雷雨に苦しめられた梅雨の槍ヶ岳

2018.06.29(金) 2 DAYS

注意情報

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チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 12
休憩時間
23
距離
20.1 km
のぼり / くだり
1807 / 457 m
DAY 2
合計時間
9 時間 43
休憩時間
1 時間 50
距離
21.8 km
のぼり / くだり
657 / 2025 m

活動詳細

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6末の梅雨ど真ん中に槍ヶ岳に登ってきました。 毎年この時期に槍ヶ岳に登っていますが、過去最悪の天気となってしまいました。 1日目、徳沢園を出たとたんに土砂降りになり、ルートは崩れて崩壊していたり、増水していたり。 挙句のあてに谷のど真ん中を登っているときに激しい雷雨。生きた心地がしなかったです。 雷雨は一晩中続き、テント泊だったため外からフラッシュをたかれたと思ったら轟音とともに地響き。 何度も起こされました。 雨は2日目の朝4時過ぎまで続き、登頂は無理か、とも思いましたが、どうにか5時にはあがり、何とか登頂することができました。 しかし、一晩中続いた豪雨によりテントは水没、戦意喪失もとい心が折れ、 結果、当初は2泊3日で槍ヶ岳と蝶ヶ岳を登る計画でいましたが、槍ヶ岳のみとなりました。 以下、ルート状況等です。 ■ル―ト状況 ・上高地~横尾 上高地~明神館の間で1か所、遊歩道が崩れている箇所があり、巻き道が作られています。 GWの時からですが、今は板が張られておりより歩きやすいように整備されています。 明神館はお手洗いが現在使えません。 ホテル(?)でお手洗いを貸し出しているようですが1回200円です。 明神橋を渡ったところに仮設トイレが設置されているようです。 徳沢から横尾への遊歩道途中、新村橋を渡っての対岸ルートは梓川の増水のせいか、崩壊している箇所があります。 ・横尾~槍沢ロッジ 一ノ俣と二ノ俣の間にある通称「大崩れ」。普段から落石危険地帯ですが、思いっきり崩れていて危険な状態でした。 帰りの6/30には復旧されていました(感謝)が、大雨の跡は怖いです。 ・槍沢ロッジ~殺生ヒュッテ 水場は槍沢ロッジとババ平にあります。 残雪はババ平を過ぎるとちょくちょく出てきます。 滑ると雪渓側へ落っこちる可能性があるので、心配な方は軽アイゼンがあると良いと思います。 グリーンバンド手前で増水がひどい個所がありました。 登山道がまさに川のようになっていました。 グリーンバンドからちょくちょく残雪がありますが、ノーアイゼンでも通過できました。 一か所トラバースする箇所も慎重に渡れば何とかノーアイゼンで行ける状態でした。 なお6/30にはヒュッテのスタッフさんが雪を切ってくれていたため、安全にわたることができました。 坊主の岩小屋から殺生ヒュッテまでも雪渓が残雪がありました。 所々氷が露出しているため注意が必要でした。 ・殺生ヒュッテ~槍ヶ岳山荘(肩の小屋) 残雪はなく、夏道です。 ・槍ヶ岳山荘~槍ヶ岳山頂 危ない個所にはしっかりと鎖が架けられており、ルートはしっかり整備されています。 個人的には危険と感じるところはありませんでした。(感覚がマヒしていなければ...。) また、雨や霧で濡れていましたが、乾いている時より滑り難い様にも感じました。 ■設備など ・水場 横尾、槍沢ロッジ、ババ平にそのまま飲用できる水場があります。 殺生ヒュッテは天水のため煮沸が必要です。 槍ヶ岳山荘も天水かと。 ・お手洗い 水場と同様です。 ・電波 槍沢ロッジ:docomo ○ 殺生ヒュッテ、槍ヶ岳山荘:docomo △、au:○ ※北アルプスはdocomoよりauが強いです。 ■天場の込み具合 6/29(木):殺生ヒュッテ、槍ヶ岳山荘共にガラガラでした。     殺生ヒュッテ前に貼っていたのは私だけ...。

活動の装備

  • モンベル(mont-bell)
    マイティドーム1
  • モンベル(mont-bell)
    ダウンハガー900
  • ガーミン(Garmin)
    GPSmap64SJ
  • サーマレスト(THERMAREST)
    Zライトソル
  • モンベル(mont-bell)
    GORE-TEX アルパインスパッツ
  • プリムス(PRIMUS)
    115フェムトストーブ
  • スノーピーク(snow peak)
    ソロセットチタン

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