思うんですけど」、と返事。 「少し下って見てきますね」、と伝え10mくらい下ってみる。もはや間違いは明らか。 「やっぱり違いますね!さっき迷ったところがあるのでそこで間違ったみたいです。戻りましょう!」 3人でズルズル滑る急斜面を登ろうと思ったら、私たちの声につられたのでしょうか?小金ヶ嶽で食事をしていたソロの青年が下りて来ちゃいました(>_<) 結局私のミスで結果的には3人を巻き込むことに…あー、凹む…(~_~;) 戻ってビックリ!間違えた場所は3年前の雪の日に間違えた場所そのものでした(T-T) 2回目だし、晴れてるし、という気の緩みが同じ間違いを誘発する。ホント自分が情けない…バカです… あ、正解を書いてませんね。 背丈ほどの岩に付き合ったら、左の下りは今回の間違い。でも右も違います! 正解は岩の真裏です(^_^;)真裏にしっかり道がついてます。上りで間違うことはありませんが、下りではほぼわからないので要注意! どんより気落ちしながら下り続け、無事下山。 ああ、御嶽はなぜこんなに厳しく当たるのか…きっと何事もなく楽しく歩けるようになるまで、気を引き締めて精進しろ!ということなんでしょう。 巻き込んでしまったみなさん、すいませんでしたm(_ _)m でもホントにいい山なんです!どのピークも展望が素晴らしいし、樹林帯あり、岩場ありで変化もあって飽きることもありません。低山の里山ですが、登りごたえも歩きごたえもたっぷりです☆ あー!悔しいのでまた違う季節にリベンジや! 御嶽に受け入れてもらえるように頑張ります!
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