「行くな」と止めたアサギマダラに感謝。

　今日の予約の仕事が水害の影響でキャンセルや延期に。最近何があるかわからないから山の格好で出勤するようになったのをいいことに「では今日はお暇致します💕」 　職場からいつも眺めてる宝満山へ久しぶりにお邪魔した。 　正面道から入り河原谷コースで昭和の森キャンプ場へ出て宇美駅まで歩こうかと考えた。しかし何となくイヤーな予感。先日からの大雨の後、●●谷とつくコースは大丈夫なのか。元々沢沿いにある道が大雨に見舞われたら道も水流の後も区別がつかないのでは？更に、下りに歩いたら道迷いしないか？（私は河原谷コースを下って迷う確率が高い） 　行けるだけ行こうと正面道を大汗かいて登る。てつ人さんが直してくれた100段ガンギに手を合わせながら歩く。 　そして仏頂山過ぎたところでフワっと舞う蝶・・・・「アサギマダラ」だった。 　河原谷との分岐でとりあえずお昼に。まさかこないだろうと思ってたのに河原谷コースから男性が登ってきた！！増水してないか、道が崩れてないか聞いたら「いつもと変わらんよ。」とのこと。ならば、下ってみるかとお昼ご飯を済ませようとしたら・・・。 　その男性の周囲にアサギマダラがふわふわ舞っていた。これは予告だったのだろうか。 　雨上がりの沢沿いの道を上から見ると本来の道以外に道が沢山があるように見える。方角をしっかり定めないと下りだからどこに行ってしまうかもわからない。そして難所が滝の分岐付近で完全に道が見えなくなった。標識はあるのだが先が全く見えない。コンパスと地図も今日は持っていませんでした。これ以上進むのは危険かなと判断。その時男性の周りにフワフワ舞っていたアサギマダラを思い出した。あれは行くなって言ってたんだ！きっと。 　来た道を戻った。 　とりあえず私は無事に下山できたことに感謝。