自主トレ登山*爺ィ雪中行軍の巻*

2015.11.28(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 45
休憩時間
1 時間 15
距離
8.9 km
のぼり / くだり
927 / 925 m
46
1
29
15
5
22
11
50
6
6
28

活動詳細

すべて見る

23日比婆山の翌日、爺ィより… 『週末天気良ければ近場でセメてみます』と自主トレを匂わすLINEがあった。 やけに前向きな発言に『土曜なら付き合う』と部長は返信、今回の登山が決定した。 前回の爺ィの様子をつぶさに分析する部長。 他メンバーの速いペースに振り回され焦りがあっただろうが時間は歩けてはいる… ヤツのモチベーションは昼飯… 飯食ったあとは満足するのか、動きが極端に鈍くなる… 累積標高と歩行時間を考え三瓶一周を自分のペースで、ご褒美の飯の前にキツイところをクリアしてしまおうと東の原より時計周りの馬の前に人参ならぬ 『爺ィの前に昼飯』作戦でいくと結論づけた。 当日、向かう途中で降り出した雨。雨でも登る?と部長の問いに 「これも経験ですから」と返す爺ィ。 わざわざこんな寒い日に経験しなくても… 今日の昼飯は温かい雑炊。これにテンションMAXの爺ィ、上で食べる飯への執着はすごい。 駐車場につくと雪化粧をした女三瓶が目に入りテンション上がる部長だが、冷静になるとこれは雨より条件が厳しい…登る?の問いに 「行きましょうよ」と爺ィ。 コイツも雪景色にテンション上がったようだ。 2人ともまだまだ子供である。 とりあえず大平山まで登り、その先の判断をすることとし登山開始。 リフト終点までは風も無く、サクッサクッと2人の雪を踏む音だけが森に響く。 大平山に問題無く到着し辺りを見ると男、孫はガスの中、女、子ははっきり見える。 この先足を進めるとすると急登の連続… ふと頭をよぎる『八甲田山 死の彷徨』 慣れない足取りに雪道…どうする?爺ィに問うと 「行っちゃいましょうよ」と軽い受け答え。 コイツは体は重いのに言葉は軽い。 ガスにまかれた孫に突入する。 登りに差し掛かると慎重に足場を確かめながらゆっくり高度を稼ぐ爺ィ。ここである異変に気付く。過去あれだけ休憩を要求した爺ィからその言葉がない。自分のペースで歩くことが功を奏したのか、寒さのためか爺ィだけに最早ハルンケアが必要なレベルの小雉子はあるもののマイペースで淡々と進む。 孫と子を登り終え、爺ィ曰く『壁』に挑む。 さすがにここはキツイのか、何度か足を止め呼吸を整えながらさらに慎重に頂きを目指す。 頂上が見えた。 疲れたであろう、最後の階段で爺ィらしさを見せ、登るのを躊躇したが頂上に到着。 さぁ飯ダァ〜と足早に避難小屋に駆け込む。 カップ麺を食べるも足りず、湯煎時間が待てずに冷たい雑炊を2つ飲み込む。 腹も膨らみ最後の女三瓶を目指す。 道中、女三瓶の頂上は行かなくてもいいよと伝えたが、展望デッキで写真を撮っている隙に女三瓶の頂きへ自ら登る爺ィ。 リフトまで下り、頑張ったなぁ、キツかったらリフトで下りていいよとネタ作りの誘い水を差し出したが 「ここまで来てリフトで下りたら何書かれるかわかりませんから」と爺ィ。 登山だけでなく、部長の心まで読み切るスキルも身につけたようだ。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。