活動データ
タイム
07:04
距離
13.9km
のぼり
998m
くだり
997m
活動詳細
すべて見るヤブが少なくなる季節になると、恋しくなるのがあきひさ100名山に 数えられる雲仙山系、鉢巻山と吾妻岳の縦走です。 標高1000メートルにも満たない低山とはいえ、過去2回ひどいヤブ漕ぎで エライ目にあった恐ろしい山です。 長崎県内の人でもハァ?鉢巻山?って顔をする、あの鉢巻山と 吾妻岳?なんか聞いたことはあるかなー?って顔をする、あの吾妻岳を 縦走する超マイナーなルートに加えて、今回は鳥甲山まで一気に縦走して しまおうという計画です。 地図を見てみると、千々石断層に沿って鉢巻山、吾妻岳、鳥甲山と みごとな稜線が延びています。これを見て歩いてみたいと思わない 人はいないでしょう!鉢巻山から吾妻岳は歩いたことのあるルートですが そこから先の鳥甲山まではルートもないし、ネットで探しても記録もない。 まったくの未知のルートです。 結果から報告すると、吾妻岳から鳥甲山へ稜線を歩くことはムリでした。 不可能でした。ヤブでした。崖でした。諦めました(笑 例年になく吾妻岳までは、ルートを見失うことなく順調な山行でした。 いつもなら鉢巻山からコルへ下り始めると、すぐにルートを見失い ヤブを漕ぐハメになるのですが、僕も大人になったんですなー(о´∀`о) 去年までは舌なめずりしてヤブに突っ込んで言ったのですが、今年は 冷静にルートを見つけ出して慎重に前進しました。大人の登山です。 しかし、ここからがキビしかった! 吾妻岳山頂からルートを西に延びる稜線を歩くべく、コンパスをセットして イザ!縦走!と道なき道へ飛び込んだのですが、1時間かけて100メートルも 進めずあえなく敗退。 尾根の南側は木々の隙間に身体をねじ込んで進むような強烈なヤブでまったく進めず 諦めて尾根の北側をさぐると、30メートル程の崖になっています。 ロープをつかって降りても、そこから先へ進める保証もない。 しばらくロープなしで降りれる場所を探してみたけど、巻いて降りるところも見つかりません。 もうすぐ14時。明るいうちに帰るには、決断の時です。 引き返そう。 登山道から田代原キャンプ場へ降りる決断をしました。 そしてロードを歩いて鳥甲山に登って帰ろう! キャンプ場から1.5キロ、ロードを歩き鳥甲山の登山口のある鳥居につきました。 ここで携帯の電源を入れて、念のためにアプリでルートの確認をします。 地形図に鳥甲山のルート記載はありません。 ネットで情報収集してみると あれ・・・ ここは登山口じゃないの・・・? なんと!登山口は鳥居から道路をさらに3キロ程の距離にある 現在の地点からお山の反対側にあるんですか! がっくりして考えます。ムリだ・・・ 僕は田中ヨウキじゃないんだ・・・ 暗くなる前に帰らなきゃご飯抜きの刑がまっている。 そんな訳で、万里の長城まで九州自然歩道をつかって帰りました。 鳥甲山は、そのうち登るとして問題は縦走ルート。 逆側から入山して、尾根の西側を散策してみるのも悪くないなーと 夕日を見ながらニヤニヤしているのが最後の写真です(・∀・) 身近にある冒険!たまりませんなー!
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