活動データ
タイム
03:51
距離
5.5km
のぼり
710m
くだり
712m
活動詳細
すべて見る昨日は飯田市でも初雪となりました。舞った程度で積雪にはなりませんでしたが。 しかし近くの山は上の方が白くなっています。 今週は何処の山に登ろうかと、いくつか候補を考えていましたが、雪がなさそうな南へ向かう事にしました。 熊伏山は 日本三百名山であり、信州百名山の最南部の山になります。 山蛭が多いと言う情報があり、行くなら寒くなってからにしようと考えていた山です。 登山口は、長野県と静岡県の境の青崩峠と天竜村平岡の2か所にあります。 今回は、多くの方が登られる青崩峠のルートで登る事にしました。 8時に家を出発 矢筈トンネルを使いR152へ、このまま行ければいいのですが、長野県側のR152が青崩峠のかなり手前で通行止めになっているので、県道で兵越峠を越え静岡県側のR152へ回り込みます。峠近辺は車道に雪が積もっていたので、冬タイヤやチェーンが必要でした。 10時 駐車場到着 駐車場には、すでに5台ほどあり、準備をしている人や、すでに出発したらしい車があります。 それなりに人気がある山のようです。 10時15分 出発です。 駐車場すぐ上に、塩の道と書かれた石碑があります。遠州灘から青崩峠までさらには諏訪まで続く塩の道です。 石碑のすぐ横に塩の道の入口があり、杉林の中を石畳の道が続いています。 しばらく行くと、信玄の腰掛岩があります。京への上洛を目指した武田信玄が、青崩峠を越え、対峙する徳川家康との戦いの場、三方ヶ原に向かう途中腰掛けたと伝えられているそうです。 また少し行くと、建次屋敷跡と言う場所があります。ここには、秋葉街道が盛んに往来があった頃 茶屋があり、かなり貯め込んでいるのを見た盗賊が、茶屋を襲ったという。なんだか中途半端な物語がかいてあります。 10時30分 青崩峠到着 ここには、休憩スペースと青崩峠の案内板(旧水窪町設置)とお地蔵さま、静岡県史跡の立派な石碑があります。 ここを真っ直ぐ行き下ると、長野県になります。 静岡県史跡の石碑の横に登山道入口があり、ここを登って行きます。 道の雪はそんなに多くなく滑ることもまだありません。 右側に青崩れの崩落地を見ながら、登って行きます。 途中からかなりの急登にかわり、高度を一気に上げて行きます。 11時20分 反射板到着 少し広いスペースにあり、視界も開け南アルプス最南部に続く山々が見えています。 雪も少し増え、3cm程度あります。 急登を少し登ると、比較的なだらかな尾根になります。 また少し登ると景色は一変、そこからは真っ白な樹氷の世界です。 あまりの美しさに、心踊り、沢山の写真を撮りながらゆっくりと登って行きます。 12時 前熊伏山に到着 積雪は10cm弱、サラサラのパウダースノー、アイゼン無しでも意外と滑らないですね。 12時20分 熊伏山 頂上 1653m 到着 積雪は10cm位です。 頂上からの展望は、南アルプス最南部が見えるはずですが、高い所が雲に覆われてしまい、今日は見る事が出来ませんでした。 今日は初の雪上ランチです。白く輝く樹氷をみながらのカップ麺、何時もとは一味違います。 しかし寒い、食事の間手袋を外していたので手が凍えてしまいました。長居は出来ないので急いで撤収。 13時 下山開始 頂上に先着された方や、後から来た方も、登りはアイゼン無しで来られ、下りはアイゼンを着けて行かれました。 実は今日はアイゼンなしです。買って準備はしてあったのですが、まさか熊伏山でここまで積雪があるとは思わす持って来ていません。 何時もより慎重に下る事で対処して下山しました。 14時10分 駐車場着 無事下山できました。 今回の山行は、雪を避けて南へ向かったのですが、まさかの銀世界でした。 この時期、アイゼンは持っていなくてはならないアイテムのようです。 次回の山行にはザックに入れて行く事にします。
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