西銀座ダイヤモンドコース(槍なし)のはずが・・・

2014.08.14(木) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 37
休憩時間
22
距離
6.4 km
のぼり / くだり
975 / 42 m
1 36
3 40
DAY 2
合計時間
11 時間 4
休憩時間
1 時間 37
距離
18.0 km
のぼり / くだり
1222 / 1188 m
19
5
1 52
26
2 32
42
40
1 20
3
36

活動詳細

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お盆の休みを利用して、この期間にしか行けな北アルプス西銀座ダイヤモンドコースを歩きに行きました。のはずが・・・。折立~薬師平キャンプ場~太郎山~北ノ俣岳~黒部五郎・・・・新穂高に下山する3泊4日の山旅に心ウキウキ歩き始めました。 折立からの太郎小屋までの登りは、多少のガレた所はありますが、歩き易い道です。ただ、太郎小山までほとんど登りだけ、標高差1,000mの道で辛いです。木道が出できたらそろそろ太郎小屋です。着いたらご褒美の生ビールで乾杯、幸せ! 1日目の宿泊地薬師峠キャンプ場は、小屋から15分程下った場所にあります。石と砂のグランドであまり平な所は少ないですが、水は美味くて豊富。過ぎる?水場では衣服が濡れます。何故か?想像のお任せします。トイレは超キレイです!その日の夜は雨が降ったり止んだりでした。何故か明治大学のテントを張ってる早稲田のサークルの学生さん達や、ドイツ人カップルの方と、しばし会話を楽しみ就寝しました。 2日目はテン場から小屋の前を通って黒部五郎岳方面に向かいます。雲の平方面との道を分け、直に太郎山山頂の分岐から頂上に。まだこの頃は有峰湖も眼下に見え、この後の苦行は想像だにしませんでした。太郎山を過ぎた頃から小雨が降り出し、吹きさらしの北ノ俣岳頂上では猛烈な雨風となり、さらに黒部五郎への登りでは凄まじい雨と風で、2,700m付近(高度計)まで登りましたが、あと少しの所で勇気ある撤退を決意しました!敗退です!太郎小屋に戻る決意をしましたが、登山道は濁流と化し、行くも地獄、戻るも地獄となりました。 小屋はテント場から避難する人や、行き場の無くなった人で混雑していましたが、布団1枚に2人の寝床は確保で きました。あったかい布団(寝る時は暑かった)に衣服を乾かす乾燥室と、山小屋は助かりますね。 3日目は折立に下山する事にしましたが、またまた雨で登山道は川です。大勢の方が下山をされたようでしたが、ほんと、皆さん良く歩きますよね。 折立に着きましたが、富山へのバスが、林道の通行止めでいつ来るか分からないとの事。登山口が人で溢れたため、有峰記念館に県の車で移動させていただきました。その後バスは開通しました。一時は孤立状態でしたね。県の方ご苦労様でした。 ほんとに凄まじい、色々な体験ができた山旅でした。(本音・・・あーしんどー、つかれたー) 追伸 自宅に戻ってから知ったのですが、太郎小屋~黒部五郎岳間にある赤木岳付近で遭難があったんですね。しかも、小屋で3人のグループのうちの1人の方が、小屋の方と話されてるの聞きました。その後救助されたらしいので良かったー。他人事ではありませんからね。

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