どマイナールート?年末恒例、鉢巻山縦走。

2015.12.01(火) 日帰り

活動データ

タイム

07:04

距離

13.9km

のぼり

998m

くだり

997m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 4
休憩時間
41
距離
13.9 km
のぼり / くだり
998 / 997 m
55
1 46
37
14
46
1 22

活動詳細

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ヤブが少なくなる季節になると、恋しくなるのがあきひさ100名山に 数えられる雲仙山系、鉢巻山と吾妻岳の縦走です。 標高1000メートルにも満たない低山とはいえ、過去2回ひどいヤブ漕ぎで エライ目にあった恐ろしい山です。 長崎県内の人でもハァ?鉢巻山?って顔をする、あの鉢巻山と 吾妻岳?なんか聞いたことはあるかなー?って顔をする、あの吾妻岳を 縦走する超マイナーなルートに加えて、今回は鳥甲山まで一気に縦走して しまおうという計画です。 地図を見てみると、千々石断層に沿って鉢巻山、吾妻岳、鳥甲山と みごとな稜線が延びています。これを見て歩いてみたいと思わない 人はいないでしょう!鉢巻山から吾妻岳は歩いたことのあるルートですが そこから先の鳥甲山まではルートもないし、ネットで探しても記録もない。 まったくの未知のルートです。 結果から報告すると、吾妻岳から鳥甲山へ稜線を歩くことはムリでした。 不可能でした。ヤブでした。崖でした。諦めました(笑 例年になく吾妻岳までは、ルートを見失うことなく順調な山行でした。 いつもなら鉢巻山からコルへ下り始めると、すぐにルートを見失い ヤブを漕ぐハメになるのですが、僕も大人になったんですなー(о´∀`о) 去年までは舌なめずりしてヤブに突っ込んで言ったのですが、今年は 冷静にルートを見つけ出して慎重に前進しました。大人の登山です。 しかし、ここからがキビしかった! 吾妻岳山頂からルートを西に延びる稜線を歩くべく、コンパスをセットして イザ!縦走!と道なき道へ飛び込んだのですが、1時間かけて100メートルも 進めずあえなく敗退。 尾根の南側は木々の隙間に身体をねじ込んで進むような強烈なヤブでまったく進めず 諦めて尾根の北側をさぐると、30メートル程の崖になっています。 ロープをつかって降りても、そこから先へ進める保証もない。 しばらくロープなしで降りれる場所を探してみたけど、巻いて降りるところも見つかりません。 もうすぐ14時。明るいうちに帰るには、決断の時です。 引き返そう。 登山道から田代原キャンプ場へ降りる決断をしました。 そしてロードを歩いて鳥甲山に登って帰ろう! キャンプ場から1.5キロ、ロードを歩き鳥甲山の登山口のある鳥居につきました。 ここで携帯の電源を入れて、念のためにアプリでルートの確認をします。 地形図に鳥甲山のルート記載はありません。 ネットで情報収集してみると あれ・・・ ここは登山口じゃないの・・・? なんと!登山口は鳥居から道路をさらに3キロ程の距離にある 現在の地点からお山の反対側にあるんですか! がっくりして考えます。ムリだ・・・ 僕は田中ヨウキじゃないんだ・・・ 暗くなる前に帰らなきゃご飯抜きの刑がまっている。 そんな訳で、万里の長城まで九州自然歩道をつかって帰りました。 鳥甲山は、そのうち登るとして問題は縦走ルート。 逆側から入山して、尾根の西側を散策してみるのも悪くないなーと 夕日を見ながらニヤニヤしているのが最後の写真です(・∀・) 身近にある冒険!たまりませんなー!

雲仙岳・普賢岳・絹笠山 鉢巻山の登山口のある、牧場の里あづまは大きな風力発電が目印です。
鉢巻山の登山口のある、牧場の里あづまは大きな風力発電が目印です。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 今日は万が一の事も考えて、お助けセットもザックへ忍ばせます。
今日は万が一の事も考えて、お助けセットもザックへ忍ばせます。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 牧場の里あづま名物、万里の長城。秦の始皇帝が作りました(嘘)。
牧場の里あづま名物、万里の長城。秦の始皇帝が作りました(嘘)。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 その万里の長城を鉢巻山にむかって歩き始めます。
その万里の長城を鉢巻山にむかって歩き始めます。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 正面に見えるのが鉢巻山。その山頂まで万里の長城が続きます(嘘)。
正面に見えるのが鉢巻山。その山頂まで万里の長城が続きます(嘘)。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 ランチのテイクアウト達。今日はカップメン持参のため遠慮します。
ランチのテイクアウト達。今日はカップメン持参のため遠慮します。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 あら!長城が終わった・・・
あら!長城が終わった・・・
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 猪さんのマイホーム。外出中のようですなー。
猪さんのマイホーム。外出中のようですなー。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 山頂近く。大きな岩を巻いて登ります。
山頂近く。大きな岩を巻いて登ります。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 山頂近くの展望岩から。左の山頂が平らな山が吾妻岳、正面が九千部岳。その奥に平成新山が見えます。
山頂近くの展望岩から。左の山頂が平らな山が吾妻岳、正面が九千部岳。その奥に平成新山が見えます。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 登ってきた稜線を振り返ります。まるで地図を眺める様に島原半島の首根っこを俯瞰することができます。すばらしい!
登ってきた稜線を振り返ります。まるで地図を眺める様に島原半島の首根っこを俯瞰することができます。すばらしい!
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 山頂カウントダウン。
山頂カウントダウン。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 鉢巻山山頂です。展望はゼロ。
鉢巻山山頂です。展望はゼロ。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 こっから吾妻岳までは慎重にルートを確認します。毎年、ひどいヤブ漕ぎなのです。
こっから吾妻岳までは慎重にルートを確認します。毎年、ひどいヤブ漕ぎなのです。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 この特徴的な木までは毎年くるのですが、ここからが・・・
この特徴的な木までは毎年くるのですが、ここからが・・・
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 鉢巻山と吾妻岳のコルに無事到着しました。
鉢巻山と吾妻岳のコルに無事到着しました。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 いきなり椿の花が散らばってると思ったら・・・
いきなり椿の花が散らばってると思ったら・・・
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 あきらかに何者かが住んでいそうな岩穴が・・・もしもーし・・・誰もいない・・・
あきらかに何者かが住んでいそうな岩穴が・・・もしもーし・・・誰もいない・・・
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 吾妻岳が近づいてきました!
吾妻岳が近づいてきました!
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 近くでマジマジとみるとデッカイ岩がたくさんあってスゴイや!
近くでマジマジとみるとデッカイ岩がたくさんあってスゴイや!
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 毎回苦しめられるトラップです。
毎回苦しめられるトラップです。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 偽ピーク。
偽ピーク。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 振り返ると鉢巻山が遠くなってます。
振り返ると鉢巻山が遠くなってます。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 吾妻岳下の吾妻観菩薩さま。山頂に行く前に寄り道して手を合わせます。
吾妻岳下の吾妻観菩薩さま。山頂に行く前に寄り道して手を合わせます。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 千々石断層を歩いているのです。
千々石断層を歩いているのです。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 吾妻岳山頂。ここも展望ゼロです。
吾妻岳山頂。ここも展望ゼロです。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 トムヤムクン。カライ!スープを飲み干すのがつらい(T△T)
トムヤムクン。カライ!スープを飲み干すのがつらい(T△T)
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 吾妻岳から稜線を歩こうと試みるがやぶやぶやぶやぶ・・・
吾妻岳から稜線を歩こうと試みるがやぶやぶやぶやぶ・・・
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 稜線の南側は身動きが取れないほどのヤブ。
稜線の南側は身動きが取れないほどのヤブ。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 稜線の北側はフカフカの苔むした岩場で30メートルほどの崖。前進を諦めます。
稜線の北側はフカフカの苔むした岩場で30メートルほどの崖。前進を諦めます。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 吾妻岳から731ピークを踏んで鳥甲岳へ行きたかったんだけどこりゃムリっす!
吾妻岳から731ピークを踏んで鳥甲岳へ行きたかったんだけどこりゃムリっす!
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 引き返して登山道を素直に下山しました。
引き返して登山道を素直に下山しました。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 ズルズルなガレ場を下ります。
ズルズルなガレ場を下ります。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 田代原キャンプ場に到着です。
田代原キャンプ場に到着です。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 一番右が鳥甲山。中央が731ピーク。
一番右が鳥甲山。中央が731ピーク。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 ここが鳥甲山の登山口と思ってたけど・・・違うんかい!!
ここが鳥甲山の登山口と思ってたけど・・・違うんかい!!
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 とぼとぼ引き返します。
とぼとぼ引き返します。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 九州自然歩道はいい景色です。九千部岳を眺めながら帰ります。
九州自然歩道はいい景色です。九千部岳を眺めながら帰ります。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 帰ってきました万里の長城。
帰ってきました万里の長城。
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 よくもこんな無駄なもの・・・いやいや、外敵から領地を守る知恵ですな!
よくもこんな無駄なもの・・・いやいや、外敵から領地を守る知恵ですな!
雲仙岳・普賢岳・絹笠山 無事に帰ってこれて満足げに夕日を眺めるあきひさでした。山で出会った、あい棒と一緒に。しっくり手に馴染み使い心地抜群でした。早期の商品化を望む。
無事に帰ってこれて満足げに夕日を眺めるあきひさでした。山で出会った、あい棒と一緒に。しっくり手に馴染み使い心地抜群でした。早期の商品化を望む。

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