石造遺物ハイキング第11弾辻町

2018.06.26(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 6
休憩時間
0
距離
5.1 km
のぼり / くだり
133 / 142 m
2 7

活動詳細

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日曜日に、秘密の山行をしまして、私より若い人たちを案内しなくてはならず、(1人同年配がいたのですが・・・)少々ハイペースだったため、筋肉痛になってしまいました。おまけに今日は、猛暑日にこそなっていませんが、なかなか暑い。いつもよりだいぶぬるい散歩です。 辻町は東生駒駅すぐ北の地域です。清滝街道(現国道168号)と、奈良からの一条街道(現在は阪奈道路に置き換わって一部廃道になっていますが)の交点で、生駒谷の天領部分を支配する矢野代官所があったところです。多くの石造遺物があったはずですが、開発のため失われたり集められたりしてしまっています。おかげで少し歩くと終わってしまいました。 説明に出てくる数字は例によって「石造遺物調査報告書」の資料番号です。 これまでのマップをご覧になるには私のサイトからご覧下さい。 http://www1.kcn.ne.jp/~fmikami/sekizoibutu/ibutuhiking.html

矢田丘陵・法隆寺 まずは、東生駒北ガーデンハイツ南の地蔵尊。右がNo.442で元文4年(1739)、施主矢野弥想兵衛の銘があります。お代官様でしょうか。左はNo.443、文化12年(1815)、施主矢野弥平次。もっと高いところにあったものをガーデンハイツ造成時に降ろしてきたらしい。
まずは、東生駒北ガーデンハイツ南の地蔵尊。右がNo.442で元文4年(1739)、施主矢野弥想兵衛の銘があります。お代官様でしょうか。左はNo.443、文化12年(1815)、施主矢野弥平次。もっと高いところにあったものをガーデンハイツ造成時に降ろしてきたらしい。
矢田丘陵・法隆寺 奈良へ抜ける古道を東へ進んでいますが、阪奈道路に遮られてこの辺で道が無くなります。
奈良へ抜ける古道を東へ進んでいますが、阪奈道路に遮られてこの辺で道が無くなります。
矢田丘陵・法隆寺 地元民は人間は通って良いと知っていますのでこんな所を進みます。この先に見える谷が古道のコースでした。
地元民は人間は通って良いと知っていますのでこんな所を進みます。この先に見える谷が古道のコースでした。
矢田丘陵・法隆寺 阪奈道路南のマンション群中にある辻町第7公園です。この奥に石仏が祀られています。
阪奈道路南のマンション群中にある辻町第7公園です。この奥に石仏が祀られています。
矢田丘陵・法隆寺 公園最奥の一尊造、摩滅して正体不明です。阪奈道路のコースにあったものをここに移転したと言うことです。ただし、阪奈道路ができた時は、この公園はまだなかったので、移設の経緯が謎です。
公園最奥の一尊造、摩滅して正体不明です。阪奈道路のコースにあったものをここに移転したと言うことです。ただし、阪奈道路ができた時は、この公園はまだなかったので、移設の経緯が謎です。
矢田丘陵・法隆寺 ガーデンハイツ内にある辻町第2公園です。後の林にお稲荷様が祀られています。
ガーデンハイツ内にある辻町第2公園です。後の林にお稲荷様が祀られています。
矢田丘陵・法隆寺 そのお稲荷様ですが、紹介したいのは手前の石碑です。
そのお稲荷様ですが、紹介したいのは手前の石碑です。
矢田丘陵・法隆寺 古遺物ではありませんが、矢野代官所跡地の記念碑です。幕末の矢野騒動の舞台の一つです。
古遺物ではありませんが、矢野代官所跡地の記念碑です。幕末の矢野騒動の舞台の一つです。
矢田丘陵・法隆寺 ガーデンハイツ北へ回ってきました。あれ、昔ここはクジラ池という池だったはずですが・・・マンションになってしまいました。池の堤を通る道は残っているようです。そこを進みます。
ガーデンハイツ北へ回ってきました。あれ、昔ここはクジラ池という池だったはずですが・・・マンションになってしまいました。池の堤を通る道は残っているようです。そこを進みます。
矢田丘陵・法隆寺 この地点は辻村から矢田丘陵へ出る古道の途中だったようです。仏様が祀られています。
この地点は辻村から矢田丘陵へ出る古道の途中だったようです。仏様が祀られています。
矢田丘陵・法隆寺 摩滅して正体不明です。一尊像(441)として収録されています。
摩滅して正体不明です。一尊像(441)として収録されています。
矢田丘陵・法隆寺 あれ、ここはNo.441の目印にしていた一吉証券社宅だったのですが、無くなっていますね。何になるんだろう。
あれ、ここはNo.441の目印にしていた一吉証券社宅だったのですが、無くなっていますね。何になるんだろう。
矢田丘陵・法隆寺 暑い。少し早いがお昼にします。
暑い。少し早いがお昼にします。
矢田丘陵・法隆寺 矢田丘陵に向かいます。阪奈道路には所々こんなトンネルがあります。このトンネルが、先ほどの仏様(No.441)がいた道の延長です。
矢田丘陵に向かいます。阪奈道路には所々こんなトンネルがあります。このトンネルが、先ほどの仏様(No.441)がいた道の延長です。
矢田丘陵・法隆寺 道標があります。矢田越古道の一つです。
道標があります。矢田越古道の一つです。
矢田丘陵・法隆寺 すぐこんな所、涼しくてほっとします。
すぐこんな所、涼しくてほっとします。
矢田丘陵・法隆寺 庄六池という池です。大抵釣りをしています。
庄六池という池です。大抵釣りをしています。
矢田丘陵・法隆寺 庄六池東の地蔵形道標。今日もお花がきれいです。生駒市域では唯一の現役地蔵形道標です。どこへの道標かは私のHPで解説しています。
庄六池東の地蔵形道標。今日もお花がきれいです。生駒市域では唯一の現役地蔵形道標です。どこへの道標かは私のHPで解説しています。
矢田丘陵・法隆寺 できるだけ一筆書きコースにするため、小明方面に向かいます。遊歩道の終わりまで行くとかなり遠回りですが、途中で下れます。この道は通ったことがないので下ってみます。
できるだけ一筆書きコースにするため、小明方面に向かいます。遊歩道の終わりまで行くとかなり遠回りですが、途中で下れます。この道は通ったことがないので下ってみます。
矢田丘陵・法隆寺 草っぽいですがいい道です。
草っぽいですがいい道です。
矢田丘陵・法隆寺 こんな所に出てきました。
こんな所に出てきました。
矢田丘陵・法隆寺 田植えはすっかり終わっています。
田植えはすっかり終わっています。
矢田丘陵・法隆寺 この田んぼ、苗がまばらで変ですね。苗が少なかったのでこうなったのでしょうか。普通は多めに用意して捨て苗になるんですが、こんな植え方は見たことがありません。
この田んぼ、苗がまばらで変ですね。苗が少なかったのでこうなったのでしょうか。普通は多めに用意して捨て苗になるんですが、こんな植え方は見たことがありません。
矢田丘陵・法隆寺 こんな所で国道168に出てきました。
こんな所で国道168に出てきました。
矢田丘陵・法隆寺 阪奈道路南に戻ってきました。ここで168号と分かれます。旧清滝街道です。
阪奈道路南に戻ってきました。ここで168号と分かれます。旧清滝街道です。
矢田丘陵・法隆寺 コイがいっぱいいます。誰も取らないのでどんどん増えます。金色の大きいのがいます
コイがいっぱいいます。誰も取らないのでどんどん増えます。金色の大きいのがいます
矢田丘陵・法隆寺 川沿いのアジサイ。アジサイのレポが人気のようなのでこの写真をベストショットに指定してアジサイレポのふりをすることにします。
川沿いのアジサイ。アジサイのレポが人気のようなのでこの写真をベストショットに指定してアジサイレポのふりをすることにします。
矢田丘陵・法隆寺 辻自治会館南の小道を上ります。
辻自治会館南の小道を上ります。
矢田丘陵・法隆寺 辻の7森の一つだったらしい。涼しくてほっとします。
辻の7森の一つだったらしい。涼しくてほっとします。
矢田丘陵・法隆寺 大慈寺です。ここの扁額には謎があるのですが、またの機会に。
大慈寺です。ここの扁額には謎があるのですが、またの機会に。
矢田丘陵・法隆寺 これは竈でしょうか。
これは竈でしょうか。
矢田丘陵・法隆寺 聖観音像(440)、西国三十三所順礼供養碑です。ここには宝筺印塔残欠がリストにあるのですが見当たりません。
聖観音像(440)、西国三十三所順礼供養碑です。ここには宝筺印塔残欠がリストにあるのですが見当たりません。
矢田丘陵・法隆寺 辻の最後の石造遺物、805番地小堂です。この付近の石造遺物を合祀したものでしょう。沢山あります。右の小堂には薬師様が祀られています。
辻の最後の石造遺物、805番地小堂です。この付近の石造遺物を合祀したものでしょう。沢山あります。右の小堂には薬師様が祀られています。
矢田丘陵・法隆寺 最後列、左から地蔵菩薩(435)、阿弥陀如来像(432)、六字名号碑(438)
最後列、左から地蔵菩薩(435)、阿弥陀如来像(432)、六字名号碑(438)
矢田丘陵・法隆寺 中列左端で一番目立つ六字名号碑(436)
中列左端で一番目立つ六字名号碑(436)
矢田丘陵・法隆寺 中列六字名号碑の右に地蔵菩薩(434)、その右が六字名号碑(437)、さらに阿弥陀如来(433)、右端の地蔵様らしき仏様はリストに記載無し。
中列六字名号碑の右に地蔵菩薩(434)、その右が六字名号碑(437)、さらに阿弥陀如来(433)、右端の地蔵様らしき仏様はリストに記載無し。
矢田丘陵・法隆寺 全体の様子、最前列の仏様はリストにないのですが、さらに前の花台左の石が宝筺印塔残欠(431)のようです。
全体の様子、最前列の仏様はリストにないのですが、さらに前の花台左の石が宝筺印塔残欠(431)のようです。
矢田丘陵・法隆寺 薬師堂の金色薬師如来。これは石造遺物ではありません。
薬師堂の金色薬師如来。これは石造遺物ではありません。

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