活動データ
タイム
24:18
距離
29.6km
のぼり
3188m
くだり
3186m
活動詳細
すべて見る※先に注意です。鋸岳は体力や技術があっても攻略が難しく危険なルートです。登山口にある看板に従い、不用意に入らないようお願いします。 南アルプスのグレーディング表で唯一のE難易度、行きたいと思っていた鋸岳にやっと行って来ました(^_^;) 角兵衛沢出合いまででまず一度ミスを犯しました。道を間違え、1度で良いはずの渡渉を2回やる事になりました。太腿まで水に浸かる状況の激しい流れの川は流される怖さとの戦いでした(汗) 4時間近い時間をかけて角兵衛沢に到着。まずは不明瞭な樹林帯です。テープとGPSを確認しながらここは順調に進めました。 第1高点まであと半分、角兵衛のコルに入ります。ここから地獄が始まります。標高1500m付近から終わりの見えないガレ場をひたすら登ります。不明瞭でルートがわからない状態の中で、崩れ落ちる足場と戦いやっと第1高点に着いたのはスタートから9時間後でした(汗) 二つ目のミス、時間計算を誤りこの時点で目的の小屋まで行けない事は確定しました。小屋にキャンセルの連絡をいれ、時間はギリギリでしたが第2高点の先にある六合目小屋で進み、そこでビバークする事にしました。 遅い昼食を食べて更なる困難と戦います。まずは小ギャップです。ここは10mほど降下してから20mほど鎖で登るかなり危険な場所です。サポートの為、先にgenkiさんを行かせました。下から見ていてかなりヒヤヒヤしました(汗) 鹿の窓手前で切れた岩場のトラバースに入ります。鹿の窓までの降り方がわかりにくくロープを使い降下しました。 鹿の窓は名前と裏腹にかなり危険です。30m以上の崖を鎖だけで降下します。かなり長い時間ぶら下がるので腕がかなり疲れます。降りたところは危険なガレ場で大ギャップと言われる場所です。崩れる崖のトラバースなどの恐怖と戦いながら第2高点を目指します。 迷いながらもなんとか第2高点に到着。ここまで来られた喜びを感じていたいですが、小屋までの時間を考えてすぐに移動します。 最後はヘッドライトになりましたが、なんとか六合目避難小屋に着きました(^_^;) 2日目は甲斐駒ヶ岳の山頂を経由して北沢峠に降ります。 出発前に水場に寄りました。ミネラルが豊富で最高に美味しい水でした(^-^) 13時10分のバスに乗る為、降りは巻いて行きます。駒津峠から北沢峠までの区間で40分時間を短縮しました(汗) バスは戸台大橋で下車し、最後は戸台川の駐車場まで歩きました。 今回は色々と調べて挑戦したはずでしたが、計算違いが多い登山でした。鋸岳は色々な経験が出来て素晴らしい山ですが、しばらくの間は登りたくないですね(^_^;)
メンバー
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